Cherry Blossom

sakura

今年は久しぶりに代沢の桜を見ることができた。
寒くて眠れなかったおかげでアーヴィングの「第4の手」読了、素晴らしい。どうしてアメリカの作家の書いたものに、ここまでシンパシーを感じてしまうのか?一番簡単な答えは人間の心の動きに国境はない、というものか、または日米の文化的背景の共通点の多さ、もしくは都市生活に共通する人間の感情を扱っているからか・・・少なくとも米国での生活経験のない私にとっては、すでに読んできたアーヴィングの描く生活空間によって、アメリカに対するある程度のイメージの基礎ができていたことも影響していることは確か。多分、それぞれが人によって配分を変えて存在しているのだろう。それにしてもプロットの奇抜さとストーリー展開の巧みさ、そしてユーモア。文学のサーカスとは彼の作品のことだろう。

きょうは一日、本郷にあるNPOにて広報活動の手助け。

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