私はサッカーが好きだ。とくにヨーロッパのサッカーは最近良く見るし、どんな選手がいるか知っているので楽しい。そして、毎年ヨーロッパ最強のクラブを決めるトーナメントが行なわれいて、今シーズンのベスト4が今朝出揃った。私にとってはゴルフのマスターズとかMLBとか、何それ?って感じ。このチャンピオンズ・リーグの頂点に立つということがどういうことなのか?ワールドカップで得体の知れない高揚感を味わった人たちが、あと少し想像力を使って、ヨーロッパのクラブチームが地域に密着した成り立ちを持っていることを理解できたら、この大会の持つ意味が分かる。なんだかサッカー右翼っぽいので、このへんでやめるが、日本ではゴルフとか野球とか単に昔からTV中継が多いといった理由でファンが多いと誤解されている節があるような気がする。昔は私もそれなりに贔屓のチームがあったりしたし、高校野球も熱心に見たころもあったけど、今はねえ。本当に関心が薄くなった。ちなみに私の担当する番組のプロデューサーはヨーロッパ好きながら、サッカーへの関心が薄いという変わった人物である。サッカー抜きにヨーロッパ・スポーツは語れないと思うのだが・・・。細川周平という人が書いた「サッカー狂い」という変な本がある、日本の根強い野球信仰に嫌気を感じている方にオススメ、快哉を叫びたくなる逸品だ。