vacation

きょうも夜勤明け。帰り道に新宿のヒルトン前で後輪パンク。最初に比べるとだいぶ早くチューブ交換できるようになった。が、携帯ポンプで空気を充填中、持ち方が悪かったのかバルブが根元から折れ、シューっ。またやっちまった。結局新品チューブに再度交換して20分くらい経過。こんどは慎重にほどほどに空気を入れ、近くのガソリンスタンドで自動車用のタイヤ圧調整器を使って8気圧まで入れてもらった。助かった。先日も西新宿の24時間スタンドでは、作業の場所を貸してもらって、空気入れも使わせてもらった。こういう自転車乗りに慣れているのだろうか、親切だ。

それにしても、あ、今のやばい感じ、といったパンク予知能力が高まってきた。いつも気にしながら走っているけれど、チューブ交換作業自体は何のことはない、慣れれば本当に早くできる。

あすから休暇。しばらく自転車には乗れないのでまた体が鈍ってしまう。
旅に持って行く本をまだ決めていない。

sunny after shower

夜勤明けのきょう、職場を出るときには小雨が降っていたのでやむなく自転車を置いてきたのだが、電車に乗って家に近づくにつれて天気は急速に回復、電車を降りるころにはすっかりいい天気。まあほんとうにお天道様は私が自転車に乗るのが気に入らないらしい。これまでの走行距離は800キロを超えたけれど、ケガしたり、雨にたたられることがなければ、とっくに1000キロは超えていたと思う。負けんぞ。

cinemavera

渋谷に名画座ができてもう1年経つということを、内閣府の雑誌「時の動き」で知った。いつか行ってみたいなあ。

そういえば、先日DVDで「ドア・イン・ザ・フロア」を観た。アーヴィングの「未亡人の一年」がベース、ジェフ・ブリッジズ主演ということで期待していたが、原作と比較してしまうとちょっと寂しかった。けっこう忠実に映像化しているので、長そうだなあと思っていたら、えーっ、そこで終わりかよ、という感じ。原作読んでないと面白さ半減するだろうし、読んでいても面白さ半分。不幸な作品かも。シンガーでもあるビジュー・フィリップスが出演していて、意外と若かったのでちょっと驚いた。

シネマヴェーラ

megamac

megamac

メガマック、やはりそれほど大きくなかった。ビガーマックかな。

昨日は夜シフト出勤直前に自転車の後輪がつぶれているのを発見、急遽チューブ交換して出発。あせって着替えを持って出るのを忘れた。途中、快調に進んでいたが、西新宿あたりで後輪に違和感を感じ、確認してみると圧が下がっていることが明らかだったので、ガソリン・スタンドで空気入れを借りて充填を試みる。しかし、いつまでたっても圧が上がらないので、よく調べてみると、おっとーパンク穴を発見。で、スタンドの片隅でこの日2度目のチューブ交換。所要時間も短くなってきたような気がする。こういうときにスタンドの空気入れはありがたい、あっという間でラクチン。しかし、バルブが短いタイプしか予備で持っていなかったため、適当な圧まで入れて出発。けっきょく15分遅れくらいで済んだ。

オフィスでパンクしたチューブを確かめてみると、2本とも同じような場所に穴があいていた。不良品か?このままだと、帰り道に予備がなくなるので、イージーパッチで補修。ついでに正常な空気圧を測れるように補修済みチューブに交換(この日3度目)して、携帯ポンプで空気を入れ始めた。5?6気圧までは比較的楽に入るのに、7気圧まであげるのはわたしにとって至難の業、というかそこまで携帯ポンプで入れようと思ったことがない。そして、気合を入れて渾身の力でプッシュしていたら、突如バルブが途中から折れて、プシュー。話には聞いていたけど、こうやって折れるものなのねと納得。そしてもう一度チューブ交換(この日4度目)。今度は慎重に7気圧まで充填成功。数時間経過しても、抜けておらず、どうやら大丈夫そう。

そして、帰宅の途につくまであと1時間くらいで、外は雨が降り始めた。何ともいえぬ虚脱感におそわれながら、駅までの道を歩いた。最近は天気のいい日が続いていたので、天気予報をチェックしてなかったぜ。

NEXT Thermo Bib Pant

pad

ひさしぶりに自転車通勤、2週間ぶりくらいか。やはり腰、左ひじが痛くなるが、足のほうは大丈夫。夜勤明けはちょっとつらいが、天気が良く、急がなければ気持ちいい。走行中、レバーには触ってないのに突然ギアが変わるなど、リア・ディレイラーがあやしい動き。リアハブのあたりからは鳥のさえずりみたいな音も聞こえてくる。まもなく総走行距離は700キロに達するけれど、そんなもんなのか?それにしても昨日バーゲンで入手したカンパニョーロ(ビブ)のパッドは最高。いままでのシマノは何なんだ。

山本周五郎「さぶ」。黒澤の「赤ひげ」の原作者なので、読んでみた。舞台は江戸時代なので時代考証とか大変だろうなあとは思いながら、肝は人情というか人間関係なので、読みやすいし、映像化しやすいのだろうなあ・・・という印象。続けて全部彼の作品を読みたいとは思わなかったが、たまには楽しいかも。こういうのが大衆文学というのだろうか。ちなみに作家名は高校時代に住み込みしていた質屋の名前からとったペンネームだそう。知らなかった。

game

dancing kid

午前中は近所のスーパーへ行ってムシキング(長男)。午後は公園で1対1のサッカー。けっこう面白かった。サッカーは遊びでも腰にくるなあ。

ほぼ1ヶ月くらいかかってPCのマザーボードがメーカーから戻ってきたと近所のショップから連絡あり。どうやら異常は見つからなかったらしい。問題はほかのパーツとの相性という。なので、マザーを別製品に交換するか、ほかのパーツを全交換するかという選択しか残されていない。どちらにしても金がかかる。灯油も買いに行かなきゃならんが、週末はPCショップもガソリン・スタンドも混みあうのでパス。

rule

夕方、漫然とTVを眺めて眠そうだった次男を連れ出すと、長男と遊びに来ていた長男の同級生が一緒についてきた。近所の公園で、遊具を使ってコースを決め、わたしが腕時計付属のストップウォッチを使い、何秒でクリアできるかという遊びに熱中。子どもたちは自分たちでルールを決めることが好きなんだよなあ。そのうち、さまざまなコースを考え出してはタイムを競った。

そして、場所を移動してこんどは鬼ごっこ。これも、独自のルールを決めると、夢中で遊ぶ。同級生のお母さんが迎えに来て終了。子どもたちは本当に遊びの天才なのだ、遊びが仕事で仕事が遊びになれば楽しそう。

次男の自転車の練習に付き合って、軽くジョギングしてみたら気持ちよかったので、大晦日に梯子から落ちて腰を打って以来、久しぶりにロードバイクに乗ってみた。予想通り少し乗っただけで腰のあたりに違和感を感じたけれど、やはり気持ちいい。いったいいつになったら、モリモリ乗れるようになるのだろうか。

being religious

「氷点」で知られる三浦綾子の「塩狩峠」、彼女の小説をはじめて読んだ。NHKのドキュメンタリー「あの人に会いたい」という番組で彼女のインタビューを偶然見て、興味を覚えたのだ。簡単にいえばキリスト教をめぐるストーリー、世渡りは下手だけど素敵な人がたくさん出てくるので、逆にラストへ向かう不穏な空気感は何ともいえず、フラナリー・オコナーを思い出させる。著者自身が成人してから受洗しているせいか、宗教的なバックボーンを持たない私にはとても共感できる部分が多い、三浦の生き様があらかじめインプットされていたせいもあるのだろう。でも主人公やその家族があまりにもあっけなく死んでしまうところは物足りなかった。その突然の死が主人公や、まわりの人々をキリスト教へと近づけたとしても。

このところ親鸞についていろいろ読んでいたので、あたまはすっかり南無阿弥陀仏モード。親鸞の教えは宗教というよりも、もはや「思想」といったほうがいい、と吉本隆明かだれかが書いていたっけ。たしかに「塩狩峠」を読みながら、あーこれが宗教なんだよなあと思った。それにしても中沢新一の「三位一体モデル」とこの「塩狩峠」が同じ宗教について書かれた本とはにわかに信じがたい。それがキリスト教の懐の深さと言われても、いまのわたしにはイエスより断然親鸞がフィットする。

塩狩峠

午後、次男とホームセンター。犬の新しい首輪とリード、ドライフード、それとずっと欲しかった木炭着火ツール(写真下、1380円)を購入する。

firemaker

the great gatsby

ヘンリー・ミラーを読んでみたかったのだが、行きつけの図書館にはちょうどよいポータブルな「南回帰線」が見当たらず、集英社の分厚い本を借り出した。本の厚さ、重量に反比例して携帯性が当然著しく低下するため、読むスピードが落ち、結局冒頭に収録されていた「グレート・ギャッツビー」しか読まずに返却期限が来てしまった。

ギャッツビーは野崎孝という大御所の翻訳なのだが、ちょっと辛かったなあ。とくにギャッツビーが死ぬシーンは、村上春樹の翻訳を立ち読みして、ようやく理解できた。これだったらオリジナルの英語を読んだほうが良いような気がした。

その点、フランス語はまったく分からないので、妻の実家にあったサンテグジュペリ「夜間飛行」は、これまたアンティークな堀口大學訳だったが、あきらめて読めた。違う翻訳で読んだらきっと印象が変わるだろうなあと思いつつ。小金井図書館に全集があるようだ。

きょうは山田風太郎、山本周五郎、三浦綾子、吉本隆明、阿刀田高を借りた。

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