arm of an ogre

kai_in_green

「鬼のうで」という本を図書館で借りたのは、偶然だった。どうも外国作家の絵本ばかり借りているような気がしたので、たまにはオーソドックスな鬼の話もよかろうと思っただけ。子どもたちはアンパンマンだとか、タコヤキマントマンだとか、漫画のようなものばかり借りていたが、「鬼」と比べると当然のことながら深みが全然ない。とくにタコヤキはひどい、ストーリーが破綻してるし、キャラも全然立ってない、長男は繰り出す技にほれ込んでいたようだが。

そこで、「鬼のうで」である、すばらしい。絵本の絵は完璧である必要などない、子供が想像する余地を残してある方がいい。ストーリーも長い年月をかけて語り継がれているだけあって栄養たっぷり。最初は我慢してタコヤキと交互に読んでいたが、「鬼」を読んでからはアホらしくて「タコヤキ」は読めなくなった。あんまり「鬼」ばかり読み聞かせていたので、しまいには子どもたちもあきらめたのか、寝るときには「鬼」を読んでくれというようになった。まことに親と言うのは勝手なものだ。ちなみに妻も幼少の頃よりこの作品に親しんでいたらしい。

1976年に出版されてから増版を重ねてきたようだけれども、現在は絶版の様子・・・残念。

鬼のうで

Leave a Reply

Your email address will not be published.

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.