hunchbacked

夜勤明け、帰り道は自転車。早く走るための背筋の使い方が分かった。ある日電気マイルスやセリエAの良さが分かるように。もう1年以上乗ってるから、それなりにはペダルを踏んで、足は回っていたと思うのだけれど、背筋パワースイッチの入れ方というか、場所が分からなかったのだ。一般的に猫背は矯正の対象になるが、ロードバイクでスピードを出すためには、猫背が必須である。よりポジティブに「アーチ」などと雑誌には書いてあるが、要は猫背である。きょうは、たまたま後方確認ミラーを覗き込んで走っていたら、知らずに理想的な猫背になっていて、ケイデンスが俄然伸びているのに気づいたのだった。骨盤を立てるという表現も自転車関連の記事では頻繁に書かれているが、これも猫背への道のりに過ぎない。そして、この猫背を作るだけで終わっていたのが今までの私だとすると、その猫背に背筋パワーを注入する魔法が夜勤明け、花粉症の鼻で都心を横断するわたしに舞い降りてきた。

total: 7311.2km

broken screw

broken_screw

昨日の続きで午前中からバイクの調整、途中で家族の確定申告書類作成。けっきょく作業は再び昼ごはんをまたいでしまった。そして仕上げに左ミラーとクラッチレバーを固定している台座のボルトを締めこんでいったら、パキッといやな音がしてボルトが中ほどで折れた。この時点でかなり脱力。折れたボルトの先端部分が台座側に残ってしまい、これを取り除くためにラジオペンチでグリグリやってたら、知らないうちにクラッチレバーを削ってたが、なんとか取り出すことに成功、ホームセンターに行って代用ボルト45円を購入して事なきを得た。新しいハンドルでちょっと走ってみたが、なかなか気持ち良い。夕方には板金・塗装に出していた自動車も修理完了、引き取ってきた。これから夜勤。

exchange handlebar

hand

購入してからそのままになっていた初期型SR500のハンドル(型番: 1J7-26111-00)。左がわのグリップのところにはバランスをとるため錘が埋め込まれてるタイプ。わたしのSR400デフォルトのものに比べると若干長く、アップ気味となっている。天気が良かったので、久しぶりにやってみるか、と重い腰を上げた。昼飯を終えてから、ハンドル交換だけだから1時間くらいで終わるかなと思っていたけれど、途中で次男を幼稚園に迎えに行ったり、工具を買いに100円ショップへ出かけたり、はたまたマニュアルを見ないで作業していたので、フロントブレーキのワイヤーを外すのに手間取って、結局夕方5時過ぎまでかかっても完了することができず、もろもろ細かい調整など明日に持ち越しとなってしまった。それにしてもきょうは暖かく、作業をしていたせいもあるけれど、Tシャツ一枚で大丈夫だった。どうやら私の花粉症もピークを過ぎたようだ。

Twitter Updates for 2008-03-07

  • took my son to kindergarten, walked the dog, went to gas station to buy kerosene and car wash #
  • put my car to auto-repair shop, will take almost a week and cost much… #
  • had a lunch, will take a nap for a while #
  • had a supper, make ready to go, night shift, some light rain, still chilly outside, have to decide to commute with train or bike #
  • get on the train #

fine soba

kuruma-ya

八王子にある蕎麦屋「車家」。自宅からだと車で45分くらい、国立インター手前を左折して多摩川を越えてしばらく走る。古い家屋をどこからか移設したらしく、風情のある建物、座敷の縁側に面したちょっとした庭にはフキノトウがちらほら顔を出している。開店前15分くらいに着いてしまったので、しばらく待つ。一番乗りだ。広い店内には板の間にテーブル席と、畳のお座敷があって、お座敷にする。お酒は黒龍、そばがき、春やさいの天ぷら、出汁巻き卵、韃靼そばなど適当にとって食す。とくにフワリとしたそばがき、薬味に唐辛子がつく韃靼そばなどは印象的。ただ鴨ローストはいまいちかな。若いおにいちゃんのぎこちないサービスが気になるが、いやな感じはしない。大人ふたり、子どもふたりで13,000円くらい。けっこう飲んだし、デザートまできっちりいただいて満腹したので、それほど割高な感じはしない。なかなかいい店だと思う。

bike riding is poetry

ume

夜勤明け、自転車で都心を走りぬける。風が強いせいなのか、花粉症のせいなのか、目がヒリヒリして涙が出てくる。それでも何とかケイデンス80台をキープして走れたような気がする。けっきょく2月は1度しか自転車に乗らなかった。3月は昨日の夜がはじめて。鼻水がひどく、喉もイガイガ感があるので自転車は無理かと思いきや、走り出すとあまり関係ないみたい。それともたまたま花粉の量が少ないせいなのか。よく思い出してみると、昨シーズンも鼻水垂れ流しながら走っていた。暖かくなると鼻水に替わって汗の量が増えるだけ。オートバイにしろロードバイクにしろ、自分で運転するとなかなか読書が進まない。自分がいかに電車の中で読んでいるかがよく分かる。おかげで2月はけっこう読んだ。家では久々にコミックを借りて「デスノート」を読んでみた。しかし読むのに時間がかかる割にはあまり残らなかったなあ。半分あきれて笑いながら読んでた。「バカボンド」がすぐ読み終わっちゃうのにけっこう残るのとは対照的、まあ人によって好みはあると思うけど。わたしがよく利用するコミックレンタルのお店の在庫はどういう基準で選ばれているのか分からないけれど、タイトルだけ眺めていて、けっこうTVドラマになっているものが多いのに気づく。最近はそういう風潮なのね。ナボコフの「ロリータ」は、んー1回読んだだけじゃよく分からん。少なくともわたしにはフィットしなかった。最近はアンコウ鍋というものを食べてみたくていろいろ調べてみたけど、今シーズンは行けそうにない。吉本隆明「日本語のゆくえ」。日本の現代詩歌の若きクリエイターたちへの苦言が印象に残る。日本語の詩を外国語に翻訳する難しさについても書かれていたけど、思い出したのはチャールズ・シミッチの「世界は終わらない」。柴田元幸がけっこうな前書きをつけて日本語訳が出ている。その中の印象的な言葉。

Poetry is not what is lost but what is retained in translation / Charles Simic
「詩とは翻訳で失われるものではなく、失われずに残るものなのだ」 柴田元幸 訳

いい言葉。

total: 7198.9km

Twitter Updates for 2008-03-04

  • walk the dog #
  • sipping ginger tea, good for dried throat #
  • waiting for the train, will be in Kichijoji to buy my new shoes #
  • long hold at previous station, bad luck #
  • got brand new shoes, long hold at next stop again.. #
  • bought natto, meat and vegie for lunch. cook with hunger.. #
  • picked up my son from the kindergarten #
  • after supper, bath with kids, am about to go to office for night shift #