四方田犬彦の本を読んだのはポール・ボウルズの翻訳が最初だったと思う。もういまから10年前の話で、ABC六本木の外国文学コーナーに並ぶボウルズの新装本を何度も手に取っては眺めていたのを思い出す。その後タンジールで彼の住まいを訪ねたりもしたっけ。

そこまでボウルズに夢中になったのは四方田先生に負う部分が多い。その後、しばらく彼の著作からは遠ざかっていたけど、「ハイスクール1968」で久々にその思索のルーツに触れ、さらに今回図書館で偶然「パレスチナ・ナウ」と出会った。

見たことも聞いたこともない映画に関する評論なのに、どうしてこんなに面白いのだろう。しかも重複する内容も多い。だけれども、普段パレスチナとかイスラエルという言葉からは何も想像できなかったのが、ひとつのヒントを与えてもらった。というか、やはりそうだよな・・・と合点するという感じに近い。映画というアート・フォームを通じてパレスチナ、イスラエルを考えてみると、そこにひとつのビスタが開けるのだ。スゴイ。

椹木野衣の岡本太郎論「黒い太陽と赤いカニ」に続いて、いまの私に「大当たり」が2本続いた。

パレスチナ・ナウ

Posted in Book at March 30th, 2007. No Comments.

untitled

昨日、夜勤明けでいろいろ作業してたせいか夕食後、ものすごく眠くなり、そのまま就寝。午前2時ころに目覚めたので、サッカーでもやってるかと思いきや、何もなし。しかたなく、煎餅を齧りながらツアー・オブ・カタール再放送を見る。ベルギーのボーネンは男前に加えて、ゴール前のスプリントにめっぽう強い。

きょうは午前中、市役所でいろいろ手続き。午後は子どもたちとサッカー、そのあと長男の水泳教室。一緒に行った次男は見学中ずっと寝てた。

今夜はミラノ・サンレモ。

Posted in Uncategorized at March 26th, 2007. No Comments.

本日夜勤明けの帰路で2000キロ到達。太ももの裏側が痛い。

映画「Breakfast on Pluto」。ニール・ジョーダン監督による母親探しロード・ムービー、といっても前半はとにかくカットが多く、テンポが速い。これが観客をストーリーに引き込む「匠の技」なのだろうか。ゲイ、IRAといったジョーダン監督の定番キーワードは欠かせない要素みたい。

ロード・ムービーっぽいといえば、風俗店のマジックミラーを挟んで、自分が父親であることを私生児として育った青年に告白するというシチュエーション。これは「Paris, Texas」で夫が失踪していた妻に訥々と告白するシーンとほぼ同じだ。あのシーンのライ・クーダーのサウンドトラックはすばらしかった。

このPlutoもサウンドトラックが楽しい。何といってもニルソンが3曲もフィーチャーされているのだ。しかも「Without You」でもなく「Everubody’s Talkin’」、「Coconut」でもない。いずれもかなりシブい、ニルソン好きをうならせるセレクションかと思う。わたしはニルソンの楽曲をフィーチャーした映画に弱い。

Posted in Bicycle, Movie at March 24th, 2007. No Comments.

ジュリアン・ムーアはわたしの好きな女優のひとりだけれど、「The Forgotten」これはつまらなかった。ジュリアン・ムーアじゃなかったら最後まで見られなかったと思う。どうしてなんだろ。

だいたいセリフがつまらない。そしてストーリー展開もトホホ感たっぷり。親子の関係を描いた作品には滅法弱い私だが、涙腺がすこしでも緩むようなシーンは皆無。ラストに近いところで敵役が飛んでいってしまうシーンにいたっては、もう笑ってしまう。あんまりだ。

さらに最近デプレシャンの「Kings & Queen」を見て思ったのは、何気ないカメラワークなんだけれど、とても印象的な映像ってあるよなあってこと。「The Forgotten」にはそういったものが一切ない。なんというかイマジネーションを映像化したって感じがしない。もうすでにあるお話を何とか映画にしてみたのでしょうか。

Posted in Movie at March 23rd, 2007. No Comments.

雑誌「中央公論」に連載されていた椹木野衣の岡本太郎論は、連載を見つけたときには興味を引かれたものの、1回分だけ読んで、そのまま忘れてしまっていた。椹木といえば「へルタースケルター」という印象があって、たしか読んだはずなのに、なにも覚えていないなあ・・・などと思いつつ。

そしてつい先日図書館でその連載記事をまとめた単行本「黒い太陽と赤いカニ」を見つけ、読み始めると、面白くて一気に読んでしまった。んーすごい、これは岡本太郎という生き様をするどく分析して、そこからとてつもなく大きなスケールの想像力、価値観を描き出してみせる渾身の名著だと思う。

Posted in Book at March 22nd, 2007. No Comments.

s30

今シーズンの自転車レースが、ツアー・オブ・カタールではじまったそう。Jスポーツのダイジェスト番組で殺風景な土地を走り抜ける自転車を見た。あー、下ハンドルはこういう感じで握るのか・・・と映像を見て納得。

ドロップハンドルの下の部分はこれまでほとんど握ったことがない。乗り始めて最初のころに何度か試したことがあるけれども、ものの5分もしないうちに腰に痛みを感じて、長い距離は走れなかったから。

このごろは腰の筋肉もついてきたのか、TVで観た感じで握って走ってみると、サドル上の尻位置も安定して、踏み込む力がうまい具合にペダルに伝わるではないか。ハンドル上部から下部にポジションを変えるだけで、ケイデンスも1割くらいアップしている。ハーっうまくできてるわコレといまさら感心。

いままで雑誌などで、基本姿勢の写真はたくさん見てきた気がするけど、実際に動く映像を見てはじめて、その肝心なところが理解できた。

Posted in Bicycle at March 13th, 2007. No Comments.

safari

先週末は、富士サファリパーク経由御殿場温泉リゾートで行楽。一番面白かったのはガイド兼ドライバーのおにいさんでした。お土産にサファリショップでなぜか、わさび漬けと野沢菜漬け。昔は絶対に何も買わなかったような店だが、最近は逆にオモシロイ商品を探している。みやげ物は目に付いたときに買っておくのが吉なのだ。

Posted in Uncategorized at March 12th, 2007. No Comments.