dead end

dead_body

夜勤明けの自転車帰宅。きょうはかなり気温が高く、消耗がいつもより激しい。

部屋にあったサンセベリアの葉がまた枯れて下に落ちているのを発見。まだ落ちてないふたつも、よく見ると根元がグラグラで瀕死の様相を呈していたので捨てる。調べると葉を輪切りにして再生することも可能の様子なので、試してみたい気もするけど、無精者には高いハードルだ。サボテンとかサンセベリアとか、手入れが簡単と言われているものほど、存在をわすれがちでだめにしてしまうような気もするし。今度はポトスにでもしようか。

giro

ジロ・デ・イタリア最終ステージはペタッキのスプリントだけがすごかった。レースをTV観戦した翌日の自転車通勤はいつもよりタイムが良かったりする、ツアー・オブ・カタール、パリ・ニースなどなど。やはりイメージを持って乗るのと、そうじゃないのでは走りが違ってくるのだろう、これはスポーツ全般にあてはまると思う。

今朝はカラスが近所のあちこちでゴミ袋に対する攻撃を同時に展開していた。おとなりのおじさんは、他人の家のゴミ袋が破られて中身が散乱しているのを、あっという間に片付けて、しかも防護ネットを加工してオモリを追加したりしている、しかもこれも他人のネットだ。おじさんの説によれば、繁殖期だからカラスも必死なんだ・・・ということ。しばらく我が町の直面しているゴミ問題、隣の自治体に処理を依頼せざるを得ない状況などについて話した。そのなかでおじさんはガンを患ったことがあるということを知った。そして、けさ公園のそばで猫が車に轢かれていたのを、見るに見かねスコップを持っていて葬ってやったとも。

カラスのいたずらに対しては腹が立つし、パチンコで逆襲してやりたいと短絡的になりがちだが、となりのおじさんの対処の仕方をみて、これがベストなのかも思った。

washi

日本橋の職場からJR神田駅に向かう途中にある小津和紙博物舗という場所では店頭で紙漉きの実演をやっていて前から気になっていた。夜勤明けだといつも10時前に店の前を通りかかり、開店前ということで、これまで機会がなかったが、先日はちょうど10時ぴったりに店の前だったので入ってみた。

母親が書道をやっているので、何か買ってみようかとおもったけれど、その種類があまりにたくさんなので驚いた。迷っていると、店員のおばさんが近づいてきたので、いろいろ訊いてみると、このおばさんがまたすごかった。文字通り立て板に水で次から次へと商品を目の前に広げながら、「こちらは越前の、こちらは土佐で最高級品になります・・・云々」。習字に使う薄い紙が一枚231円とかする。説明によるとパルプをほとんど使わず、手漉きで仕上げたものがもっともグレードが高いということ。原料の産地ということもあって、土佐にいいものが多いとのこと。

もちろん、練習用には台湾や中国産のものがあり、こちらは一枚3円とかだから100枚でも300円と激安なのだ。最高級品を一包み100枚とか買うと2万円超えてしまう。この差はわたしには分からないけれど、にじみとか書きやすさが全然違うらしい。店内には試し書きのコーナーもあるので、上級者は確認した上で購入することができる。まさにプロショップにド素人が足を踏み入れてしまったのだ。でも店員のおばちゃんはこちらの恐ろしく初歩的なつまらない質問にも丁寧に答えてくれ、これもまたプロの対応だった。

時間がなかったので2階にあるギャラリーには寄れなかったが、あのおばちゃんの説明付きで見てみたいものだ。創業は1653年、354年前。1階のトイレの広さも半端ない、スゴすぎる。

bbq

kai

公園でのBBQは開放感があって気持ちいい。2年3組の子どもたちの親(有志)による催し。

Mont Blanc

MontBlanc

コンビニで売っていた巨大なお菓子を買ってみた。「でっかいプリンモンブラン」、その名のとおり中に普通サイズのプリンが格納されている。それでも食い盛りの男子高校生などは、軽く平らげてしまう・・・としたらほんとうに驚きだ。アメリカでもラージ・サイズとして十分通用する国際競争力を感じるこの商品、いったいどういった人たちをターゲットと想定しているのか。あっ、もしかすると、これは一人用ではないのか。

water flea

とても楽しめると同時に妙に納得させられた、ミジンコの専門家による随筆集。新刊だったせいか、近所の図書館には最近になってやっと入荷、予約して読む。以前、別の科学者の書いたエッセイ集を読んだときには、なんだか自慢話ばっかり並んでいて途中で読むのをやめてしまったなあ。だいたい偉い学者ほど、自身の著作を出版する機会が多いわけだから、おのずと出版社とのつながりもあるというわけか。タイトルとつながる装丁ながら、いま教育機関が抱えるおおきな矛盾をさらりと指摘していたり、科学史、学会のバックグラウンド、時間、言葉など日常をカイミジンコ研究の視点からとらえてあるから面白い。四方田犬彦の「パレスチナ・ナウ」を思い出だした

カイミジンコに聞いたこと

shopping in kamakura

kamakurastation

鎌倉駅前ちかくにあるイタリア料理店のウェブサイト制作のお手伝いのため、鎌倉まで足を伸ばした。新宿で湘南新宿ラインに乗り換えれば家からちょうど2時間くらいで着く。平日でもけっこうな人手があって、にぎやかな駅前。電車が遅れて待ち人の到着が遅くなったので、小町通りの古本屋で100円コーナーを漁る。ちくま文庫の「ギリシア悲劇2」、堀口大学の「ヴェルレーヌ詩集」、阿部和重「ABC戦争」という価格の割りにナイスなラインナップでレジへ。3冊で400円といわれる。はれ?1冊100円コーナーから持ってきたんだけど・・・と伝えると、お店のおばちゃんはギリシア悲劇にはさまれた紙を取り出し「あ?これ200円なんですよ、ときどきまざっちゃうの。どうしますか?」との答え。一瞬だけ迷うが、これも何かの縁だろう、と思い直し一緒に包んでもらった。ちょうど待ち人から連絡が入ったので、お店に向かい、簡単におはなし1時間くらい。日影茶屋でれんこん餅を買って、駅前商店街の食堂でマグロ盛り合わせ定食。駅に向かう道すがら、いちど通り過ぎたミスターに引き返して、ドーナツふたつ購入して電車に乗り込んだ。

なんだかんだで買い物してしまった古都かまくら。消費意欲を刺激する街なのだ。

3000km

突破。夜勤明けの涼しい空気の中、都内横断。汗もあまりかかないので、水もあまり飲まず。最近はドーナツを食べたいと思うことが多く、といっても高級スウィートとでも呼ぶべき都心のドーナツ屋で買う気にはならない。コンビニの105円アソーテッド・ドーナツはドーナツとは呼べない代物だったし、気さくなミスターも近所には無い。自分で作るにはもう少し修行が必要だ。横浜に住んでいたころはミスターのほかに、今はなきダンキンがあったので、ドーナツ食いには不自由しなかったのに。

ドーナツと一緒に聴きたくなったのはザ・バンドのおじさんたち(ホントはお兄ちゃんたちなんだけど)。こちらは先日、自転車通勤途上で聴いていたFMラジオのある番組で、ザ・バンドのトリビュート・アルバムを紹介していたのだが、メンバーについて「リーダーのロビー・ロバートソン以外は全員カナダ人なんです?」と断言しているのを聞いて絶句したという経験があったからだ。これだけ知識があふれかえっているのにそりゃないだろう。

fishing gear

fishing book

きょうは次男を連れて、釣具店としては最大手チェーンと思われる上州屋に行ってみた。いまから20年近く前に仕事場で使うクーラーボックスを買うために訪れて以来だから、そうとう久しぶり。釣りだけのためにこれだけグッズがあるというだけでも驚きなのに、これが本州と四国にチェーン展開してるのだからすごい。わたしとしては自転車パーツメーカーとしてなじみのあるShimanoブランドが釣り業界でもトップブランドのようで、かなり高めの値段設定だったのが印象に残った。自転車用品では比較的リーズナブルな値段なのになあ・・・。

最初は格安セットでもいいと、超入門(写真の本)にあったので、見てみると2000円ちょっとで竿とリール、仕掛けまで一緒に手に入ることが分かった。安いけれど、今回は下見、市場調査のみで帰る。