まるで梅雨のように雨がよく降ります。仕事に行くとき晴れていても、帰りは決まって雨降り。バイクを整備して気持ちよく乗れる季節のはずなのに残念でならない。
子どもたちはティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」に夢中だ。何回見ても飽きないらしい。今週は「コープス・ブライド」がライブラリーに加わり一緒に見た。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の続編と子どもは思っているフシがあるけど、基本路線は確かに似ている。「生と死」「明と暗」が重要なモチーフ、などといった形而上学的な見方もできるし、そういった評論もおそらくたくさん出ていたんだろうなあと思う。
ただ、そんなことを抜きにして大人も十分楽しめるように作ってあって、こんなマージナルな映画を堂々とビジネスにしているティム・バートンは本当に大したものだと思う。そして、こういう作品を子ども時代に好きなだけ繰返し見ることができるなんて、いまの子どもたちはある意味とても幸せだ。
私の子ども時代の記憶には、当時絶大な人気を誇ったTVアニメ「巨人の星」の放送時間が夕食の時間と重なっていたため、ほとんど見られず、とても悔しい思いをしたことが、いまだに強く焼きついている。(家庭用VTRなんて存在しなかったし、食事の時間はTVを観ることが出来なかった)だからといって、大人になったいま「巨人の星」をDVDで全部観たいとは思わないが・・・。