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thekimonogallery:Yokohama Station in the snow. ?Tokyo, Japan
memo-reblog: “たとえば「俺、幕府を開きたいんだよね…」的なこと言ったら、大抵「は？」で終わるけど、たまに「じゃあまず征夷大将軍になる必要がありますね」みたいに前に進めてくる人がいて、そう…
“たとえば「俺、幕府を開きたいんだよね…」的なこと言ったら、大抵「は？」で終わるけど、たまに「じゃあまず征夷大将軍になる必要がありますね」みたいに前に進めてくる人がいて、そういう時のワクワク感はすごい”
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結婚願望がないのに恋人つくるのはセックスフレンドと何が変わるのか、と結婚願望がある人に詰められることがたびたびある。元恋人からも詰められたし、付き合う前にニーズが合致していないことが判明した場面でも謗られる。
そのたび、この人、25歳の時のわたしみたいだなあ、と思いながら「やだなあ?セフレだなんて思ってないよお」と語尾に?マークを振りまいて困り顔風微苦笑で流す。まあなんだかんだ絶対に浮気するから、実態はやはりセックスフレンドなのだが。というかそもそもどんな相手だろうがどんなタイミングだろうと自分は絶対に浮気をするだろうという確信がすこーんと茶柱のように直立しているので、こちらの有責で財産分与する羽目になりそうだからなるべく結婚したくないというのがわたしの「結婚？うーんまあいい人いたらかな？(笑)」の内訳なのだが到底言えない。わたしだけではなく、結婚願望がない人間はみんなそうだと思う。新鮮なセックス、異性からのニーズを切らさない自分、めくるめく化かし合いと極彩色の駆け引き、というくだらない虚像を諦め切れないから結婚しないのだ。
10代の時に男女交際と言うものを経ていればこんなことにはならなかったんじゃないかと、情けなく思う。先天的にもてなかったから、後天的に何周も遅れて未練がましく補填し続ける。予後が悪い、の典型例だと思う。
来週クロージングがかかるというかかけさせる心算なのだけれど、未だに、結婚願望の話をされていない。そりゃそうだ、世にもばかげたツールで出会っているし、わたしガリガリのド金髪でいつだって肩か脚は丸出しの格好して大学生とつるんでるし。と思いながらも、してくれたらいいのにと内心舌舐めずりしながら待ち構えている。
結婚願望は、ある側の方が、立場が弱い。
半年かけてデートを繰り返したわりにいちども寝ず、交際するのしないというあまりにも手前すぎる段階で揉めていた男の人は今年35歳だった。デート10回目にして「僕の中で付き合う人イコール結婚する人って思ってるんだけど君はどうなの」とやけにシリアスな雰囲気で顔を覗きこまれた。4回目で言えばいいのにと思ったが、言わせなかったのは自分のc調なふるまいのせいだとわかっていたのでやめた。
なんて尻の青い思想、大学生みたいと思った。でも、わかっている。自分だってかつてそうで、散々笑われてきたからその仕返しとして嗤うことで溜飲を下げた気になっているだけだった。言われる側になってみて初めて、人生の責任を急に背負わされるような窮屈さを覚えて息が詰まりそうだった。知らねーって責任なすりつけんなよ、とわたしもかつては思われていたのだろう。
いつまで強がっていられるんだろう、と思う。独身を貫くのはいばらの道で、それが本格的に威力を発揮するまであと2，3年しか猶予が残されていない。友達はみんななんらかの方法でニコイチになっている。ひもを定期的に補充するか、小説家になるか、年収の桁を上げて海外行きまくるか、どれか一つは叶えなければ。
