“例えば、現在は逆にフォントがありすぎて、どの書体を使えばいいのかわからないという若いデザイナーも多いと思います。祖父江さんは、こういう書体を定番に使い始めれば良いんじゃない、といったものはありますか?
祖父江:まずは自分の好きな明朝体を決めるのが良いと思いますよ。次に、好きな明朝体を3つくらいに増やして、その違いが分かるように味わうんです。それがわかるようになるところから始めればいい。わからなければ『フォントブック』を見て、活字時代に見出しで使われていたような、太い特徴のある書体と、本文で使われていた5号系の明朝体と、多く使われるイワタ系から始めればいいかなと。基本的に、日本語の本文書体は5号から入れば良くて、全ては築地5号から始まったと思えばいいです。それが後期5号になって、写研の石井明朝オールドになったりして、ここで止まっているものと、そこから教科書体に近づいていく書体とか、チャートのように広がって行くわけですが、この流れが掴めればOKです。”? 連載『嘘じゃない、フォントの話』(supported by モリサワ) 第11回目 ブックデザイナー祖父江慎インタビュー P3 -連載・コラム:CINRA.NET (via nemoi) (via jacony) (via pedalfar) (via wingknights) (via ishida) (via oosawatechnica) (via thresholdnote) (via waka09) (via anyu) (via nemoi) (via oharico) (via shinoddddd) (via tataraseitetsu) (via edieelee) (via k32ru) (via mmqqbb) (via casachie) (via nuremochi) (via mimioui) (via yue) (via tiga) (via nemoi) (via mokn12)
