夜勤明け帰り道にアメ横でジーンズを購入。4年ぶり。専門店にはメジャーからマイナーまで実に多くのブランドを取り揃えてあって、その細分化ぐあいは牛肉とかビールのブランド数、あるいは寿司ネタの数に匹敵するのではなかろうか。今回は訪れたショップのオリジナル・ブランドを選んだ。17オンスの生地を使ってるとかで、たしかに持ってみるとズシリと重さを感じる。スソ上げを頼んだら1時間かかるというので、しかたなくエリアをぶらつくことに。アジアを中心に外国の食材を多く扱っている地下街でタイ米1キロを買う。ハナマサだと5キロ袋しかないのでありがたい。腹も減ってきたので、食事できるところを探すが、以前食べておいしくなかった店、もしくはチェーン店、カレー屋くらいしかない。事前情報で今夜の食事はタイカレーとのことだったのでカレーは無し。午前中のこの時間に人が入って、ある程度賑わっているところは飲み屋ばかり。迷ったが結局立ち飲み「たきおか」にて煮込み150円、お新香150円、タン塩焼き2本200円、チューハイ290円の計790円で済ます。門前仲町にあった立ち飲み「大坂屋」を思い出した。あそこと同じように渋い顔のオヤジたちが小銭をニギリしめながら酒を啜っている。わたしはこの雰囲気嫌いではない、むしろ好きだ。千円札一枚でお釣りがくる飲み屋こそ理想。帰りの電車はスティーブン・バーバー「アントナン・アルトー伝」、なんだかコムズカシイ。武蔵小金井駅に着いたら雨が降り始めた。