ラベルのイナたさで選んだ久しぶりの泡盛「久米島の久米仙 ブラウン」。レジに向う途中に「ギネス x FCバルセロナ @オリジナルグラス」のキャンペーンに遭遇。残っているのはエトー、プジョル、チャビの3選手のみだったので、チャビ・バージョンを購入。肌理の細かい泡がでる仕組みの350ミリ缶が3コついて800円。安く感じるか、高く感じるかはサッカーがどれくらい好きなのかによる。しかし、このキャンペーンはどれくらい日本人に訴求するのだろうか。ロニーはともかく、ほかの選手はリーガを見てる人じゃないと分からないと思うのだが。
too tired to ride
new screen
すごく安い。19インチワイドの液晶が2万5千円足らずだったので、12年ぶりくらいにモニターを買い換えた。中国製だが、日本メーカーのコスト削減と技術進歩のすさまじさを感じる。そして配達されたときにはあまりのコンパクトさと軽さに驚かされた。当時10万円くらいした17インチのブラウン管式はこれまで故障知らずの現役バリバリ、この交代は納得いかないだろう。ただ、机の上のスペースは信じられないほど広がった。ものすごいプレゼンスだったわけだ。画面が遠くになったので、あまり大きくなったような気がしないが。
インド留学経験のあるルーマニア人作家エリアーデ「ホーニヒベルガー博士の秘密」。1940年の作品ふたつを納めた福武文庫。中沢新一の先達と言えるんじゃなかろうかこの人。インドで修行してみたくなった。
after the rain
先週末は馬事公苑の隣にある財団法人、進化生物学研究所のバイオリウムに行った。ちかくに住んでいたときには足を踏み入れたことがなかった施設は、マダガスカルからの動植物でモワッとした空気が充満している。コンパクトだけどなかなか気さくでよい場所。その隣のTSUTAYAにはスタバが入っていて、売り場にある好きな本を自由に持ち込んで読むことができるようになっていた。馬事公苑は相変わらずだったが、お気に入りの中型スベリ台がなくなっていたのだけが残念。
昨夜は雨上がりの道路を快走。それほど寒くなく、湿度もあって、コンディションがよかったせいだろうか。
total: 6521.2km
too cold to ride
fianl and first ride
Matthew Sweet, Girlfriend
走り納めは大晦日、走り初めは1月2日となった。年末年始の都内は交通量も少なくて走りやすい反面、繁華街を通過するときなど、ふだんはあまり見かけない卒倒寸前の酔っ払いとか中高生の自転車軍団とか、いつもと違う動きをするひとたちがいて、けっこう気をつけて走らないといけない。年末に買った自転車雑誌を見て、サドルの高さを1センチくらい上げたら、とたんにヒザ周りの筋肉が痛みを感じるようになって、年始には0.5センチくらい下げた。それでも以前よりケイデンスが上がらなくなったのは、それが原因なのか、それとも単にわたしの体力的な衰えなのか不明。しかし、そんなわずかなセッティングの差でこんな違いが出るとは驚き。プロ選手ならそこまでシビアになるのも分かるけど、たかが素人通勤自転車乗りにそこまで影響があるなんて。
total: 6407.7km
a happy new year
xmas
thursday in the park
きょうは休み。前回の休日は調子を崩して寝て過ごしたので、久々の休日らしい一日。昨夜の自転車帰路はなかなかの冷え具合で、部屋に入ったあとも水を入れたプラボトルがいつまでたっても冷たかったのが印象的だった。ペダルを踏んでいるわたしはちっとも冷たくないが・・・。そういえば、通勤途上の環八、井の頭通り交差点でわたしからすれば超高級自転車を目撃、「スペシャのS-Worksだよ・・・」と、ひとりごちた。走ってる実物初めて見た。フレームだけで数十万円する逸品。車でいえばフェラーリのF1仕様車を公道で見かけた感じだろうか。普通のひとが見たらちょっと早そうな自転車ってだけなのに、実は完全プロ仕様。そのとき、あ?オレはあんな高級車じゃなくて良かったと逆に思う。なぜなら、そのグレードに見合うような走りが今のオレには不可能という単純な理由。普通の車やオートバイはたとえ高級車であっても、ドライバーの運転技術、能力はそれほど要求されないと思うが、F1とかレース仕様の乗り物は違う、それと同じ。
午後から次男を連れて小金井公園に向う道すがら、コンビニで飲み物を調達。日本酒のパッケージも新しいものがあって、これなら缶コーヒーを飲んでるように見えるかも。平日昼間の小金井公園は閑散としていて好きだ。日が暮れてきたのを見て帰る。自然な感じがいい。
total: 6295.5km
cold blood
圓生人情噺(下巻)中公文庫で「真景累ヶ淵」。もともとモギケンのブログでちらっと題名だけ見ていて気になってたのを図書館で借り出して読んだ。幕末から明治にかけて活躍した三遊亭圓朝が原作で、そちらも別に今年岩波文庫で出てるらしい。こんなに登場人物が次から次へと死んじゃう噺もスゴイが、それらすべてに因縁があるから、もうアナンダ・シャンカールのCDを聴いてるみたいなめくるめく感じ、いったいどこまで展開するのか空恐ろしい面白さとでも言おうか。それが落語家の語り口調で収録してある。字面で読んでいるとよくわからない言い回しも声に出してみると分かることが多々あるというのも面白かった。しかしこれが人情噺なのか。どちらかというと不人情な人物の相関図だろう。人情というと暖かいものをイメージしてしまうのは、「男はつらいよ」が40作以上も作られちゃう国に長く暮らしているせいかも。ソニーから圓生バージョンがCDで出てる、全部でCD8枚分。だいたい一回1時間やって15日間かかると解説にもある長編。今年「怪談」として映画化もされた。なるほどそのプロモがらみでモギケンなのね、と妙に納得。ちなみに圓朝作は青空文庫にてダウンロードできる。