Akitsu onsen (1962)

岡田茉莉子の映画出演百本記念として製作された「秋津温泉」。共演は長門裕之。この人は当時、本当にスターだったのね、との認識を新たにする。成瀬「浮雲」同様のグダグダ路線で、何でこれがわざわざ記念の映画なんだよ、という印象がなきにしもあらずだが、カメラ(成島東一郎)がいい。とくに上の写真シーンは素晴らしい。そして岡田茉莉子の年を重ねてダメダメになっていく演技がスゴイ、これが当時29歳。長門のキレのないセリフとの対比で岡田の良さが際立つようになってる。監督の吉田喜重はこの作品から2年後に結婚してるから、撮影当時はそれこそ気持ちいっぱいで取り組んでたんだろうなあ。

on the beach

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気になる逗子のブラジル風、海の家でイベントがあるというので、次男を連れて出かけてみた。が、昨日までの暑さとは打って変ってすっかり涼しい風の吹く逗子海岸、おまけに雨まで降ってきた。次男は砂山を作って存分に楽しんだし、喘息気味ということもあり、結局イベント開始前にもかかわらず引き上げてしまった。それにしても店の前にはブラジル人と思しき人たちが、老若男女たくさん集まって、ポルトガル語がフツーに飛び交ってたのが印象的。

海上ではウィンド・サーファーたちがたくさん風を受けているのを見ながら、海というのは波音以外は全体に静かなんだなあ、とあらためて思う。普段住んでいるところも東京にしては十分静かなのだが、ときおり電車の通過する音や緊急車両の鳴らすサイレン、リサイクルを呼びかける回収業者などの宣伝文句があらゆる方向から聞こえてくる。ところが、ビーチに座っていると、周りではしゃぐ若者たちの声のほか、海の方向からはほとんど音がない、ような気がした。はじめてベニスにいったときにも感じたのは、東京にいると必ず聞こえていた自動車の音がまるっきりなく、ものすごく静かな場所なんだなという印象だったのを思い出した。

逗子海岸沿いに自動車道路が走っているので、もちろんその方角からは騒音が聞こえてくるし、若者たちの楽しそうな声、DJのかけてる音楽など、さまざまな音がやって来る。ただ海の方角からはしずかな波音だけなのだ。4方向のうち1方向だけが静か。それがいっそう静穏感を高める。

それにしても新宿湘南ラインがずいぶんと便利だった。ビール飲んでいようが、居眠りしてようが、運んでくれる電車は本当に楽チンだ。

lunch delivery

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午前中、次男を連れて長男のサッカー練習に弁当届けに行く。昨日久しぶりに練習に行った長男は、今朝起きると体のあちこちに筋肉痛を訴えていたが、真夏の太陽が照りつける校庭で楽しそうにプレーしてた。

lukewarm beer

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夜勤明けの帰り道にビールを買って、家に着いて飲んでみたらすっかりぬるくなってた。これが猛暑の味なのか。四方田犬彦の「アジアのなかの日本映画」を読みつつ昼寝。最近は日本映画が面白い。以前読みきれなかったので再度借り出し中なのだ。先日、鈴木清順監督「河内カルメン」をみて、野川由美子の堂に入った演技に感心させられた。溝口健二の「赤線地帯」も面白かったし。しっかし昔のスターが持ってたオーラは、いまのタレントとは比較にならない。小金井のレンタルショップでも最近は日本映画のラインナップが充実してきているので、少しずつだが見ていきたい。

stop reading

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お盆のシーズンなので、職場の近くの立ち食いソバ屋も営業開始時間が遅くなっていた。通りも、本屋も電車も心なしか人が少ない。季節感を感じられるいいことだなあ。朦朧としながら帰りの電車で「楽園への道」リローデッド。しかし、だめかも・・・いまの私には早すぎるのかもしれない。単調でドロドロな内容、体の具合が悪くなる一方のポール・ゴーギャンと、活動家として行き詰るフローラ・トリスタン。交錯してるとふたりの人生といえば、そうなのかもしれんが、展開の幅がわたしには物足りない。南の島や南米、ヨーロッパ各地が舞台なんだけど不思議とモノトーンな印象。ゴーギャンの絵とか人生に疎いとダメなのか。語り口はユニークだが、もう少し明るい、笑えるポイントがあったらなあ。どうせドロドロなんだったら真景累ヶ淵の方が今のわたしにはフィットする。降車駅の5つくらい前で本を閉じると、明るすぎる青空を眺め、アクビしながらボーっと電車に揺られてた。

various pool

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遊びに来てる甥っ子と長男次男とともに昭和記念公園レインボープールへ。ピーク・シーズンということもあり、入場券を購入するまで20分もかかった。流されるプール、ささやかな波のプール、行列のできるウォータースライダーなど、そのほかいくつもプールがあって、まわりにはさまざまな食べ物を提供する店が並んでいる。おにぎり持参だったので、デザートだけ買う。わたしと甥っ子はクレープを食す。四半世紀ぶりくらいだと思う。マリオンクレープという店で、結構うまかったなあ?「あずきスペシャル」。子どもたちはカキ氷、シロップかけ放題。午前中は曇り空でそれほど暑くなかったのに、午後からはすっかり快晴となり4時間くらいの滞在ですっかり日焼け。そろそろヒリヒリしはじめている。太陽エネルギーたくさん浴びました。

reading, wathcing, drinking

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デヴィッド・マドセン「カニバリストの告白」は図書館の新刊コーナーで偶然手にとって読んだ本。タイトルからも想像できるとおり、内容的に誰でも楽しめるというわけではないが、「羊たちの沈黙」とかあの手が好きな人にはいいかも。私の場合「巨匠とマルガリータ」と併読だった影響もあり、小粒感は否めなかったなあ。どんどん先を読みたくなるストーリーなんだけど。基本的には主人公の半生を振り返る回顧録の形をとっており、そこに精神科医の診断レポートが差し挟まれるという構成。この形式も「巨マル」とどことなくカブっており、「カニ告」だけ読めば楽しかったかもしれない。

最近のオリンピック中継を見ていると、日本人選手の動向は本当に良く分かるのだが、予想(期待)に反して早々にステージから我が国代表が姿を消してしまうと、その競技では、いったい誰が金メダルを獲得したのかということが、しばらくニュースを見てても分からないことが多い。なんだかなあと思ってたら、サッカー実況では日本のナンバー1、倉敷保雄アナウンサーのインタビューを見てわが意を得たりとヒザを打った次第、さすがクラッキー。

桜新町サザエさん通り入り口にある桑名屋酒店は若主人になってから明らかに店の志向が変わって楽しい店になった。とくに廉価なシャンパン、ワイン、最近では焼酎などについても酒好き心をくすぐるラインナップを揃えて飽きさせない。ビールの種類も多いのだけけど、割高感がぬぐえないのだけが残念。これは税金の影響なのか?今回は甥っ子の1歳の誕生日にかこつけてシャンパンと写真の焼酎を買った。そしてこのプランクトン大量発生みたいな名前の焼酎が旨かった。かなり濃い芋。それほど入荷数がないらしいが覚えておこう。

Bulgakov

Bulgakov

ブルガーコフ、キターっ。「巨匠とマルガリータ」。オモロかったなあ。生前はほとんど評価されなかったロシアの作家で、1940年に亡くなった彼の最高傑作が出版されたのは没後30年以上経ってから。それで、この内容かよ!ファンキーすぎるぜっ。文学界のジョージ・クリントンと呼ばせてもらおう。ちなみにミック・ジャガーは、恋人からこの作品を勧められ、「悪魔を憐れむ歌」を作ったらしい。池澤夏樹個人編集の世界文学全集あなどれじ。

data mining

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マイPCのパーツ構成変更によって、常時接続されなくなっていたHDDたちを現役復帰させるために、最大4台までの(SATAではなく)IDE接続の内蔵型HDDを収容して、パラとしても、また単一のディスクとしてもUSBで外部大型記憶装置として接続できるパーツを見つけたので、これ幸いと購入。

Data Bank SDB4U

これまでは一度に一台のHDDをUSB接続してPC起動と同時に読み込ませないと使えなかったのが、常時接続で3台のボリュームを簡単に扱えるようになった。640GBくらいのHDDが買えてしまう値段だけれど、これまで棚の肥やしになっていたデータがいつでもアクセスできるようになったのはありがたい。ケースもよく出来ていて、音も静かだと思う。とはいえこのシーズンはエアコンを使用しているせいで、秋にならないと本当のところ分からない。

3台合わせて360GBに及ぶHDDはこれまでDLしたGD関連の音源がほとんどを占めている。現用のデータと照合したところ、ほとんどダブリがないことに驚いた。いったいどれだけの音源が収録され、また共有されているのだろう・・・。それでも私の場合は1980年以降のステージはほとんどオミットしてるから、すべてを網羅するのはまさに天文学的な作業になるだろう。

最近はFFPファイルによるChecksum検証がほとんどなので、簡単に検証できるアプリケーションを探してみたらTrader’s Little Helperというのを見つけた。Torrentファイルの作成も出来るみたいだけど、HDD間のデータ移動でファイルが壊れてないかだけチェックするのに使ってる。けっこう便利。