今朝起きたら次男の両目が腫れて顔が変わってた。保冷剤を使って冷やしてみたら少し腫れが引いたけれど、いちおう病院へ行って診察を受け、結膜炎治療用とかゆみ止めの目薬をもらう。1日4回。けっきょく幼稚園は休む。午後に一緒に遊んでいて、わたしがサッカーボールに夢中になっている隙に、駐車場の仕切りに使われている鎖チェーンに腰を下ろしていた次男が後ろにひっくり返って後頭部を強打、激しく泣いたが、裂傷は無く、再び保冷剤で今度は頭を冷やす。次男にとっては災難の日だったが、夕食後ひとり風月堂のゴーフルにかぶり付く表情は幸せそうだった。
Road Runner
Photo by Masahiro Sumori (from Wikipedia)
雨の一日、夜勤明けだったので昼食後にちょっと寝てから長男リクエストでゲーセンへ。子ども連れでけっこう混んでいたが、あいかわらずの騒音で、こういうところに小さいころから来ているとパチンコ店とかのデシベルも許容範囲になってしまうのだろう、と余計な考えが頭を過ぎる。最近は長男の好きなムシキングはすっかり斜陽化の一途をたどっていて、メーカーサイドとしては代わりに恐竜キングを持ってきたいみたいだけど、いまひとつ主流とはなっていなくて、分散化している印象だった。そういえば、女の子向けゲームの大ヒット「ラブ&ベリー」の新規開発をメーカーが停止したことがニュースになっていたのを思い出す。ただ、これは子供向けゲーム機の場合。大人向けとしては競馬やサッカーなど、いくつかのブースに分かれて共通の特大スクリーンを眺めながら同時にプレーする(と思われる)タイプが増えている。
先週、今週とピーター・バラカンのWeekend SunshineでBo Diddleyばかりかかってるなあ、と何となく聴いていて、死んだのかな・・・と調べてみたら、やはり6月2日に亡くなっていた。妻と同じ誕生日だったことを初めて知る。わたしの好きな曲は「Road Runner」と「Crackin’ Up」、それから「You can’t judge a book by it’s cover」、・・・永遠と続くリストなのだ。RIP
Duras
久しぶり電車通勤の帰り道は池澤夏樹編集の世界文学全集の?-04所収のデュラス「太平洋の防波堤」。暗い話だけど面白いというか、魅力的な小説。ジョゼフがリーナと初めて会うシーンのやたらと長い節回しにクラクラして眠りそうになる。このシーンはちょっと無呼吸運動みたいな力の入り方という印象を受ける。きょうは梅雨らしくジメジメした日。
cheap thrills
ときどき粉ものが食べたくなる。お好み焼き「道頓堀」は多摩地区に多く展開しているチェーンで、先日行った近所の店舗では中高生の団体が楽しそうにワイワイと鉄板を囲んでいた。そういえば、自分も高校生のころ渋谷のタワーに寄ったあと、「やよい」というお好み焼き屋に友人とよく行ったのを思い出した。材料は大部分が粉だからあまり高い値段にならず、かつお腹がけっこう膨れるし、高校生だからいちおうビールも飲まないので安上がりだったのだろう。
お好み焼きといっても「広島風」はその独自性で際立った存在といえる。わたしは寡聞にして、それ以外に都道府県名のついたスタイルを知らないが、この食べ方は割と好きだ。ただ、自分で焼くには少々テクが足りないので、いつも店の方にお願いして調理してもらうことにしている。BBQとかお好み焼き、また寿司とか目の前で調理されるそばから食すのはなぜか楽しく、おいしい。今夜の食事は長男が掘ってきたばかりのジャガイモを使った肉じゃが。ほっこりしたイモもまた旨い。
larval
ただでさえ2ヶ月夜勤が続いているところにきて、Euro2008と重なってしまい、完全に夜型生活、国内時差ボケ状態となりそう。今朝は3時半に起きて、通常だったらコーヒー飲みながらクッキーでもかじるところなのに、せんべいをツマミに焼酎お湯割なんて飲んでみたら、完全につぶれた。大事な劇的逆転シーンを見逃したばかりか、午前中は寝たきり。せっかくの休日が台無し。
最近庭にハトが住みついたのをはじめ、家の周りでやたらと鳥の鳴き声がやかましいばかりでなく、次男とともに毎年恒例の虫刺され。私の場合は早期発見できたので、被害は小さくて済んだが、次男はけっこう大きな腫れとジクジク体液が流れ出すほどの症状。先日は幼稚園で蛇が木を上ってたり、迷い込んできたというカブトムシをガソリンスタンドでもらったり、動物も虫も活動的なのだ。
music sample
電気グルーブのJ-POPはやはり傑作だと思う。老若男女楽しめるのではなかろうか。老はイマイチかもしれないけれど。すくなくとも幼はイケル。子どもたちもお気に入りだ。このまえ買ったKaossilatorでいろいろ遊んでいると、いかにいいアルバムかより良く分かる。記録のために私が彼らにインスパイアされてKaossiで作成したサンプルを置いておこう、笑えるかも。
長男がちょっとした事故で、首から背中にかけてヤケドを負って救急車で病院まで送ってもらう。あまりの痛さに泣き叫んでいたけれど、気絶して意識を失っているよりはずっとマシ。まだ生きてるぞ、って。と同時にその痛さ、代わってあげたいと思った。子どもの悲鳴は本当に心に痛い。幸い治療が終わるころには落ち着いて、疲れた、お腹すいたと言っていた。背中の痛みもだいぶ引いたみたいで、いまは仰向けに寝ている。
cake
on the road
久々の快晴、庭に巣をかけていたハトの卵が孵ってヒナの姿が見えた。
去年から刊行が始まった池澤夏樹編集の世界文学全集は、まずケルアック「オン・ザ・ロード」からスタート。このチョイスには正直驚かされ、かつ興奮したけど、ほかのラインナップも新鮮に見えるのは、池澤夏樹というネームバリューのもたらす効果かもしれない。ただ内容的にも適宜新旧翻訳を交えながら展開しているし、青山南の新訳で読んだ「オン・ザ・ロード」は本当に楽しかった。はあ、これが50年前に書かれたのね。別にビート云々を抜きにしたって必読でしょう。そういえば、最近揃えたばかりの「カラマーゾフの兄弟」も新訳でベストセラーになっているらしいけど、翻訳って大事だと思う。もう20年以上前に読んだカラマーゾフも、新訳はまったく印象が違う。世界文学全集全巻揃えるのも有りかなあ、とも思ったが総額6万円を超えることを考えると、予算的にもスペース的にも我が家にはToo Muchだろう。小金井図書館にがんばってもらうことにして。さっそく知人から薦められていたデュラスの「愛人」が入った巻を予約した。
rider in the rain
もう入梅かと思わせるような天気がここ2、3日続いている。すっかり自転車通勤もご無沙汰なのだ。とはいえ私の住んでいる町には、雨だろうが晴れだろうが関係なく自転車移動する人が多い。おそらくそれほど長い距離にはならないからだろう、たとえ雨の日だって傘を片手に町を走り抜けてゆく。私が通勤でロードバイクに乗る際には、安全のため往路復路ともに晴れてることが条件だけれど、電車通勤で駅まで行くときは帰り道に雨が予想される場合でも、いちかばちかチャリで移動することもある。そして、予報どおり期待を裏切る雨になったら、もちろん傘を差しての走行となる。それは自転車のタイプによっても違ってくるだろうが、前傾姿勢をとる私のマウンテンバイクもどきに乗るときかなり危険だ。泥除けもついてないから、あまりスピードを出しすぎると背中や股間に見事な泥水ラインを作ることになる。そんな危ない運転だが傘を差してないよりはマシなのだ。
2005年8月、再結成したBlack Crowesはサンフランシスコのフィルモアで3日間コンサートをやっていて、そのフル音源がEtreeにあった。当時ダイジェストのDVDも出てたみたいですがノーチェック。最終日はJerryの10周忌にあたる8月9日で、オープニングはHe’s Goneでした、やるなあロビンソン兄弟。
at a glance
夜勤明けで帰宅、昼飯を食べてめずらしくTVをつけてみた。WOWOWで高橋英樹主演「日本残侠伝」のラスト30分くらい観る。まずは長門裕之の目玉、あー昔はこんなだったのね山本陽子、そしてヒデキの若武者ぶり、祭りの花火が打ち上げられてる下、木場に浮かぶ材木の上を仇敵の邸に向かって軽やかに進む映像が素敵すぎる。そして、みんなが悲しい涙をそっと流している。それにしても鬼気迫るラストシーンだ。