内田樹/鷲田 清一「大人のいない国―成熟社会の未熟なあなた」
西江雅之「異郷日記」
乱発されている内田本はいつもの調子で、ブログで読んだ記憶のある文章も含まれている、文字通りいつもの通り。そして西江本。わたしは不勉強で今回初めて読んだのだけれど、いったいどうして、この本にたどり着いたが覚えていない。たしか誰かのブログでこの本について書かれていて、あ、オモシロそうだなと、アマゾンのカートに入れておいた。その後、その存在を思い出したのは円高が進行してきて輸入CDを買うチャンスとカートをのぞいて見たら、あ、この本ね。と、念のため小金井図書館のデータベースで検索してみたら1件ヒット。しかも利用可。ということは書棚に並んでる状態。さっそく借り出して読んでみた。えっと、ところで何でこの本借りたんだっけ?と思い出そうにも脳内メモリーはボロくググってみても分からない。まあそのうち。
内容はまさにタイトルにふさわしい。紀行本としては異色。何てったって最後は三鷹にある自宅のことで終わってる。それでも勉強になるわと思ったのは、それが本当の異郷だと感じるから。著者に手紙でも書いてみたくなる。が、本人のウェブサイトがあった。
さて図書館に返却しようと、借りている本のリストを見てみたら、レーモン・クノー「あなたまかせのお話」が載ってる。あら、そういえば先月読んでいたけど、最近見かけないなあ、と。思い当たる場所を探すが見つからない。かれこれ45分くらい。はぁー、こんなことってあるのか。借りた本をなくすなんて。妻の実家に行った時に置いてきてしまったのか。最後に読んだのは11月23日だった。試験会場に向かう井の頭線の中だったようなかすかな記憶。