tree

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夜勤明け、BSアンテナの障害を取り除くため、3メートルくらいのケヤキにのぼって伐採作業。

ANT

わが家のBSアンテナはケヤキの大木の横に配置されている関係で、枝葉が伸びるこの時期には電波障害がたびたび起きる。とくに激しい雨が降ると、TV画面にも雨が降ったような状態になってしまい、サッカー中継などボールとか選手の識別が不可能になる。さいわい、まだ今回のワールドカップで被害にあったことはないけれど、きょう何年ぶりかで昼食を自分で作ってTVランチしてたら、ちょうど観ていた映画が面白くなってきた頃にざーぁっと画面が豪雨状態に。

ジョニー・デップ主演の「シークレット・ウィンドウ」は、面白いとは言ったものの結末が安易で肩すかし。終わって印象に残るのはデップとタトゥーロの掛け合いだけだったなあ。月曜夜に深夜のTVでみた「小さな目撃者」は秀逸だった。ちょっと小細工に凝りすぎたストーリー展開が気になるけど、全編に笑えるシーンが差し込まれて退屈しない。キャラクターもよく描かれていました。

どうも最近はDVDとか映画館というより、何気なくTVでやってる映画を観てしまう。

Islam

井筒俊彦の講演をまとめた「イスラーム文化」は、とても読みやすい。ニュースではよく耳にする「シーア派」「スンニ派」といった言葉の意味も分かるし、個人の生活や政治、法律などを「神との契約」の表現として規定する考え方など、宗教というよりは「生きざま」を支えるベーシックな哲学という印象を受けた。まあそれが宗教というものなのだろうけど。

わたしのイスラムとの遭遇体験といえば、昔インドネシアのロンボク島を旅したとき、泊まったところがモスクの近所で、早朝から爆音で鳴り響くコーランで叩き起こされたくらいだったが、そんなハタ迷惑な記憶とはかなりギャップが大きい、奥ゆかしさを感じました。

イスラーム文化

world cup

イングランド対ポルトガル戦に続いて、朝方までフランス対ブラジル戦をTVで観て、さて寝ましょう、と思ったところで子どもたちが起床、これはきつかった。朝食の用意を長男に任せて寝床に横たわるも、うまくいかずにほとんど眠れず。ちょっと冷たく、きびしく当たってしまった。その後、あきらめて子どもたちと一緒に犬の散歩、イトーヨーカ堂でムシキング。帰りの車で次男が寝てしまったので、帰宅後しばらく昼寝。午後は長男のサッカー練習のはずが雨のため中止。「Mr. インクレディブル」をDVD(日本語吹き替えバージョン)で鑑賞する。夕方になったら晴れてきた。

finding potato

Rey_Kai

雨がぱらつくあいにくの天気だったが、町内会の芋堀りイベントに参加。収穫は夜にポテトサラダにしてもらい食す、何となくいつもより芋っぽい気がした。

たまに家族でそれぞれ楽器を持って、音楽にあわせてダンス大会をすることがある。いちばん盛り上がるのは、いまのところプロフェッサー・ロングヘアのライブ盤。とても楽しいのだが、蒸し暑いときには冷房の効いた部屋じゃないとかなりツライ。

rider2

kai

きょうも曇りながら、晴れ間あり。蒸し暑い。

前回は5分くらいでリタイアした自転車トライアル@小金井公園、1時間100円。今回は時間一杯まで乗り続けた次男坊。補助輪付きにもかかわらず、何度も転倒した。

網野善彦 「無縁・楽・公界」。古文の抜粋がわたしには難解だなあ。

Catcher

Kai

午前中、幼稚園終わりの次男をつれて病院へ。
午後は黒アゲハ蝶を捕まえるため公園でにらみを利かせる。

History

Kai

3時45分起床、スペイン対フランスをTV観戦。スペインがいいところなく敗れた試合だったけれど、ジダンは最後の輝きを見せている。いっぽう私の喉の痛みは引かず、病院で抗生物質と風邪薬をもらって飲む。次男はすっかり回復、まだ咳が時たま出るものの6時起床、元気いっぱいでやかましいまま幼稚園へ。

中沢新一の「芸術人類学」という本は楽しい一冊だった。7月号の「すばる」には、爆笑問題・太田光との対談が載っていて、テーマは「宮澤賢治と日本国憲法」。そのなかで本論より印象的だったのが、中沢が自分の飼い犬は「他の犬が残したおしっこを嗅いで、そのおしっこで書かれた手紙への返事を書くために散歩している」と言い切っていること。なんという表現なんだろう。わたし自身も犬の散歩を日課としているけど、そんな風に考えたことなど一度もなかった。

中沢の著書を読んでいると、親戚でもある網野善彦の名前はよく出てくる印象があった。その影響なのか実際に講談社学術文庫から出版されている何冊かはいつか読もうと思って、売られずにわたしの手元に残っている。素人にはとっつきにくく、もうちょっと読みやすそうな本を探していたら、鶴見俊輔との対談集「歴史の話」と出会った。

こういう本は入りやすそうなのだが、奥が深く、書いてあることを全部きちんと理解しようと思ったら、本当にたくさん勉強しないとだめなような気がした。それが鶴見の狙いなんだろうけど。そして書かれていることはけっこうまっとう(と感じた)なのに、あまり声を大にして言えないような雰囲気がいまの日本にあることが実はとても残念だ。でもこうやって本になっていることが救いかも。わたしのように図書館で目にする機会があるわけだから。

「これまでの歴史観が180度転回する」というような内容ではけっしてない。が、結果的にそうなる「きっかけ」が転がっている。私たちの世代からもこういう学者がたくさん出てくるといいんだけどなあ。

歴史の話

I Design

NHK BSの週間ブックレビューは、かつてアイドルとしてCM、ドラマなどで活躍していた中江有里をメインに児玉清、長田渚左などがサポートしつつ進行する面白い書籍紹介番組です。アットホームな雰囲気の演出と、取り上げる本のチョイスが適度に幅があり、たまに見かけるとついつい見入ってしまう。わたしの数少ないお気に入りのTV番組。

毎回、本大好き!というゲストを何人か招き、それぞれが好きな本を持ち寄って紹介しあったり、テーマを決めて同じ本をみんなで読み、感想を言い合う。大激論になるなんてことは見たことないので、そういう意味では広い年齢層に受け入れられるスタイルになっていると思う。

そして、4月9日放送分の再放送でたまたま知ったのが「私デザイン」という本でした。

不勉強で石岡瑛子というアーティストについては名前は知っていても、手がけた仕事についてはほとんど知らなかった。この本はNYを拠点に活動する彼女の仕事、生きざまを言葉にしたもの。商業デザインという世界で生きる著者が、映画、舞台、オペラ、サーカスなどなど印象に残る12のプロジェクトについて、ひらめき、直観、妥協、かけひきを様々な人たちとシェアし、つねに自分を表現することに精進してきた様子がほんとうに熱くつづられている。

感動したなあ。

私デザイン

fever

Kai

次男が発熱、幼稚園休む。妻が医者へ連れて行くと、前回(2ヶ月くらい前)2週間後に来てほしいと言ったのになぜ来なかった!と先生に怒られたらしい。そのときの付き添いはわたしでした。