cake

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夜勤明けの自転車帰り道は月初めの月曜日ということもあってか、都心の道路混雑がいつもより激しく、いまいちスピードに乗り切れず、コンディションも上がらないまま自宅に到着。きょうは実父の誕生日なので、昼食後に次男と吉祥寺にケーキを買いに行く。車中ではなぜか「Rock Of Ages」。どうしても「Don’t Do It」が聴きたくなったのだ。

total: 8269.6km

on the road

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久々の快晴、庭に巣をかけていたハトの卵が孵ってヒナの姿が見えた。

去年から刊行が始まった池澤夏樹編集の世界文学全集は、まずケルアック「オン・ザ・ロード」からスタート。このチョイスには正直驚かされ、かつ興奮したけど、ほかのラインナップも新鮮に見えるのは、池澤夏樹というネームバリューのもたらす効果かもしれない。ただ内容的にも適宜新旧翻訳を交えながら展開しているし、青山南の新訳で読んだ「オン・ザ・ロード」は本当に楽しかった。はあ、これが50年前に書かれたのね。別にビート云々を抜きにしたって必読でしょう。そういえば、最近揃えたばかりの「カラマーゾフの兄弟」も新訳でベストセラーになっているらしいけど、翻訳って大事だと思う。もう20年以上前に読んだカラマーゾフも、新訳はまったく印象が違う。世界文学全集全巻揃えるのも有りかなあ、とも思ったが総額6万円を超えることを考えると、予算的にもスペース的にも我が家にはToo Muchだろう。小金井図書館にがんばってもらうことにして。さっそく知人から薦められていたデュラスの「愛人」が入った巻を予約した。

rider in the rain

もう入梅かと思わせるような天気がここ2、3日続いている。すっかり自転車通勤もご無沙汰なのだ。とはいえ私の住んでいる町には、雨だろうが晴れだろうが関係なく自転車移動する人が多い。おそらくそれほど長い距離にはならないからだろう、たとえ雨の日だって傘を片手に町を走り抜けてゆく。私が通勤でロードバイクに乗る際には、安全のため往路復路ともに晴れてることが条件だけれど、電車通勤で駅まで行くときは帰り道に雨が予想される場合でも、いちかばちかチャリで移動することもある。そして、予報どおり期待を裏切る雨になったら、もちろん傘を差しての走行となる。それは自転車のタイプによっても違ってくるだろうが、前傾姿勢をとる私のマウンテンバイクもどきに乗るときかなり危険だ。泥除けもついてないから、あまりスピードを出しすぎると背中や股間に見事な泥水ラインを作ることになる。そんな危ない運転だが傘を差してないよりはマシなのだ。

2005年8月、再結成したBlack Crowesはサンフランシスコのフィルモアで3日間コンサートをやっていて、そのフル音源がEtreeにあった。当時ダイジェストのDVDも出てたみたいですがノーチェック。最終日はJerryの10周忌にあたる8月9日で、オープニングはHe’s Goneでした、やるなあロビンソン兄弟。

at a glance

夜勤明けで帰宅、昼飯を食べてめずらしくTVをつけてみた。WOWOWで高橋英樹主演「日本残侠伝」のラスト30分くらい観る。まずは長門裕之の目玉、あー昔はこんなだったのね山本陽子、そしてヒデキの若武者ぶり、祭りの花火が打ち上げられてる下、木場に浮かぶ材木の上を仇敵の邸に向かって軽やかに進む映像が素敵すぎる。そして、みんなが悲しい涙をそっと流している。それにしても鬼気迫るラストシーンだ。

clear sky

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湿気の少ないさわやかな日だった、気持ちいい。昨日は吉祥寺で見つけられなかった廉価暖簾、きょう近所のホームセンターで見つけた。吊るすのに必要なポールなど一式そろえて、帰り道に三鷹の宮田酒店にて「金盃さつま隼人 35度」購入。昔買ったことがあるはずなのに初めて味わう濃ゆさ、度数が高いから当たり前か。

先日、図書館の新刊コーナーに並んでいた岩波文庫「伽藍が白かったとき」には、初めてニューヨークを訪れたコルビュジェの尖がった文章が集めてあった。マンハッタンが「舌平目のように横たわっている」とか、時々ホイットマンの詩を読んでいるような気になるが、羨望しつつ冷静に分析するスタイルがおしゃれなのね。原書が出版されたのがおよそ70年前で、日本語訳も50年前。にしてはけっこう読みやすいのが驚き。コルビュジェの文章もまた、その建築と同じようにいつまでも残っていくのだろう、スゴイね。

and your bird can sing

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昨日の夜は久々の自転車通勤。天候のせいもあるけど、体調がイマイチなのだ。ブランクがあると気持ちよくペダルを踏めるということは、毎回の自転車通勤は負担が大きいのかもしれない。午後は子どもたちを連れて暖簾を探しに吉祥寺へ。気に入ったものもあったが、いかんせん値段が高すぎる。結局、駅ビルで「暮らしの手帖」最新号を買って帰る。家の小さな庭にハトが巣を作っているのを発見した。どうもハトの鳴き声がうるさいなあ、と思ってたら、巣を作っていたのね。「ハトの訪れ」は東京R不動産ディレクターの馬場正尊氏にとっては引越しのサインらしい。

total: 8213.1km

meeting

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かつての仕事仲間とともに六本木グランドハイアット、フィオレンティーナにて会食。テラス席は暑すぎるほどの陽気だった。それにしても近所では見かけないバブリー感いっぱいの客たちであふれかえっている街だ。そして、J-waveでは4月の聴取率が過去最高だったそう。今夕は記念パーティが開かれるとのこと。一方帰り道にかつての職場を訪問したけど、番組制作現場の厳しい状況は相変わらずみたいで、なんだか少し悲しい、というか寂しい気持ちになってしまった。この乖離状況はあまりいい結果をもたらさないような気もするが、時代の流れなのだろう。ある意味二極化が進んでいるのかもしれない。

pitch

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3時起きするつもりで、早く寝たら1時に目が覚め、さすがに二度寝。雨のモスクワ、クラッキーの実況はやはり日本で一番好き。なんと現地からの放送であった。結果はともかく、ぬかるんだピッチで立ち足を滑らせ決定的なPKを失敗したジョン・テリーのことでイングランドのメディアは持ちきりだ。イスタンブールのファイナル以来の印象に残るマッチ、本当に名勝負として後々語り草になるんじゃないかな。

午後は次男と小金井公園。最近できたばかりのサッカーグランド(看板は多目的運動場)の視察を兼ねて。どうやら予約してない時間は自由に使えるらしく、次男とふたりですっかり貸切状態。しかし、ふたりには広すぎ?。一応、多目的を謳っているけれど、子供用のゴールが常設してあったり、ゴールエリアやペナルティエリアのラインもしっかりビルトインされており、実態は明らかにサッカー専用。これで芝が貼ってあれば完璧なんだけど、それは高望みというものであろう。

Kilkenny

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水泳教室に子どもたちを迎えにいった帰り道、スーパーに寄ってビールを買おうと酒売り場にて缶入りキルケニー発見。サッポロビールは勇気あるねえ。ギネスだってイマイチの知名度だろうに、キルケニーとは驚いた。スーパードライが売り上げNo.1とかいってる国で売れるはずないとは思うが、できるかぎりサポートして市場から姿を消してしまうのをなるべく遅らせたい。

reading

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あす早朝のCLファイナルに備えて、万全のコンディションを整えるため電車通勤。行きは内田樹「ひとりでは生きられないのも芸のうち」、帰り道はケルアック「オン・ザ・ロード」新訳版を読む。内田大先生の本はブログをまとめて加筆したものなので、比較的読みやすい。とはいえ、啓示されることはとても多い。「共生」というキーワードが心に残った。青山南翻訳のケルアックは躍動感にあふれており、読んでいるのが楽しい。三鷹駅で特別快速の待ち合わせをしている車内に、目に見えないひとに向かって猛烈に怒っている女性がいたが、そんなの気にならないくらい痛快。電車を降りて家までの道すがら、自家焙煎を売り物にする高級珈琲豆店にてネルを買う。モスクワでの決戦はこれで淹れたコーヒーを啜りながら楽しむことにしよう。