すごく安い。19インチワイドの液晶が2万5千円足らずだったので、12年ぶりくらいにモニターを買い換えた。中国製だが、日本メーカーのコスト削減と技術進歩のすさまじさを感じる。そして配達されたときにはあまりのコンパクトさと軽さに驚かされた。当時10万円くらいした17インチのブラウン管式はこれまで故障知らずの現役バリバリ、この交代は納得いかないだろう。ただ、机の上のスペースは信じられないほど広がった。ものすごいプレゼンスだったわけだ。画面が遠くになったので、あまり大きくなったような気がしないが。
インド留学経験のあるルーマニア人作家エリアーデ「ホーニヒベルガー博士の秘密」。1940年の作品ふたつを納めた福武文庫。中沢新一の先達と言えるんじゃなかろうかこの人。インドで修行してみたくなった。