CL

roppongi

チャンピオンズ・リーグも佳境に入っているが、スカパーでは過去の名勝負を再放送していて、今夜は93-94シーズンの予選リーグ第2戦、バルセロナ対モナコをやっていた。バルサを率いるのは生ける伝説クライフ、そしてモナコを率いるのが、現アーセナル監督のベンゲル。モナコにはクリンスマン、ジョルカエフくらいしか知っている選手はいないが、バルサの方といえばキーパーにスビサレタ、ディフェンスにはクーマン、グアルディオーラ、セルジ、そしてアタッカーにはロマーリオ、ラウドルップ、ストイチコフとオールスターなラインナップで、素晴らしいゲームを作っていた。実況・解説は現在のスタッフが担当しているので、ストイチコフがいまバルサのユースでコーチをやっていることとかが分かる、なんともコアな放送だった。

DVD

sam

音楽DVDが手元に急増している。まず、ずっと見たかったニルソンのアニメ「The Point」。一度、発売が決まったという案内が来て、米アマゾンで予約までしていたのに、発売延期になっていたもの。先日たまたまニルソンのホームページを見に行ったら、何と発売されてるではないですか・・・。もう1本、アメリカのVH1という音楽チャンネルが作ったサム・クックのドキュメンタリー「Legend」もあわせて注文したら、あっという間に届いた。送料込みで40ドルくらいだから、安いもの。中で使われている音楽はほとんど馴染みのものばかりだけど、やはり映像がつくと違う。動くサム・クック、いいです。さらに今日は祭日にもかかわらず働いていたが、オフィスの自分の机の上にビートルズの「The First U.S. Visit」のサンプルが届いていた。私にとっては、はじめて見る映像ばかりで、かなり楽しめたが一般の方にはどうなんでしょうね?ちょっと前にもらった「春狩」も子どもと一緒に踊りながら見ると楽しい。そのほか、クイーンの「Jewels」とか、ブリトニー・スピアーズのクリップ集は未見。

Zoorasia

zoorasia

先週末は横浜ズーラシアへ行った。午前中はいい日和だったのが、午後に入って冷たい風が吹き始めた。Tシャツにベストしか着てなかったので、オカピをあきらめ帰宅。日曜日の夜遅く、イングランドのサッカー・リーグではアーセナルが優勝を決めていた。月曜日には本郷のNPOにてPRのお手伝い。ボブ・ディランの伝記を読了。なんだか腰が重い。きょうは一日働いた。

Nilsson

punch

日曜日の夜、映画2本「Catch Me If You Can」「Punch-Drunk Love」。2本とも面白かったけど、パンチの方はなんだかニルソンぽい音が聴こえるなあと思っていたら、エンドロールでニルソンのクレジット発見。ロバート・アルトマンの「Poeye」という映画でオリーブ役の女優が唄った「He Needs Me」という曲らしい。ニルソンのバージョンは存在してないと思う。「マグノリア」でも音楽でエイミー・マンにニルソンを唄わせてたのは、今回と同じくJon Brionでした。相当なニルソン好きに違いない。「キャッチ」はディカプリオをはじめ、役者と演出、全体に楽しい雰囲気を湛えながら、根っこには傷ついてしまった家族の心の様子が通奏低音のように描かれていて、奥行きが感じられました。スピルバーグの人情物はあまり好きじゃないけど、やられた。

Harry Nilsson Web Pages

Earthday

earthday

土曜日は代々木公園のアースデイ・イベントへ出かけた。同じような格好をした人がたくさんいて、しかもみんなヒッピーぽいのが不思議だった。野菜や食品を売っている人たちと、雑貨を売る人というのがくっきり分かれていて、もちろんヒッピーぽいのは雑貨の方だ。あそこまで似ていると、いったいヒッピー・ムーブメントが何だったのか?とリアルタイムで体験しているわけではないのに考えてしまう。その動きの中にはもともと東洋的なものへの憧れが強く投影されていたと思うのだが、今のオーガニック、ヘンプとか、現代日本のブーム・シンドロームを感じてしまう。なんでもブーム。いまのヒッピーイズムは竹の子族と変わらないのだ。

martial arts

甲野善紀という人が最近気になっている。古武術の先生というと、ピンとこないかもしれないが、最近出ているDVD付きのムックを見てびっくり。手裏剣投げてる映像が衝撃だ。百聞は一見に如かず。

松聲館

UEFA CL

ontheroad

私はサッカーが好きだ。とくにヨーロッパのサッカーは最近良く見るし、どんな選手がいるか知っているので楽しい。そして、毎年ヨーロッパ最強のクラブを決めるトーナメントが行なわれいて、今シーズンのベスト4が今朝出揃った。私にとってはゴルフのマスターズとかMLBとか、何それ?って感じ。このチャンピオンズ・リーグの頂点に立つということがどういうことなのか?ワールドカップで得体の知れない高揚感を味わった人たちが、あと少し想像力を使って、ヨーロッパのクラブチームが地域に密着した成り立ちを持っていることを理解できたら、この大会の持つ意味が分かる。なんだかサッカー右翼っぽいので、このへんでやめるが、日本ではゴルフとか野球とか単に昔からTV中継が多いといった理由でファンが多いと誤解されている節があるような気がする。昔は私もそれなりに贔屓のチームがあったりしたし、高校野球も熱心に見たころもあったけど、今はねえ。本当に関心が薄くなった。ちなみに私の担当する番組のプロデューサーはヨーロッパ好きながら、サッカーへの関心が薄いという変わった人物である。サッカー抜きにヨーロッパ・スポーツは語れないと思うのだが・・・。細川周平という人が書いた「サッカー狂い」という変な本がある、日本の根強い野球信仰に嫌気を感じている方にオススメ、快哉を叫びたくなる逸品だ。

UEFA 欧州サッカー連盟

Cherry Blossom

sakura

今年は久しぶりに代沢の桜を見ることができた。
寒くて眠れなかったおかげでアーヴィングの「第4の手」読了、素晴らしい。どうしてアメリカの作家の書いたものに、ここまでシンパシーを感じてしまうのか?一番簡単な答えは人間の心の動きに国境はない、というものか、または日米の文化的背景の共通点の多さ、もしくは都市生活に共通する人間の感情を扱っているからか・・・少なくとも米国での生活経験のない私にとっては、すでに読んできたアーヴィングの描く生活空間によって、アメリカに対するある程度のイメージの基礎ができていたことも影響していることは確か。多分、それぞれが人によって配分を変えて存在しているのだろう。それにしてもプロットの奇抜さとストーリー展開の巧みさ、そしてユーモア。文学のサーカスとは彼の作品のことだろう。

きょうは一日、本郷にあるNPOにて広報活動の手助け。