午前中はふたりの息子とプール。午後は小学校サッカー・チームで長男が練習するのに次男とつきあう。はじめ霧雨模様だったけれどその後、少し薄日も差す曇り空で、雨が降らないのは久しぶりな感じ。
サッカーで子どもたちが使用するボールは大人用のサイズよりも若干小さい4号球、それでもまだ大きい。ボールは小さい方がコントロールが難しいし、練習にもなるので最初は3号球を持たせていたが、4号にして欲しいとコーチから言われ、仕方なく4号を使わせている。
Bent my ear to hear the tune and closed my eyes to see
雨が降り続いて、湿度が高い影響だろうか、プリンターの給紙がくっついてしまい大量のにフィードされたり、使っているキーボードで突然あるキーが打てなくなる。どちらも機器の故障なのかもしれないけれど、これだけ湿度が高い状態が続くとおかしくなっても不思議ではない。それでも超豪雨に見舞われている九州に比べれば、湿度が高いくらいの関東地方はまだマシ。
夜勤明けで日比谷にある都市銀行本店へ。高い天井とだだっ広いフロアが新鮮だった。いつの時代の建物なのだろう。こんな建物を維持する前に、手数料ビジネスをなくすべきだ。
昼食後、借りてきたDVDを少し見る。「Return To Sin City – A Tribute to Gram Parsons」というマニア向けの1枚。これをレンタル屋で見つけたときには少々驚いた。小金井も捨てたものではない。ノラ・ジョーンズの肩を抱くキース・リチャーズのにやけた顔、そしてフニャフニャしたパフォーマンスに脱力するも、Wild Horsesが名曲であることをあらためて確認した。
午後、次男をつれてホームセンターへ。バイク整備に必要な道具をいくつか購入。こだわるとツールの値段はものすごく高い。わたしはショップをやるわけではないので、メガネレンチとソケットの安売りセットで十分、と最近は思えるようになった。それでも高いものは高いのだが。
網野善彦の「歴史を考えるヒント」は、さりげないが、まじめで刺激的。
きょうは久しぶりに雨がやんだ。夜勤明けで車検に預けてあった車を小平まで取りに行く。ブレーキ整備してもらったので、よく利くような気がした。平日のオートバックスは空いていていい。夕方、長男の水泳教室に付き合う。みごと昇級試験に合格、次回から黄色帽をかぶってクロールの息継ぎ練習になる。小学校はあすから夏休み。
「仏教が好き!」は予想通りおもしろかったあ。日本に住んでいると、少なくとも仏教の可能性を理解できる下地があるので、優秀なお坊さんたちはもっと積極的にPR(啓蒙)するべきではなかろうか。
「ボブ・ディランの頭のなか」Masked and Anonymousはとても豪華なキャストで、音楽もすばらしい、ナイスな映画でした。
中村元の「ブッダ入門」は、ブッダその人間としての生涯を大まかにまとめたもの。講演を収録したかたちになっていて、わかりやすいのがいい。「スジャータ」とか、日本ではおなじみの名前が出てきたり、とにかく人とか物の名前の響きが楽しい。自分は仏教的な風土がどこかに残っている土地で暮らしていると思っていたけれど、オリジナルはずいぶんと違う環境で生まれてきたんだなあ、といまさら感じた。(インドへ行ったことないので)いちばん印象に残るのは「象軍団」かなあ。
もう少し仏教関連の本を、ということで、「仏教が好き!」を借りてみた。中沢新一と河合隼雄による対談集、楽しみ。
次男の幼稚園で夏まつり開催。
ひさびさにイーストウッド祭り開催(ひとり)。今回はThe Eiger Sanction(1975)とSudden Impact(1983)の2作品。
アイガーの方は、ちょうど地球温暖化の影響でアイガーの東壁が崩落したというニュースがあったばかりでタイムリーだった(?)、イーストウッドが登るのは北壁なのだが。山岳映画ということで、ちょっと観る機を逸していたが、なかなかどうしてジョージ・ケネディほか脇役が光る好作品だ。キャラが立ってる。音楽のジョン・ウィリアムズはイメージと違い、まるでトロバヨーリみたいなスコアを書いていて、ちょっと意外だった。ヨーロッパが舞台ということで意識したのだろうか。次から次と女性と関係を持ってしまうところなど007のパロディなのか、と思って違和感を感じたけれど、イーストウッドが演じるとより違和感が増す。いちばん笑ったのはイーストウッド演じるジョナサンが「バカヤロウ!(A** hole)」と叫んだのがアイガーにこだまするシーンでした。
Sudden Impactはダーティ・ハリーのシリーズ第4弾で、イーストウッドが監督した唯一のダーティ・ハリーもの。ストーリーの整合性はともかく、演出が素晴らしい。あまりの緊迫感に画面から目をそらしたくなる、といったら大げさか。それくらい手に汗握る。わたしが見慣れていたハリー・キャラハンからは歳をとって、老けていたのが唯一残念だったが、それはわたしの未熟さなのだろう。
父親を乗せて立川の病院まで送る。帰り道にあったホームセンターで長男用のビニール・チューブと犬用蚊取り線香50巻(398円)を購入した。昼食後、次男の帰宅を待って、一緒に昼寝。小1時間後、マシュマロで釣って起こした次男を連れて、郵便局で振替1件済ませ、借りていた本を返却に図書館へ。次男は「ダンゴムシみつけた」という絵(写真)本を見つけて興奮、借りて帰る。きょうはこれから夜勤。
午前中、プール。昼飯は東久留米の竹屋にて、特盛。夕食までお腹いっぱい。ここはわたしの中で今もっとも好きなラーメン屋なのだ。
夕方、長男を歯医者へ連れて行く。前歯がそうとう乱れているので、相談したところ、おしゃぶりを止めるのが遅くなったのが影響しているらしい。だいたいニーッっと口を閉じても前歯が噛みあわない。つまり硬い肉を前歯で噛み切れないのだ。普段から上唇をきちんと閉めるということが習慣付けられていないということと、なくなった乳歯の痕を始終舌で触っていたことが癖になり、歯の成長に必要な所定位置に舌が格納されずに乱杭歯が出来上がったらしい。
ただ年齢によっては、前歯にある程度刺激を与えることで改善されるとのこと。その歯科で使っているビニール製のチューブでは長男の前歯の間をスルーしてしまうので、ビニール・ホースで朝晩5分ずつ噛む練習をアドバイスされる。帰り道に100円ショップにて物色するも見つからず、明日にでもホームセンターへ行こうと思う。夕食後にピスタチオを前歯で噛み砕く練習。
ようやく「レイクサイド・マーダー・ケース」を観て、なんとなく消化不良。わたしは「ユリイカ」、「月の砂漠」、「Helpless」の順に気に入っていて、というかそれくらいしか観ていないが、もっとも豪華なキャスト。原作は読んでないけれど、観はじめてすぐ、あーきっとあれが真犯人なんだろうなーと思ってたら、その通りだった。そういう見方はよくないと思いつつ。
薬師丸演じるところの美奈子の予知能力を表現するフラッシュバックと、ラスト・シーンの死体の早送り変化が一番よかった。もう少し、オカルト風味が欲しかったなあ。
柄本明はもうマケレレみたい、守備の要、攻撃の基点という感じ。薬師丸ひろ子は「セーラー服と機関銃」以来にちゃんと観たかもしれない。もう日本映画を席巻している感もある役所広司、実はわたくし、NHKの宮本武蔵に主演したときから注目してた、ほんとに。20年以上前のTVドラマだが、毎回見てた。当時、変な名前だなあ・・と思ったのを覚えている。だからどう、ということはないのだが。そういえば、黒沢清監督の「ドッペルゲンガー」でも柄本明と共演してましたね。
先週末は妻の実家へ。子どもたちが大集合すると音量も倍になるけれど、よろこんで面倒を見てくれる大人も増えるので、甘えさせてもらい朝は久しぶりにゆっくり寝させてもらった。明けて月曜早朝はワールドカップ決勝。先日の剪定作業のおかげで、電波が乱れることなくすっきりクッキリ観られたのだが、ジダンの頭突きだけは謎だった。やはり彼はスゴイ、ある意味。
この試合についてはサッカーの坩堝に書きました。
子どもに借りてきたロアルド・ダール「ダニーは世界チャンピオン」は、ストーリー作りがうまくて、感心してしまった。ティム・バートンが何作も映画化するのももっともだ。笑いとペーソス、というキーワードは陳腐過ぎて合わないけれど、楽しめることに変わりない。