“これもだいぶ昔、元ザ・スパイダースのギタリスト、井上堯之さんにお会いしたとき、まだお元気な頃だったのですが、 「僕は死ぬなら癌になりたい」 とおっしゃったのでびっくりしたことを覚えています。 当時は今よりさらに、癌になったら苦しいと言われていたので、そんな痛い思いをして死ぬのは嫌だと私は思っていたのです。それより心臓発作かなにかで突然、クッと息が止まって「さっきまで元気だったのに死んじゃった」という死に方のほうがはるかに望ましく思われたのですが、井上さんは、 「だって癌になったら死ぬまでに猶予期間があるでしょう。あと余命半年と言われたら、その間にいろいろ片づけたり家族と語り合ったりと、ゆっくり時間をかけて死ぬ準備をすることができる。突然死んだら何も準備ができないもの」 そういう考えがあるのかと驚きました。”
? 両親を看取って「死」に対する考えが変わった…阿川佐和子が「大好きだった母の最期」に全く泣かなかったワケ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
