バイクのヘッドライト球切れ、職場からの帰り道は電車に乗って。週末の夜遅くは混みあっている。亀だ惜しむだといろいろあった今週は。
Play Misty for Me
ウェス・アンダーソンの「ライフ・アクアティック」は豪華キャストなのに渋い。ビル・マーレーは最近こういう演技しか見たことがないなあ。アンダーソンは1969年生まれ、すごく若いのにスタイルが出来上がっていて「天才マックス」「ロイヤル・テネンバウム」そして「アクア」と、どちらかといえばのっぺりとした、ある意味シュールな演出ばかりが印象に残るけれど、好きなヒトには堪えられない味なのだろう。わたしはもうすこし熱い感じが好き。
ということで、ようやく観たイーストウッド「恐怖のメロディ」。71年の初監督作。付録のインタビューによれば、当時脚本権を持っていたユニバーサルのLew Wassermanは、監督をやらせて欲しいと頼み込んだイーストウッドに、「どうぞご自由に、ただし金は出さん」と答えたそう。結局収益の5パーセントがイーストウッドにわたることになったものの、本人は「ノーギャラでもやっただろう」とのこと。
主人公は地元ローカル・ラジオ局でジャズ番組を担当する女好きDJ、モンタレー・ジャズ・フェスティバルのライブ会場での撮影、キャノンボール・アダレイの演奏シーン、エロル・ガーナーのMistyの権利を買い取って本人にアレンジしなおさせるなど、ジャズ愛好家として知られるイーストウッドのこだわりがスゴイ。監督デビューにしてこの傑作、ほんとうにすばらしい。
swim
朝からふたりの息子を連れて屋外プールへ。おとな2時間350円、こども100円で流れるプール、スライダー、25メートル、幼児用が揃っているコストパフォーマンスにすぐれた市営プールなのだ。帰り道に100円ショップで水鉄砲、懐中電灯など、西友で次男用水着など半額セールだったので購入。夕方風呂に入るときに肩の部分が日焼けしてるのに気づいた。
pool
九州、四国では梅雨明けだそう。東京もきょうは久しぶりの青空で、次男をつれて屋外プールへ行った。これまで天気が悪かったせいなのか、水が冷たくて驚いたけれど、青空の下のプールは気持ちいい。子どもを背負って流れるプールを泳いだのだが、息継ぎをしようと思うと通常の2倍くらいの背筋を使わなくてはならず、とても疲れた。泳いで疲れたのは久しぶりだ・・・。
football
GP
雨が降り続いて、湿度が高い影響だろうか、プリンターの給紙がくっついてしまい大量のにフィードされたり、使っているキーボードで突然あるキーが打てなくなる。どちらも機器の故障なのかもしれないけれど、これだけ湿度が高い状態が続くとおかしくなっても不思議ではない。それでも超豪雨に見舞われている九州に比べれば、湿度が高いくらいの関東地方はまだマシ。
夜勤明けで日比谷にある都市銀行本店へ。高い天井とだだっ広いフロアが新鮮だった。いつの時代の建物なのだろう。こんな建物を維持する前に、手数料ビジネスをなくすべきだ。
昼食後、借りてきたDVDを少し見る。「Return To Sin City – A Tribute to Gram Parsons」というマニア向けの1枚。これをレンタル屋で見つけたときには少々驚いた。小金井も捨てたものではない。ノラ・ジョーンズの肩を抱くキース・リチャーズのにやけた顔、そしてフニャフニャしたパフォーマンスに脱力するも、Wild Horsesが名曲であることをあらためて確認した。
午後、次男をつれてホームセンターへ。バイク整備に必要な道具をいくつか購入。こだわるとツールの値段はものすごく高い。わたしはショップをやるわけではないので、メガネレンチとソケットの安売りセットで十分、と最近は思えるようになった。それでも高いものは高いのだが。
網野善彦の「歴史を考えるヒント」は、さりげないが、まじめで刺激的。
Ebisu
swim
きょうは久しぶりに雨がやんだ。夜勤明けで車検に預けてあった車を小平まで取りに行く。ブレーキ整備してもらったので、よく利くような気がした。平日のオートバックスは空いていていい。夕方、長男の水泳教室に付き合う。みごと昇級試験に合格、次回から黄色帽をかぶってクロールの息継ぎ練習になる。小学校はあすから夏休み。
「仏教が好き!」は予想通りおもしろかったあ。日本に住んでいると、少なくとも仏教の可能性を理解できる下地があるので、優秀なお坊さんたちはもっと積極的にPR(啓蒙)するべきではなかろうか。
「ボブ・ディランの頭のなか」Masked and Anonymousはとても豪華なキャストで、音楽もすばらしい、ナイスな映画でした。
buddha
中村元の「ブッダ入門」は、ブッダその人間としての生涯を大まかにまとめたもの。講演を収録したかたちになっていて、わかりやすいのがいい。「スジャータ」とか、日本ではおなじみの名前が出てきたり、とにかく人とか物の名前の響きが楽しい。自分は仏教的な風土がどこかに残っている土地で暮らしていると思っていたけれど、オリジナルはずいぶんと違う環境で生まれてきたんだなあ、といまさら感じた。(インドへ行ったことないので)いちばん印象に残るのは「象軍団」かなあ。
もう少し仏教関連の本を、ということで、「仏教が好き!」を借りてみた。中沢新一と河合隼雄による対談集、楽しみ。
summer fest
次男の幼稚園で夏まつり開催。
ひさびさにイーストウッド祭り開催(ひとり)。今回はThe Eiger Sanction(1975)とSudden Impact(1983)の2作品。
アイガーの方は、ちょうど地球温暖化の影響でアイガーの東壁が崩落したというニュースがあったばかりでタイムリーだった(?)、イーストウッドが登るのは北壁なのだが。山岳映画ということで、ちょっと観る機を逸していたが、なかなかどうしてジョージ・ケネディほか脇役が光る好作品だ。キャラが立ってる。音楽のジョン・ウィリアムズはイメージと違い、まるでトロバヨーリみたいなスコアを書いていて、ちょっと意外だった。ヨーロッパが舞台ということで意識したのだろうか。次から次と女性と関係を持ってしまうところなど007のパロディなのか、と思って違和感を感じたけれど、イーストウッドが演じるとより違和感が増す。いちばん笑ったのはイーストウッド演じるジョナサンが「バカヤロウ!(A** hole)」と叫んだのがアイガーにこだまするシーンでした。
Sudden Impactはダーティ・ハリーのシリーズ第4弾で、イーストウッドが監督した唯一のダーティ・ハリーもの。ストーリーの整合性はともかく、演出が素晴らしい。あまりの緊迫感に画面から目をそらしたくなる、といったら大げさか。それくらい手に汗握る。わたしが見慣れていたハリー・キャラハンからは歳をとって、老けていたのが唯一残念だったが、それはわたしの未熟さなのだろう。
