久しぶりの駒プー。着替えてプールサイドに出たら雨が降っていたけれど、しばらくすると夏空。
a book shop
昨日の仕事帰りはいつもと違うコースで、六本木交差点を抜けていく。妻の実家へ行くのに読みかけのアーヴィングを持ってくるのを忘れていたし、しばらく足を踏み入れていなかったので六本木のABCへ寄っていった。もう2年近く前に再出発したときのセールに行って以来、ずいぶん変わっていてびっくり。店の奥の中2階のスペースは工夫してずいぶん本の数がふえているような気がした。あいかわらずおっしゃれ?な感じが嫌味じゃなく素敵です。セレクションは相変わらずシブイのでちょっと安心、お客さんも入っていたけど何でもネットで買えるいま、売れてるのかなあ。
こういう本屋さんに来ると、やはり地方自治体の図書館との差を大きく感じる。図書館でも探せばあるのだけれども、何気なく眺めていて素敵な本に出会うという機会はABCの方が多いのではないだろうか。もちろん図書館に平積みするところはないと思うが。
探していたシュタイナー本は見つかったけれど、疲れていたし、気さくに読める小説にしようと思い、カポーティ短編集を手に取りレジに向かった。ただ、欧州サッカーの年鑑みたいなものが洋書でないかなあ・・とスポーツの棚へ。そこで、前から欲しかった「イタリアの自転車工房物語」を発見、これも一緒に購入を考えしばらく迷うが2520円と高価だったので棚に戻す。そしてサッカー・コーナーを見るが年鑑らしきものは見つからず、ただモウリーニョの名前がついた本が2冊も並んでいるのに驚き、手にとって見てそのうち1冊はデザイン、装丁がかなりよかったし(オリジナルのペーパーバック版よりずっといい)、モウリーニョの言葉も多く収録されていそうなので、これに決めた、税抜き1800円。カポーティの短編集にはもといた場所へ戻ってもらった。
オリジナルのタイトルは「Jose Mourinho - Made in Portugal」。
minor change
流れるプールで幼い子どもが亡くなって、なにか注意書きが増えているかと思いきや、近所のプール(流れるプールもあり)では何も掲示されておらず。気になったが大勢のひとが流されているのをみて、わたしも流された。係員に対応を訊くべきだったかも。
午後は次男と昼寝後、恋ヶ窪のイトーヨーカ堂でムシキング。のはずだったが、手持ちのカードを忘れたため、急遽ダイノキングに変更。これはムシキングを展開しているSEGAが作っている恐竜キングのTAITO版で、同じように恐竜を戦わせる。基本的には同じじゃんけんなのだが、技の強さがボタンを押すタイミングで変化する仕組みが新鮮だった。しかし、6歳の子どもにしてはシビアなタイミングが要求されるので、ある程度熟練することが求められる。
帰宅後、SRのウィンカーを換装。ずーっと換えたかったが、ここまで道のりは長かった。夕方の屋外での作業で蚊に刺されまくった。
light bulb
昨日切れたバイクの電球の値段を近所のショップに訊ねたら、2100円とのこと。ハロゲン球はなんとも芸術的な構造をしていて、寿命も長いので半分納得。技術革新があまり及ばない、専門度の高いジャンルの商品ということなのだろうか。というのも、DVDドライブ、メディアなど発売されたばかりのころから比べると激しく値下がりしているから。
昼寝してから買いに行った。ショップのおやじさんから、素手で電球のガラス部分に触れることは絶対にしないようにと注意を受ける。手の脂、汗の塩分などがガラスに沁みこみ、高温になったときに膨張率のバランスが崩れて破損する可能性が高いそう。デリケートなパーツなのね。
out
バイクのヘッドライト球切れ、職場からの帰り道は電車に乗って。週末の夜遅くは混みあっている。亀だ惜しむだといろいろあった今週は。
Play Misty for Me
ウェス・アンダーソンの「ライフ・アクアティック」は豪華キャストなのに渋い。ビル・マーレーは最近こういう演技しか見たことがないなあ。アンダーソンは1969年生まれ、すごく若いのにスタイルが出来上がっていて「天才マックス」「ロイヤル・テネンバウム」そして「アクア」と、どちらかといえばのっぺりとした、ある意味シュールな演出ばかりが印象に残るけれど、好きなヒトには堪えられない味なのだろう。わたしはもうすこし熱い感じが好き。
ということで、ようやく観たイーストウッド「恐怖のメロディ」。71年の初監督作。付録のインタビューによれば、当時脚本権を持っていたユニバーサルのLew Wassermanは、監督をやらせて欲しいと頼み込んだイーストウッドに、「どうぞご自由に、ただし金は出さん」と答えたそう。結局収益の5パーセントがイーストウッドにわたることになったものの、本人は「ノーギャラでもやっただろう」とのこと。
主人公は地元ローカル・ラジオ局でジャズ番組を担当する女好きDJ、モンタレー・ジャズ・フェスティバルのライブ会場での撮影、キャノンボール・アダレイの演奏シーン、エロル・ガーナーのMistyの権利を買い取って本人にアレンジしなおさせるなど、ジャズ愛好家として知られるイーストウッドのこだわりがスゴイ。監督デビューにしてこの傑作、ほんとうにすばらしい。
swim
朝からふたりの息子を連れて屋外プールへ。おとな2時間350円、こども100円で流れるプール、スライダー、25メートル、幼児用が揃っているコストパフォーマンスにすぐれた市営プールなのだ。帰り道に100円ショップで水鉄砲、懐中電灯など、西友で次男用水着など半額セールだったので購入。夕方風呂に入るときに肩の部分が日焼けしてるのに気づいた。
pool
九州、四国では梅雨明けだそう。東京もきょうは久しぶりの青空で、次男をつれて屋外プールへ行った。これまで天気が悪かったせいなのか、水が冷たくて驚いたけれど、青空の下のプールは気持ちいい。子どもを背負って流れるプールを泳いだのだが、息継ぎをしようと思うと通常の2倍くらいの背筋を使わなくてはならず、とても疲れた。泳いで疲れたのは久しぶりだ・・・。
football
GP
雨が降り続いて、湿度が高い影響だろうか、プリンターの給紙がくっついてしまい大量のにフィードされたり、使っているキーボードで突然あるキーが打てなくなる。どちらも機器の故障なのかもしれないけれど、これだけ湿度が高い状態が続くとおかしくなっても不思議ではない。それでも超豪雨に見舞われている九州に比べれば、湿度が高いくらいの関東地方はまだマシ。
夜勤明けで日比谷にある都市銀行本店へ。高い天井とだだっ広いフロアが新鮮だった。いつの時代の建物なのだろう。こんな建物を維持する前に、手数料ビジネスをなくすべきだ。
昼食後、借りてきたDVDを少し見る。「Return To Sin City – A Tribute to Gram Parsons」というマニア向けの1枚。これをレンタル屋で見つけたときには少々驚いた。小金井も捨てたものではない。ノラ・ジョーンズの肩を抱くキース・リチャーズのにやけた顔、そしてフニャフニャしたパフォーマンスに脱力するも、Wild Horsesが名曲であることをあらためて確認した。
午後、次男をつれてホームセンターへ。バイク整備に必要な道具をいくつか購入。こだわるとツールの値段はものすごく高い。わたしはショップをやるわけではないので、メガネレンチとソケットの安売りセットで十分、と最近は思えるようになった。それでも高いものは高いのだが。
網野善彦の「歴史を考えるヒント」は、さりげないが、まじめで刺激的。