rainy weekend

matsuri

きょうは午前中に幼稚園で家族参加のイベントが予定されていたが、雨で延期。いくらインターネットが普及しても、中止の通達は電話による連絡網なのです。この週末は地元の稲荷神社のお祭りにも当たっていて、子どもおみこしを担げる予定だったけれど、あいにくの雨。お菓子だけもらって帰る。

wash

washed

天気が良かったので犬を洗った。ただいま乾燥中。

先日、音楽ギフト券をいただいたので、何年ぶりかでCDショップへ足を運んだ。秋葉原のタワー・レコード。Marisa Monteの新作にも惹かれたけれど、結局Richard ThompsonとT-Bone Burnettという男気あふれるラインナップで購入。Richardを聴いた妻に変な歌い方だねと一蹴される。歌い方としてはT-Boneのほうがおかしくて、まるで中途半端な日本のラップ・ミュージックみたいだ。でもその唄とサウンドとのバランスが素晴らしい。どしゃ降りの雨の中を走る車の中で聴くのにバッチリ。

T-Bone Burnett
Richard Thompson

weekend

soccer BBQ

土曜日は小学校のサッカー・クラブ参観、日曜日は1年3組のBBQ懇親会@小金井公園。
夜勤明けはつらかったけど、天気に恵まれ、小金井公園のBBQスペースはとても気持ちがよかったなあ 🙂

drink and food

hoka

午前中プール。きょうのランチは東小金井の宝華、油そばで有名なお店らしい。吉祥寺の「ぶぶか」よりウマイとこの辺に詳しい友人に聴いていたので行ってみた。たしかにこっちの方がわたしは好きだ。

自分で買うお酒はビールと芋焼酎だけ。ビールはどこでも手に入るものしか買わないけれど、焼酎は三鷹近郊にある宮田酒店でいつも購入している。あまり便利とは言えない場所にあるが、品揃えは素晴らしい。いつも新しい芋に会える楽しい店。今月は鹿児島、子鹿酒造の「本にごり 黒」1800円。香り、というか匂いが濃くてウマイ。

Rain, Rain, Rain

rain

まるで梅雨のように雨がよく降ります。仕事に行くとき晴れていても、帰りは決まって雨降り。バイクを整備して気持ちよく乗れる季節のはずなのに残念でならない。

子どもたちはティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」に夢中だ。何回見ても飽きないらしい。今週は「コープス・ブライド」がライブラリーに加わり一緒に見た。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の続編と子どもは思っているフシがあるけど、基本路線は確かに似ている。「生と死」「明と暗」が重要なモチーフ、などといった形而上学的な見方もできるし、そういった評論もおそらくたくさん出ていたんだろうなあと思う。

ただ、そんなことを抜きにして大人も十分楽しめるように作ってあって、こんなマージナルな映画を堂々とビジネスにしているティム・バートンは本当に大したものだと思う。そして、こういう作品を子ども時代に好きなだけ繰返し見ることができるなんて、いまの子どもたちはある意味とても幸せだ。

私の子ども時代の記憶には、当時絶大な人気を誇ったTVアニメ「巨人の星」の放送時間が夕食の時間と重なっていたため、ほとんど見られず、とても悔しい思いをしたことが、いまだに強く焼きついている。(家庭用VTRなんて存在しなかったし、食事の時間はTVを観ることが出来なかった)だからといって、大人になったいま「巨人の星」をDVDで全部観たいとは思わないが・・・。

巨人の星

Memo

鎌田東二 「宗教と霊性」

p.266
キリスト教、イスラム教など顕教は教えの中心点と骨格を明確にして、ある型の人々をなびかせていく、大きな伝達力がある・・・

一方、シャーマニズム、密教的なものはイニシエーションの構造が秘密になっているため、限られた少数の人間にしか伝達できない。伝達力は弱く、時間がかかるが強い効果あり。創造性が発揮できる可能性は、顕教的宣伝方法より高い。

大きく世界宣伝をしていくような顕教的な宣伝のあり方は今、挫折と転換点を迎えている。もっと密教的な伝達方法とネットワークが必要。この密教というのは、真言密教とかチベット密教というような狭い意味ではなく、宗教体験の根幹にある瞬間的な情報処理と伝達のあり方を指している。

p.301 中沢新一との対談。中沢コメント:
20世紀は新しい世界と新しい共同体を作らなくてはならない、というテーマがあった。資本主義を批判し、都市を批判。都市的な生活が人間を破壊してしまう。都市的なるものと農村的なるものの対立を乗り越えて、新しい世界を作るとぶち上げた社会主義。ナチズム、シオニズム、ポルポトもみな同じ・・・

「そうした土地と都市の問題をずーっと抱えてやってきた。それが今全部はじけちゃって、人間はみんなバカになってしまっている。今の日本も今の世界もバカだよ(笑)。ビジョンもないしね。なぜビジョンがないかというと、情報と資本が作る都市生活というものを超克していくような原理を何も思いつかないから。
こういう問題を孕んだ、日本の共同体運動というのは、たいていみんな失敗して、今のポストモダンの白痴状態に突入しているんでしょうね。」

Site survey

Reyinschool

最近の授業参観はフレックスタイムになっていて、決められた日であれば好きな時間に見に行ってよいことになっているようだ。私の行った時間は昼少し前だったので、図書館でお話、そのあと給食。担任の先生の授業風景は見られなかったけれども、給食風景は楽しかった。学校の施設で調理していて、この日の主食は五穀米でした。器は金属製、アルミか?薄いぺなぺなした、私のイメージではアメリカの刑務所で食事に使われているもので、コストや耐久性を突き詰めるとこういった形になるのだろうなあ。自分がどんな食器を使っていたかなんてすっかり忘れた。これがさびしいことかどうかよくわからないけど、小学校のころの記憶なんてほとんど失われている、毎年夏になると家族で旅行に行ったこと以外は。なんだかカラマーゾフの兄弟みたいだ。

ここのところまるで梅雨のような天気が続いている。朝すこし日が差して、ああ暑くなりそうだ・・・などと思って薄着で近所の体育館プールへ自転車で向かっていると、冷たい風が吹いてきて雨粒が落ちてくる。週に1回くらいだけれど、子どもが学校に行っている時間に泳ぎに行く。25メートル・プールは距離を数えるのがウザイので、だいたい15分泳いで一息、そうやって50分くらい水の中で過ごす。平日の午前中は5人くらいしか泳いでないので気持ちがいい。
帰りに図書館で「ピグレット、ゾッシーにであう」、「芸術人類学」、「ブッダ入門」を借りる。

午後に次男を連れて灯油を買いに行くついでに、ホームセンターによってバイク用のネジ140円を購入する。昨日、ネジやまをなめてしまったので、バイク屋さんではずしてもらわないと・・・

ピグレット ゾッシーにであう

Into the deep

grease_gun

3月に新しいバイクを買って、1ヶ月近く。ここまでまあ順調に走ってくれています。本当ならマフラーはこれにしようとか、ハンドルはこんなタイプ、ウィンカーはこれに付け替えてとか外装をいかに自分の好みにするかという方向に走るところでしょう、わたしも当初はそうでした、というか実際に手元にバイクがやってくるまでの方が、そういうことに没入していた気がします。

ただ、いろいろメンテナンスなどについて調べていると、本当に細かなことが気になってきます。どんな工具が必要なのか、グリスはどんな種類を使うのか。最近の私はバイク好きというより、工具好き、グリス・潤滑剤好きの傾向が強いです。ちょっと規模の大きいホームセンターに行ったりすると、ワクワクしてしまいます。あーインパクトレンチってこれかあ?、とかエアコンプレッサー6800円?安いなあとか、ディープ・ソケットいいねえ・・・などなど。

今日購入したのはグリス・ガン、ウレア、モリブデン、リチウムの各グリス。1ヶ月前にはまるで知らなかった世界をさまよっている。

Remote age

Kai_apr_2006

通勤時間はバイクでも電車でも1時間くらいになる。バイクの場合はいろいろ経路を試してきたけれども、最近はもっぱら井の頭通りから甲州街道というシンプルな道ばかり通っている。じつはこのコースは最短コースではないし、時間的にいつも早く走れるというわけでもない。はじめのころは五日市街道から青梅街道、靖国通りといったコースも走っていたけれども、あまり長続きしなかった。こちらのコースの方が距離的には短いはず。

五日市街道はとくに歩行者との距離が近く、いつ何が飛び出してくるか・・・という不安感が大きい。それに比べると、甲州街道などはほぼ自動車専用なので、あまり歩行者のことを気にしなくてすむ。だから比較的疲れが少ないのかなあ・・・などと思っていた。

でも中沢新一のアースダイバーとか読んでいると、もしかしたら古代の記憶がわたしの運転に影響を与えているのかもしれないなあ・・・などと考える。Wikipediaなどで調べると、やはり甲州街道のほうが参勤交代やら、なにやらいろいろな人が通ってそれなりに沈殿しているモノが多いようだ。ある程度のスピードで走っていると、建物とか店、人などはあまり目に入らない、というか注意しているヒマがないから、走っているときに感じる風とか空気(排気)などでその道の印象が決まる。そしてその結果、井の頭通り?甲州街道のほうが私の感覚にフィットするのだ。不思議な過去の記憶がわたしの通勤路を決めているのかもしれない、と思うとなかなか楽しい。

SR400

SR400

3月中旬に私にとって3台目となるヤフオク・バイクの落札に成功、これまでで最も大きい排気量となる400cc単気筒だ。高校生のとき以来、20年ぶりくらいで相鉄線に乗って、当時自宅の建て替えのため半年くらい住んだ上星川駅に降り立った。この駅からしばらく歩いたところに、売り手の工房があるのだ。

この出品者の元を訪れるのは2回目。前回は下の子どもを連れて別のバイクを見に来たときで、残念ながらそのブツは予算オーバーで落札できなかった。そして、その下見のときにたまたま見かけたバイクが後に私が落札することになったバイク。そのときは、まだ出品前だけど、こちらの方が多分高くなるでしょうと出品者であるバイク好きのお兄ちゃんは言っていた。そして、たまたま競争が少なく、思ったより安く私の手に落ちた。

ピックアップして第3京浜で戻ってきたのだが、前のバイクに比べるとエンジンの振動がダイレクトに身体に伝わってきて、乗っている感が違う。なんとも気持ちのいい夕方だった。