dead

夜勤明けにアメ横にて自転車用パンツとサドルを見て回る。値段が高いので、もともと通販で買おうと思っていたのだが、実物を確かめておきたかった。開店直後のショップは空いていて気持ちいい。

「デッドアイ・ディック」読了。さびしいけど、どこか楽しい、乾いた小説。つづいて「猫のゆりかご」に突入するも、「フラナリー・オコナー全短編、上下巻」が入荷との通知を受けたので、一時中断の予定。

妻の実家にあったジェリー・ガルシアのインタビュー本、「自分の生き方をさがしている人のために」。ちょっと恥ずかしい邦題は片岡義男訳なのか、編集者のセンスなのか。オリジナルは「A Signpost To New Space」とかっこいいのに、もったいない。もともとローリング・ストーン誌のインタビューをまとめたもの。

タイトルは若者向けのような錯覚を起こさせるけれど、これを読んで合点のいく若者などいまの日本にいるのだろうか。わたしは先週末に読んで、ジェリーが言わんとしていることがようやく理解できたような気がする。Grateful Deadの活動のあらましとか、もちろん彼らの作ってきたコミュニティとか、ロックが生まれたころのサンフランシスコの様子だとか、そういう背景を知っているのといないのとでは、彼の言葉の持つ意味がぜんぜん違ってくるよなあ。

当時のサンフランシスコの雰囲気を知るには、海野弘のカリフォルニア・オデッセイ・シリーズ第3巻「めまいの街」が分かりやすくて良かった。

そんなジェリーがもっとも影響を受けていたのがビートルズの存在だったというのが意外。

モハメド・アリの3大タイトルマッチをまとめたDVDが到着、楽しみ?。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.