イングランド対ポルトガル戦に続いて、朝方までフランス対ブラジル戦をTVで観て、さて寝ましょう、と思ったところで子どもたちが起床、これはきつかった。朝食の用意を長男に任せて寝床に横たわるも、うまくいかずにほとんど眠れず。ちょっと冷たく、きびしく当たってしまった。その後、あきらめて子どもたちと一緒に犬の散歩、イトーヨーカ堂でムシキング。帰りの車で次男が寝てしまったので、帰宅後しばらく昼寝。午後は長男のサッカー練習のはずが雨のため中止。「Mr. インクレディブル」をDVD(日本語吹き替えバージョン)で鑑賞する。夕方になったら晴れてきた。
finding potato
rider2
Catcher
History
3時45分起床、スペイン対フランスをTV観戦。スペインがいいところなく敗れた試合だったけれど、ジダンは最後の輝きを見せている。いっぽう私の喉の痛みは引かず、病院で抗生物質と風邪薬をもらって飲む。次男はすっかり回復、まだ咳が時たま出るものの6時起床、元気いっぱいでやかましいまま幼稚園へ。
中沢新一の「芸術人類学」という本は楽しい一冊だった。7月号の「すばる」には、爆笑問題・太田光との対談が載っていて、テーマは「宮澤賢治と日本国憲法」。そのなかで本論より印象的だったのが、中沢が自分の飼い犬は「他の犬が残したおしっこを嗅いで、そのおしっこで書かれた手紙への返事を書くために散歩している」と言い切っていること。なんという表現なんだろう。わたし自身も犬の散歩を日課としているけど、そんな風に考えたことなど一度もなかった。
中沢の著書を読んでいると、親戚でもある網野善彦の名前はよく出てくる印象があった。その影響なのか実際に講談社学術文庫から出版されている何冊かはいつか読もうと思って、売られずにわたしの手元に残っている。素人にはとっつきにくく、もうちょっと読みやすそうな本を探していたら、鶴見俊輔との対談集「歴史の話」と出会った。
こういう本は入りやすそうなのだが、奥が深く、書いてあることを全部きちんと理解しようと思ったら、本当にたくさん勉強しないとだめなような気がした。それが鶴見の狙いなんだろうけど。そして書かれていることはけっこうまっとう(と感じた)なのに、あまり声を大にして言えないような雰囲気がいまの日本にあることが実はとても残念だ。でもこうやって本になっていることが救いかも。わたしのように図書館で目にする機会があるわけだから。
「これまでの歴史観が180度転回する」というような内容ではけっしてない。が、結果的にそうなる「きっかけ」が転がっている。私たちの世代からもこういう学者がたくさん出てくるといいんだけどなあ。
I Design
NHK BSの週間ブックレビューは、かつてアイドルとしてCM、ドラマなどで活躍していた中江有里をメインに児玉清、長田渚左などがサポートしつつ進行する面白い書籍紹介番組です。アットホームな雰囲気の演出と、取り上げる本のチョイスが適度に幅があり、たまに見かけるとついつい見入ってしまう。わたしの数少ないお気に入りのTV番組。
毎回、本大好き!というゲストを何人か招き、それぞれが好きな本を持ち寄って紹介しあったり、テーマを決めて同じ本をみんなで読み、感想を言い合う。大激論になるなんてことは見たことないので、そういう意味では広い年齢層に受け入れられるスタイルになっていると思う。
そして、4月9日放送分の再放送でたまたま知ったのが「私デザイン」という本でした。
不勉強で石岡瑛子というアーティストについては名前は知っていても、手がけた仕事についてはほとんど知らなかった。この本はNYを拠点に活動する彼女の仕事、生きざまを言葉にしたもの。商業デザインという世界で生きる著者が、映画、舞台、オペラ、サーカスなどなど印象に残る12のプロジェクトについて、ひらめき、直観、妥協、かけひきを様々な人たちとシェアし、つねに自分を表現することに精進してきた様子がほんとうに熱くつづられている。
感動したなあ。
fever
rider
長男が自転車で初の補助輪なし走行に成功した、めでたい。ずいぶん時間がかかったが、ポイントは平坦な場所での練習だったようだ。本人もそうとう嬉しい様子、ついでに最近わたしの中で流行しているメンテナンスを子ども用自転車に施す。ベアリングをどう分解したものか分からなかったので、そのままにしたけど、ずいぶんジャリジャリ言っていた。近所を走る程度なので問題ないと思うが。
その長男は小学校でいじめられてる。この前は9人の同級生に取り囲まれたらしい。本人はなかなか言おうとしないところを聞き出したが、最近のいじめは陰湿だなあと感じる。初めて小学校に行く日、家族の誰よりも早く6時に起きてウキウキしながら出かけていったのに。人生うまくいかないこともある。
Bike
昨日はもらい受けた自転車のタイヤ交換、きょうはオートバイのリザーバ・タンク交換、なんだか整備するのが楽しい。
自転車のタイヤ交換は駅前のショップで訊いたところ、前後輪で9,000円以上かかると言われた。ネットで調べると交換部品だけだったら5,000円くらいだったので自分でやることにした。オートバイに比べればスピードも振動も大したことないので、気楽に分解、おーこんなところにグリース注入のサインがあるぞ・・・などと感心しながら、サクサク作業終了。自転車屋さんは作業代が高いのね・・・と実感。
もう16年前のモデルらしいので、新品同様というわけにはいかないけど気持ちよく乗れる。あとは泥除けとカゴがあればいいのだけれど、前後サスペンション付きなので部品が高そう。
昨日の夕方は、前髪が目に入ってしきりに痒がっていた次男坊の頭を刈る。作業中ふざけていた長男も結局おなじ丸刈りに。結構な量の髪だったので、自分の頭を刈る前に疲れてしまった。
Port wine
週末の金曜日、麹町のポルトガル大使館へ。元同僚の知人によるユーロ2004の写真展のレセプションで、Luisというおじさんから、ポルトガルNo.1の豚肉を食べさせるところと、ポルトガルNo.1のイカを食べられるレストランを教えてもらう。会場で供されていたポート・ワインは甘く、濃く、そして何となくやさしかった。
豚: Meta dos Leitões
Sernadelo
3050-382 Mealhada
Ph.:+351 231 20 95 40
イカ: O Rei do Choco
Encerra à terça-feira
Telef: 265 497 170
Carrasqueira
CCI 3690
7580-613 Alcácer do Sal