logistics

疑ったワタシが間違ってました。プレゼント用に子どもサイズのユニフォームを、ミラノのクラブ公式オンラインストアで初めて発注、11月の長男誕生日に間に合うようにと思って十分なリードタイムをとった。これまでバルサとアストン・ヴィラのユニを直接オフィシャル・ストアで購入してきたが、バルサはイギリスの会社に販売業務をアウトソースしてるらしく、メールでの問い合わせにも比較的レスポンスが早かった。ヴィラも注文から発送までほぼ1日、1週間ほどで手元に届いた。

で、今回はイタリアのチャンピオン、インテル。ホームページは手作り感にあふれ、(わたしは好きだが)商売っ気があまり感じられない。ただ、登録(無料)しておくと誕生日にオンラインクーポンが届けられて、これがなんと20ユーロ割引という太っ腹。
auguriimg
ユニフォーム1着に送料4,500円という法外な値段設定に購入を渋っていたけれど、そのクーポンの存在を思い出して踏ん切りがついた。もちろん、日本のサッカーショップでも買うことはできるが、基本的にキッズ用には選手の背番号や名前が入らないし、最新シーズンものがなかったり、送料を含めた値段もミラノから直接買うのとほとんど差がないのだ。公式オンラインストアであれば、選手はもちろん、自分の好きなマーキング入れても1万円以内。

ただ、これまではイギリスの会社が相手だったけれど、今回はイタリア。オンラインの購入用フォームからは日本の住所がきちんと入力できなかったので、フォローアップのメールをカスタマー・サービス宛に出したけど反応なし。イタリアだし、きっと時間がかかるんだろうなあ、と気長に待つつもりでいたら、注文から3日後にトラッキング番号などが書かれたメールがUPSから届いた。んーやるな、と思ったが、こんなサービスするから輸送費が高くなるのだ。でもおかげで、安心できる。そして発注から5日後に無事到着。驚いた、これまでのどのクラブより早い。繰り返すが高い輸送費だけのことはある。そして丁寧に返品、交換用のフォームまで同封してあった。貴族のためのサービスって感じ。ご丁寧に配達証明書までオンラインで発行されてた。

サービス:
UPS SAVER
重量:
.50 Kg
出荷日または請求日:
2009/10/05
配達日:
2009/10/08 10:24

欧州のサッカー・クラブにとってはレプリカユニフォームをはじめ関連商品の販売はビジネスの重要な要素。スペイン、イングランド、今回のイタリアとそれぞれ違いがあって面白い。バルサは有名選手が多くいるからか、値段設定が比較的低くてもやっていけるのだろう。つい買い物したくなる敷居の低さがある。一方、世界的には知名度いまいちのアストン・ヴィラは、バルサ以上に価格を低く設定して、とにかく売ることに熱心。先日最新シーズンのキッズ用ユニに次男のネームを入れて、ショーツ、ソックスまでセット、送料込みで7,000円くらい。日本ではありえない価格だ。そして今回のイタリア、インテル。値段だけ見ると殿様商売だけど、ファンだから許せる。それにしてもヨーロッパと日本の距離はずいぶん近くなったものだ。