セリーヌの「夜の果てへの旅」はすごく面白かったので、続いて「なしくずしの死」を読もうと思い書店で文庫版を手にとってみたが、どうも読む気がわかず、棚に戻してしまう。そんなことを何度か繰り返し、だったらと図書館で国書刊行会版を借りてみたら、なんとまあステキ。フォントなのか組み方なのか、装丁なのか、翻訳は同じ高坂和彦さんなので、たぶんそういったパッケージの仕方がアタシの心を鷲掴み。30年以上前の図書館本はボロボロでしたが、それが逆に味なのかも。で、アマゾンで探してみたら984円で中古が出てたので迷わず注文。コレ新品だと5000円、河出文庫でも1000円以上するから・・と自分に言い聞かせてた。果たしてどんな状態で到着するのか。
1/22追記
状態の良いブツが届きました