妻の買い物につきあってスーパーに行って、昼飯用にピザを二切れ、ついでにルッコラを買う。あたためたピザの上に写真のようにルッコラ山盛りにしてビールと一緒にいただく。昔イタリアのカステルロットに行ったとき、町のレストランで食べた感じを再現してみた。スーパーのピザだけどけっこう旨くなる。あたたかい昼なので窓を開け放って気持いい。先日テレビで松本隆が「風をあつめて」を月島の路上で朗読するのを見た。曲の印象とは違って、ずいぶんと暗い雰囲気だったのを思い出した。
knead a dough
先日買ったことをすっかり忘れてまた全粒粉買ってしまったので、妻がしかたなく捏ねて、焼いてくれた。イチジク、くるみなどいれて出来は上々、クリームチーズを塗っておいすぃ。本当はわたしと次男で始める予定だったパン作りだったけれど、すっかり食べるだけになっている。妻曰くパンの世界は奥が深いそうだ。
cd library
引っ越してから3ヶ月が経過しようとしている。写真のように棚はあるのだが、整理がつかない。あーメンドクサイ。
CDを収納するビニールケースというのは薄いから確かに省スペースではある。ただ経験上、一度見失うと見つけるのが難しい。ヘタするともう一度ご購入ということにもなりかねないので油断大敵なのだ。ハードケースに入ってるUluluとKeep Me Comin’は簡単に見つかったけど、ビニールケースに入れてたJesse Ed Davisだけ見つからない、そのもどかしさといったらない。だから、すでに手に入りにくくなっているCDは慎重に別途保管場所を考えないとアカンのだ。実際、大好きなRandy Westonの三部作なんて別の場所に保管してた。そう、3枚くらいの手持ちがもっとも危険なのだ。たとえばZappaとかDylan、Beatlesなんて、けっこうな数のアルバムがあるから、一枚くらい行方不明になっても、まあいいかって気にもなる。というより、手元にあるCDどれ聴いても、それなりに満足できるからいい。だが、3部作となるとハナシは別である。たとえば、上述のRandy Westonなんて、3枚そろってナンボ。1枚でも欠けると、それがどーしても聴きたくなる。HDDに落としておいてあっても、やはりモノとしての存在感がなあ。
さて、棚。そもそもどこにどのCDがあるかなんて、アタシだけが分かっていればいいのだから、整理する必要もないわけだ。でもEddie HintonとかSnooksのImperial盤とか、あーどこいったんだーって探すのも疲れてきたので、この機会にキチンとしておこうと思ったしだい。だいたい棚の場所を心の中で決めていたのだが、作業を続けているとアレ?Curtisってどこだっけ?ま、いいか、と続けてるとDylanのとなりにThe Band、その隣にChico Buarqueという具合になる。いちおう南北アメリカ大陸出身とはいえ、やはりこれは何とかしたい。仕方なくアーティスト名とかを棚に貼り付けて整理することにしたが、これもアルファベット順とかメンドクサイので行き当たりばったりの超テキトー。あー誰か代わりにやってくれないかなあ。
flavored coffee
Bad Assというハワイコーヒーのブランド。ロバのアイコンが印象的でマウイに行ったときにずいぶんと買い込んだ。そのときも決して安い買い物じゃなかった、コーヒー豆としてはむしろ高級品。なので神保町にそのショップを発見したときには、並んでいる商品の値段とともに、その存在に驚愕した。で、先日半額のSale品があったのでモノは試しと購入してみた。パッケージの説明では実際の香り付けなどの工程は日本で行われているらしい。つまりライセンス・ビジネス、これにも驚いた。日本人はコーヒー好きだとは思うが、コナだとか、フレイバー付きなどにそれほどの需要があるとは考えにくい。需要が少なく供給も少ないから値段が高いのか、ライセンス料に持っていかれているのか・・・おそらくその両方なのだろう。どちらにせよ、日本でBad Ass印のコーヒー豆を買う人はかなり限られることは容易に推測される。残念だがあの神保町の店舗もそう長くは営業できないだろうな。
それでもフレイバー付きコーヒーに一度なじんでしまうと、また飲みたくなるらしい。家族の要望で安価な商品を探したが、送料など含めると100グラム700円前後というのが相場。今回は中野の「青いイルカ」というブランドを100グラムずつ3種のフレイバーを購入してみた。送料込み1890円。
このセットでは中挽き粉しかなくて、豆が選択できないのが痛いが、お試し価格みたいなものなので仕方がないか。しっかり香りの楽しめる仕上がり。もう少し安けりゃなあ。
wine
ある日のワイン。オーガニックが売りらしいが、私のカラダにはあわないみたい・・・
昨日の自転車通勤走行距離:56km
新しいメーターで距離計が二つあるので往復のトータルが記録できるようになった。
bread make
ようやくパン作りの一歩を踏み出す。実にシンプルな材料で出来ることが確認できた。小麦粉、砂糖、塩、バター、牛乳、イースト、これだけ。
bike gear
寒いけど最近はずっと天気がよい。きょうも気持ちよく晴れてたので朝から寝床周りの洗濯などしつつ、自転車を洗った。スタンドをつけてないので、洗車は基本的に壁に立てかけた不安定な状態。それでチェーン清掃などもやりにくいし、壁にこすって余計な傷がつくのもいいかげん嫌になってきたので、1800円で簡単なメンテスタンド購入。もっと早く買えばよかった。
先日、尾根幹を走ってるときに下り坂でコローン、ローンってかわいい音が聞えて、あれ何か落ちた?って思ったけど、後ろに走ってる知人が教えてくれるだろお、と高をくくってたら見事にスルーされてた。いえ、アタクシが悪うございました。すぐに止まればよかったんだけど、スピードが出てたし。何が落ちたのかなあーなどと思いつつ、10分後くらいに平地で信号待ちしてるときに、サイクルコンピュータが無くなっているのにようやく気づいた。あちゃー。もともと固定するための爪が折れてしまっていて、外れやすい状態だったのでいつかはこんなことにもなろうかと思っていたけど、こんなに早くその機会が訪れることになろうとは。サイコンというのは、別になくても走れるのだけれど、通勤に使っている関係上、交通費とフレーム等減価償却の目安にもなるオドメーターはあったほうがよいので、この機会にワイヤレスのCATEYE CC-RD400DWにしてみた。これまでは有線タイプを使用してたので、ずいぶんとすっきりした印象でかなり小さい。
it’s cold outside
まったくもって寒い。1月は2日から自転車通勤にいそしんでいるが、とくにここ何日かの寒さは尋常じゃない。これまで乗り出しは少々寒くても、5分もすればすっかり暖かくなるのだが、先日は1時間以上経っても足先はしびれたまま。ま、もともと足先は冷えまくるのだが。きょうはカイロを投入してヌクヌク足先で快適じゃった。が、カラダ全体が温まらないのだよ。仕事場に到着したら、まずは何か食べたり、温かい飲み物を摂取しないことにははじまらない。これはわたしの身体の柔軟性が失われつつあるということなのか。先日のエンデューロでは思わぬ心拍数上昇に身の危険を感じたが、通勤ではどんなにハードにペダルを踏んでも、あんなに激しい鼓動になることはない。いったいあれは何だったんだろう。
本を読むのは主に電車の中なので当然だが、自転車通勤してると読書量が減る。
最近記録をしてなかった。これまでGiantで走った距離:621.2km
recent books
坂本龍一「音楽が自由にする」、図書館で偶然見つけたので読んでみた。正直なところYMOにも戦メリにも教授的な部分にはほとんどシンパシーを感じないし、モレレンバウムもピンとこなかったアタシ。ほかにもソロアルバムなど、いろいろ聴いてはいるのだけれどナゼなのだろう。日本を代表する音楽家で、彼が作ったいくつかのメロディを口ずさむことさえできるのに。まったく漠然としてるけど、なんかこう熱いパッションとかソウルを感じることができないのよね。彼の音楽こそが「クール」なのだと評する向きもあるのかもしれないが、それではメシアンの「鳥のカタログ」にホトばしるパッションを感じる自分との折り合いがつかない。久石譲の音楽もそうなんだけれど、単にわたしの感受性がある種のレセプタを欠いているのかもしれない。残念ながらそういった齟齬はこの本を読んでも理由は明らかにならず。けっこう熱い若大将ぽいところがあったんだー、とは思ったが、YMOの成功によって彼の人生は大きく変わったという月並みな感想しか浮かばん。それにしても自分を活かしてくれる環境に自身を滑り込ませる才能に長けているのね。
内田樹「日本辺境論」。こちらは図書館に入荷するのを待てず購入。あーインテリの本ってスゴいね。言ってることは大体理解できるのだけれど、それを他人に説明しようと思うとすごく難しい。そういう本。まわりを先導する立場に至ると思考停止してしまうのが日本人って、それじゃ日本の政治家に何の期待もできないじゃないか。それでもここまで国が滅ぶようなことにならなかったのは、目指すところがあったからということなの?それにしても過日再放送していたNHKスペシャル「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡」で、多くの有名政治家へのインタビューから権力闘争に明け暮れる政界の日常が浮かび上がってきて、見ててホント情けなくなった。蓮ホウの必殺仕分け人なんてかわいいもんだ。
福岡伸一「動的平衡」。以前、新書で読んだ「世界は分けてもわからない」と重複する部分も多いけれど、それなりに面白かった。これまでも仏教や文学など、形を変えて語られてきた「生命とは何か」について、分子生物学という分野からでも説明できますよーというハナシ。オカルトになることを避け、あくまでも科学的アプローチを重んじる著者が、本書の最後の部分でライアル・ワトソンの著作に触れ、非常に感銘を受けているのが新鮮。カスタネダまでもう一歩だ。
move
引越しは疲れる。まだ10分の1も終わってない気がする。でも新しい靴を買ったり、映画を見に行きたいなあと思ったり。やらなきゃいけないことが山ほどあるというのに、仕事はいつもどおりなのに。前の住まいに荷物を置かせてもらってるので、ありがたいと思わなきゃあかん。それでも坂本龍一の自伝が面白かったり。シコ・ブアルキやエリス・レジーナがあらためて新鮮に聴こえたり。今までなかなか読めなかった本に目を通したり。なんだか引越しも悪くない。