rain

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夜勤明けにもかかわらず、午後から味スタでサッカー観戦を計画していたが、あいにくの空模様で頓挫。追加コントローラーを買いに行って、子どもとウィイレ。素人同士の試合はそれなりに楽しい。昨日アマゾンで注文したオリンパスの双眼鏡が届く。メガネを外してもちゃんと見えることをはじめて知った。妻に呆れられた。

アーヴィング「あなたに会うまで」はなかなか面白い。自伝的要素がかなり反映されているとのことで、また感動のエンディングを期待してしまったが、今回は比較的薄味か。それにしてもこの大河ドラマ感は毎回スゴイ、波乱万丈かつ変。わたしの好みにピタリ。

上の本が読み終わってしまったので、念のため持っていた河合隼雄「明惠 夢を生きる」を帰りの電車のなか、朦朧としながら読む。ほとんど夢を見ない、もしくは覚えていないわたしにとっても興味深い文章が多い。要は鎌倉時代のお坊さんが長期間記録していた自分の夢に関する分析で、研究書なのだけど、語り口調の文章で分かりやすい。

以下、備忘録。マレー半島に住むセノイ族というのは、数世紀にわたって、警察、監獄、精神病院の類を一切必要としなかったそうだ。それを可能にしていたのが彼らの夢分析の能力だったとのこと。「セノイ族は夢を非常に大切にする。朝食の時間に、年長者は幼少の者たちの語る昨夜の夢について耳を傾け聴いてやる・・・」。ふーむ、楽しい夢が見たくなる本。

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