2026/09/12
久しぶりに実家に帰った。日記の存在も、頭の片隅すらから消えかけていたのに、実家に帰ったことによって思い出した。吐露できる場所はここだけなんだ。いつも、家に帰ると(あぁ、私はやっぱり母が苦手なんだな)と実感して、帰ってきたことを後悔してしまう。もう大丈夫になっていると思っていたけれど、そんなことなかった。久しぶりの部屋は何もかもが母のルールに則って片付けられていた。片付けというのは名だけで、実際には部屋が広く見えるよう見栄え良く片隅に押しやられていた。それを、「こんなに綺麗にかたづけたんだよ」と誇らしげな母がやっぱり苦手だった。「近くで仕事をしているから、久しぶりに夜帰る」と伝えた時に、なにが食べたいかを聞かれて寿司と答えた。寿司を買おうとした母はどうやらバスを降り間違えて、「あんたが寿司とか言わなければ間違えることはなかった」という電話がかかってきた。帰る前なのに帰ろうとしていることを悔やんだ瞬間だった。
私が母にされて嫌だったことのすべての記憶がどんどん曖昧になっていつか忘れてしまい純粋に好きと思える日が来るんじゃないけど怯えていたけど、まだまだそんなことはなさそうだった。同じ学校にいたら友達にもならない気がするのに、家族の縁は理不尽だと思う。そんな母を放っておいて、機嫌の良いときだけ擦り寄ってくる父のことも好きじゃなかった。父も母も、嫌いではない。好きじゃないのだ、好きにはなれないのだ。
周りが結婚や出産をしていくなかで、その二つに希望を持てずはやく消えてしまいたいと思い続ける日々。今日も母から従兄弟が結婚することを聞いた。順応できない者の肩身の狭さを実感している。恋人がいるけれど、それは母にも祖父母にも伝えていない。もう結婚か否かを判断される年齢になってきたから。彼も結婚願望がないようで、そういうと無責任なやつだと思われるかもしれないけど、けど本当のところは同じくらいの無気力さを持つ人で早く2人で隠居してしまいたいと思う。この世は肩身が狭いから、2人だけで楽しく暮らそうと隠れたい。
家族というもののことを好きになりたいと思う。友人の家族関係が羨ましい。お金の心配をせずにすみ、献身的で、同じ味付けでない料理がでてくる、イキイキとした父と母。どうしたらそんな綺麗な家族になるのですか。
久しぶりの日記なのに暗い内容になってしまった。でも、お友達にも上司にも言えないからここで。
