food on the wheels

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二日続けて自転車通勤のあと、ヒザやふくらはぎに疲労感が残っている。夏場は冬に比べると走りにくく、妙に余分な体力を使っているような気がする。ツール・ド・フランスの過酷なステージでは補給ポイントでコサッシュという袋を受け取って、選手は走りながらせっせと口に食物を運んでいたりするが、あれはものすごいエネルギーを使っているからだそう。山岳ステージなどではとくに補給し続けていないといけないらしい。

わたしの場合は単なる通勤だけれども、夏場の夜勤明けできちんと食事できなかった帰り道など、そのまま走ってると足がプルプルしてきて気が遠くなってくるときがある。そういうときは最近コンビニでもたくさん種類を置いているシリアルバーを食べたりすると復活してまたいつものように走れるようになる。都内横断片道28キロ程度でも、わたしの体力を考えればけっして楽なコースではないのだ。

先日も夕食に簡単なサンドイッチくらいだけしか摂れなかったので、久しぶりに走りながらシリアル・バーを食べてみた。いま流行なのだろうか、大豆を使っているという商品で40種の栄養が入っているとのこと。残念ながら食感は私の好みではなかったが、小さいのであっという間に食べ終わる。そして走りながら食べるのって大変なのね?とあらためて思う。たとえば、マラソンしながら何か食べるところをイメージすればいい。口を閉じて食物を噛み砕くから、その間の呼吸は鼻からということになるのだが、これがなかなか苦しい。で、冬場はだいたい鼻水たらしながら走るので、もっと苦しくなる。

ちなみにツールで走ってる選手は、本当にいろんなものをバクバク食ってる。しかもコーラのミニ缶とかも飲んじゃったり。止まるのはおしっこするときだけ。中継ではそういうトイレ休憩(といっても道端で立ち小便)シーンを映さないように配慮はしてるけど、ときどきスイッチャーが間違えて、そのものズバリがTVに映し出されてしまうこともある。最近はハイビジョンとかで中継されてしまうので、制作サイドとしても注意してるはずなんだけどね。

total: 8828.7km

puffed insect bites

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毎年この時期になると虫刺されのひどいのが腕に出来る。腫れて赤く痒くなり、ほっておくとジクジクしてくるやつ。おそらくは犬小屋の近辺にあるツバキの葉についている毛虫が原因なのだが、いつも思い出す前にやられてしまう。前に皮膚科でもらった軟膏がわずかに残っていたので、すぐにそれをつけたらそれほどひどくならず、終息しつつある。その薬のチューブは来年の分まではどう絞っても出てこないので、皮膚科に行かねば。と、オートバイのエンジンに火を入れて、診察券を取り出すと木曜休診の文字が。

休みの今日はダラダラしてしまう、夜勤2ヶ月の疲れが残っているのか・・・、先月はユーロ2008もあったしなあ。夜勤明けの休みの日には何が何でも起きて活動しないと損をしたような気になるけど、昼間の勤務だとそれほどの切実感がない。

ベッドサイド用の照明を購入するため次男と近所のホームセンターへ。屋外スペースにある植栽コーナーには、レモン、マンゴー、ブドウ、ブルーベリー、ニガウリ、ナスなどさまざまな果物、野菜の鉢植えが置いてあり、なぜか最近、米の栽培をしたい気持ちでいっぱいの次男は興奮気味。しかたがないので、ハツカダイコンの種を買ってお茶を濁した。

summit food

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きょうは非番だが、半期に一度の面談のため本社オフィスに出頭。帰ってみれば長男が発熱して唸ってる。兄弟が続けて発熱して、順番で次はわたしのような気もする・・・、暑い時期の風邪は性質が悪い。久々に電車に乗ったけれど、駅の自動販売機やコインロッカーはすべて使用停止となっていて、改札には警官の姿がちらほら。洞爺湖サミットのための警戒措置らしい。そういえば最近は自転車通勤していても皇居から新宿にかけての道路で夜間の検問がやたらと多いのも気になっていた。夜のニュース番組ではそのサミットで饗される食事についてリポートがあって、そんなに高価な食材でもないけど、贅を尽くし気の利いた料理が並んでいた。日本の料理人もがんばってるんだなあと思いつつ、どうせ北海道でやるんだから、日本のトップ寿司職人を何人か配置して、各国首脳にあわせて、その場で握らせるとかすればいいのにとも思う。あっ、生ものがだめな人もいるかもしれないのね、でもそういう人にはアナゴとか玉子焼きとかカリフォルニア巻きとかでお茶を濁しておけばよい。各国の首脳にとって、大規模な国際会議の場で食べる食事なんて、それほど印象に残るとは思えないし、だったらプレゼンテーションでちょっとでも楽しませた方がいい。そんなわたしは久々に博多天神で替え玉し、腹痛になった。因果関係は不明だけれども。それにしてもあそこのカラシ高菜は高菜よりカラシの方が分量が多い。

punctured

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昨日、仕事帰りの道すがら、自転車にて新宿御苑前を通過中に突然後輪から異音が発生しはじめた。止まって確認してみたら後輪のタイヤにきれいにプラスのネジが突き刺さっていました。おお、久しぶりのパンクなのね、と思いつつネジを引き抜くとプシューという音とともに空気が抜けていった。もう1年くらいパンクしてなかったような気もするが、その後パンク修理用に購入しておいた写真のパーツを初めて活用することができた。これはポンプとタイヤ・バルブの間に装着して使用するアダプタで、これがあるとないじゃ作業の効率がえらく変わってくる。というのもプラシーボ効果かもしれないが、実際、携帯用ポンプとバルブを直接つなげ7~8気圧もの空気を送り込もうと力を込めるとバルブが折れてしまうことがあるのだ。このパーツを使えばそんな不手際を確実に回避できる。それにしても、近くにガソリン・スタンドがあれば、米式アダプタをつけて5秒くらいで完了する空気入れが、昨日は一番時間がかかり、ただでさえ、蒸し暑いのに加えて、さらに汗をかくことになってしまった。そんなこんなで時間を食って、帰宅して雑務を終えたらすっかりツール・ド・フランスの初日は放送終了していた。

total: 8548.7km

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きょうは非番だったので、次男を連れて三鷹の宮田酒店へ。黒麹仕込み貯蔵酒「倉津」。ラベルに大きなフォントで特徴が記してある。曰く、

「NK菌を使用し原酒をマイナス四度まで冷却し、ゆっくり眠りにつかせます。
目覚めた時黒麹特有の芳醇な香りと甘味と旨味のある製品に仕上がります。
杜氏、黒瀬安光の五十数年の経験を生かした逸品です。」

これだと、いつ目覚めるのか定かでないけど、店頭に置いてあるときにはすでにマイナスではないから、お目覚めということなのでしょう。たしかに独特の甘みが印象的です。先日の「さつま隼人」35度とは一転、まろやかさ満点のおいしい焼酎です。

international

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日本語表記のオンライン・ショップで買い物をしたら、サンフランシスコから荷物が届いた。こういうのをグローバリゼーションというのだろうか。この便利さによって、何が失われているのだろう。昨日は久しぶりに自転車通勤の日勤。やはり太陽が昇ってからシャカシャカ自転車で行き、日が暮れて仕事終わって、ノロノロ自転車で帰るのは体にいい感じだ。

total: 8437.3km

viva

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サッカーのEuro2008でスペインが優勝してしまった、何とめでたいことだろう。記念に、神田駅そばのワイン・ショップ柳屋にてスペイン産赤ワインを購入する。夜勤明けで寝過ごし国分寺まで行く。

reading

雨のため電車通勤。池澤夏樹個人編集世界文学全集、バルガス=リョサ「楽園への道」がお供。前に読んだゼーバルトを思い出す。

reading

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午前中は腹の風邪を引いたらしい長男を病院へ。わたしは世界文学全集所収のサガン「悲しみよ こんにちは」、長男は「かっぱのぬけがら」を待合室で読む。サガンは(おそらく原文の)しゃれた文章の感じがよく伝わる翻訳なのではなかろうかと想像する。同じ本に収録されているデュラスの「愛人 ラマン」がなんとも実験的な作品(小説ではないがル・コルビュジエの「伽藍が白かったとき」を思い出した)だったのとは対照的。で、どちらかというと私はサガンの方が好みだ。

ランチはビールと近所のスーパーで買った80円インスタント・フォー。作りおきの餃子、香菜を入れ、レモン、ナンプラーをかけていただく。なかなかボリュームもあっておいしかった。

subscription

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久しぶりに自転車通勤の帰り道は夜勤明け。混雑する道を走るオートバイと、時間的にそれほど差が無いような気がする。やはりブランクが開くと筋肉疲労がほとんどないので、気持ちよく踏み込める。昨日は午前中にプールで泳いだのもよかったのかも。

「暮らしの手帖」 34号でプラセンタの記事を読んで驚いた。人間の胎盤から作った成分を筋肉注射することで、美容効果や肝臓機能を活性化できるとのこと。思わぬ副作用の可能性も指摘されていてちょっと怖い。そのほか、編集長の雑誌に対する思いがつづられた記事が良かった。わたしはこれまで日本の雑誌を定期的に購読したことがないけれど、「暮らしの手帖」は数少ない例外になっている。「考える人」、「ART iT」も見つけたら買うようにしている。自転車雑誌は何冊か買ってみたけど、ほとんど広告ばかりなのでアホらしくなって、ツール・ド・フランス特集とかよほど気になる付録があるとき以外は立ち読み、もしくは図書館で借りることにしている。

total: 8381.5km