引越し先では、いろいろ必要になるものがあって、車で買いに行ったりしているのだが、
こういうときにネットは非常に助かる。
ペットの餌とかも、前は近所のペットショップがサービスで届けてくれたが、
ほとんど変らない料金で届けてもらうことができる。
いらないものを処分するのにも、オークションが役に立ったり。
ネット上での取引が増えている。
きょうはキムチを注文しようと、いろいろ探索中。
Sleeper
一日ごとに38度以上の熱を出して、眠り続ける次男のことが心配だ。
Food for thought
人間はさまざまなモノを食するが、よくある議論として、「最初にこれを食べようと思った人」の存在がある。たとえば、ナマコとかカニとかパッと見て、食べられるとは考えにくいイメージをもった食材について、自分だったら口に入れようと思わない・・・云々。先日の宴席でもそういった話に。
思い出したのは、ラジオ番組の取材で無農薬野菜の卸会社社長に聴いたこと。最近の食材が多くの添加物を含んでおり、鳥はそういうものを食べないと。まあ、都会のカラスとか鳩を見ているとにわかには信じがたいが、ポイントは自分が食べられるものと、そうでないものを見分ける力があるということ。それは、もう経験からもたらされるものではありえない。
人間にも昔はそういった能力を持っていたはず、いまでもそういう感覚は麻痺しているだけで失ってはいないのでは、というのが論旨だったように記憶している。タオイズムの本とか読んでいると、想像力とか直観こそが大事で、ナマコとかカニを見て、これはイケルと思った太古の人々のイマジネーションの豊かさに感嘆すべきだろう。タオイズムの息づいた中国でありとあらゆるものが食されていることは、これと無関係ではないはず。
Pork Cutlet
新しい職場のそばには魅力的な食堂がいくつかある。そのひとつ、とんかつの「衣浦」。給仕のおばちゃん3人くらいに、「揚げ」担当のおにいちゃん2人。ロースが680円、ひれかつ880円で赤だしとご飯がつく。お新香は有料オプションになっているところが、コスト管理力を感じさせる。ちなみにご飯は大盛りでも同じ値段。食券を買って入場するスタイルで販売機は店の外にあるが、お釣りがある場合には「おつり」ボタンを押さないと、お釣りを受け取れないタイプです。おかげで私は先日ロースを570円で食べた。ごちそうさまでした。:smile:
一方、衣浦から200メートルほど離れて、同業の「生駒」がある。きょうはじめてトライしてみた。昼時ということもあってかなり込み合っていた。ロースかつ定食1050円なり。驚いたのはとんかつ屋なのに、ご飯のおかわりが有料なこと!しかも200円という設定はとんかつ屋の風上に置けない。味は衣浦と大差ないように感じた。キャベツが山盛りなのはオーナーのバランス感覚なのか。
Nosaka
野坂昭如の「文壇」。胸の奥がキュンとなる逸品だと思う。「生きざま」が感じられる本です。きちんと読もうとしない方がいい。どうなんだろう、タイトルが「文壇」だからなのか、野坂と家族の関係はあまり書かれていない、仕事に没入して生きることができた時代の記録。
すごく寒い、通勤に1時間前後かかることを考えると、バイクはきついかも、と思う。
fever
長男製作のメガネ(紙)
昨日から長男が発熱、けさ病院へ。インフルエンザかもしれない。家族の見方では慣れない環境で、精神的に緊張することが多く、疲れたのが原因かもね・・・ということ。小さいながら、いや小さいからこそ新しい環境に対する感度はデリケートなのかもしれない。思い返してみると、わたしは転校を経験したことがない。
一方、次男はいたって元気、きょうも雨の中お散歩してご機嫌だった。着替え3回した。いい加減にしてほしい。
黒霧島はコンビニでも売るようになった。
Hanami 2005
ことしの花見は小金井公園で。
あいかわらず人出が多く、平日だが金曜日ということもあって五日市街道は花見渋滞。小金井公園の桜はとても高いところから低いところまで、だぁーと咲いていて圧倒される。ビールを飲みすぎてお腹一杯に。
Soba
ご近所へ引越しの挨拶にそばを持っていくことなど、最近では珍しいことではないだろうか。わたしたちも昨日、菓子折りと子どもと一緒に挨拶に出かけた。学校の先生をしているというTさんは同じ敷地に住んでいるので、以前から顔を合わせているが、きちんとあいさつしてくれるので、わたしも心掛けて応えるようにしていてよかった。
デジタル技術の森の中で仕事をしていると、顔が見えないコミュニケーションがほとんどだが、一度でも会ったことがある人だとやはり話しやすいのは当然だろう。
きょうの昼は人形町ナンバー1の立ち食いそば、鰹節問屋が経営している「そばよし」。入ってみると、なにやら揉めている様子。工事現場の作業服を着たおじさんは、カレーライスを食べたくて、カレーとついている食券を買ってみたのだが、出てきたのはカレーそば。「オレはご飯が食べたいんだよ」と主張するおじさんに、それは無いけど、あと150円出せばセットになってご飯が付きますよという店の最前線に立つおばちゃん(お姉さんかも)が応戦。カレーがのったご飯を食べたかったみたい。ただ、そんなメニューはないので、店側は代替案を出していたのだが、結局交渉は決裂、おじさんは金なんかいらねえ!と言い残して退場してしまった。
そこまでは江戸っ子気質を感じさせるといえば、いえなくもない抑えの利いたパフォーマンスだったが、去り際に「外人なんか使ってんじゃねえ」と吐き棄てたのはいただけなかった。確かに店で働く女性2名は、アジア系外国人のようだったが、店内のコミュニケーションに関しては何の問題もない、むしろおじさんは食券を買う前に自分の食べたいものを伝えて、アドバイスを受けるべきだったろう。そこまでして、なお自分のリクエストが通じなかったとしても、それは彼女たちが外国人だからというわけではない。日本語の理解力が低いというだけで、食券を買わずに出る選択肢も選べたはず。おかげでせっかくのそばが不味くなった。
First Day
きょうは長男が新幼稚園へ初登園。緊張していたらしい、帰ってくるとぐったり。でも昼はうどんをしっかり食べた。長男が幼稚園に行っている間、次男と一緒に近所を散歩。このあたりは、狭い道が多いので車の交通量も少なく、世田谷にすんでいたころに比べると、散歩するにも気が楽だ。ただ、気がつくと他人の敷地に足を踏み入れていたり、夜などはバイクで道に迷うこともしばしば。
その後、暖房に使う灯油を買いに出かけた。車の中で次男熟睡。1リットル60円。ちょうど今日から値上がりしたそうだ。いきなり5円もアップ。
帰って引越しの荷物の整理をしていたら、ずっとご無沙汰していたフレッド・ニールが見つかってNYでのライブ演奏を聴く。新鮮ですな、いまだに。すごいと思う。その前に出てきたグラム・パーソンズを聴いていたら、実母が「あら、ひさしぶりねえ、ハワイアン聴くの・・・」と言ってた。ペダル・スチールの響きは独特なので、ひとによっては受け取り方もさまざまなのだ。
夜はトンカツ。次男は午前中はやくに昼寝したせいか、風呂入って速攻就寝。
Nail Clipper
きょうは通勤途上、バイクのキーホルダーからFCバルセロナの飾りが落下。たまたま赤信号直前でほとんど止まるところだったので、すぐに拾い上げ、事なきを得た。CLは残念だったけど、相手のチェルシーには罰則が下された。モウリーニョ監督はバイエルンとの準々決勝2試合にベンチ入りできないということ。あんまり意味ないと思うけど・・・
職場である日本橋は老舗が多いけれども、「うぶけや」という刃物のお店で見つけた爪切りを衝動買いした。本当に老舗を絵に描いたような店で、945円の爪切りでもちゃんと店の銘が入っている、ちょっと渋い逸品に見えた。実際使ってみても、適度な重さといい、シュアな切れ味といい、真っ当な商品という印象だ。店番の女性の包装の仕方にも、職人の仕事が感じられる・・・というのは少し没入しすぎだろうか。一緒に入っていた店の案内を引用します。
天明三年【1783年】創業以来、各種打刃物の製造販売を専業として深き御愛顧をいただき今日に至りました。
家号のうぶけやとは、うぶ毛も剃れる(かみそり)抜ける(毛抜)切れる(はさみ)と申す処より名付けたものでございます。
200年以上このビジネスをやってきたとは・・・
それが、人形町のなんでもない通りに何気なく、普通のたたずまいで存在している。侮れない。