“迷っているときに無闇に「下る」のは危険です。山で迷った人は「早く下山したい」という気持ちに駆られるため、とにかく下ってしまう傾向があります。最終的に誤りに気づいたときには手遅れになっています。
迷っているときは沢に下りてはいけません(絶対に!)。もし沢に入ってしまったら、勇気をもって引き返しましょう。「”川に沿って下れば里にでる”」というのは「理屈」です。しかし急峻な日本の山の沢にはかならずといってよいほど滝があります。ザイルやロープなどの登攀道具なしで素人がある程度以上の高さの滝を下ることは不可能です。迷ったときは「登る」のが基本です。近くにある一番大きな尾根にとりついて登ります。そして正式な登山道を探すのです。”? 迷っているときに下ってはいけない (via shibata616)