“プリマー新書の装幀は、創刊以来すべてクラフト・エヴィング商會さんが手掛けられています。クラフトさんのお話によると、ちくまプリマー新書の創刊に携わった編集者が打ち合わせに伺ったとき、「子供たちに何かひとつだけ伝えるとしたら、あなたは何を伝えますか」というコンセプトで本をつくりたいと言ったそうなんです。それを聞いたクラフトさんが、「一冊一冊が著者から読者への贈り物だから、リボンをかけた小箱をプレゼントするように本をつくりたい」と考え、一冊ずつ中身に合ったデザインをすることになったそうです。今も毎月すべてのゲラをお送りしていて、それを読んだうえでカバーを考えてくださっています。
だから、ちくまプリマー新書の装幀はプレゼントの包装紙なんです。”
