午前中は幼稚園で毎年恒例のクリスマス劇。次男はインフルエンザで来れなくなった子の代役を急遽頼まれたそう、無難にこなしていた、と思う。なにしろ出番自体があっという間に終わってしまい、こちらは写真を撮ろうとあたふたファインダーを覗いているうちに過ぎ去ってしまった。それにしても平日の午前中だけに父親参観は稀だったなあ。午後は今年の小林秀雄賞を受賞した多田富雄「寡黙なる巨人」読了。脳梗塞で半身不随になった作者の壮絶な生き様、生命力の強さが全編にわたって噴出してる。この自己表現に対する執着の強さは、作家とかアーティストといった職業には一番重要なファクターなのだろう。長男が帰ってきて、久しぶりにサッカーボールを蹴りあう。クリスチアーノ・ロナウドのPKをふたりで真似しあう。夕方から餃子の仕込み。