先々週のことだが、次男が扁桃腺の切除手術を受けた。
まだ3歳になったばかりなのに、手術かよ・・・と思ったこともあったけれども、あまりに頻繁に発熱して苦しむさまを見てると、何とかしてあげたいという気持ちのほうが強かった。
術後に今回取り除いた扁桃腺を見せてもらったが、体の大きさに比べるとかなり大きい。なんでも大きさによって度数が決まっているらしく、彼の場合は「2度」とのこと。「3度」になると、左右両側から突出した扁桃腺が中央でくっついてしまっている状態を指すそうだ。また通常の手術は、切開した部分を縫い合わせるけれども、扁桃腺切除の場合は切ったままなので、新しい粘膜ができるまでの一ヶ月くらいは、人によっては食べ物が喉を通過する際に痛みがひどいと説明を受けた。
幸い次男の場合は痛みに対して鈍感なのか、それとも食欲が勝っているのか、おそらくその双方と思われるが、手術の翌日から普段よりは少ないものの、けっこう食べるのに驚いた。
そして、2日間の点滴が終わると、入院している意味があるのかと思われるほど元気になり、病室のベッドの上で飛び跳ねるいつもの次男に戻っていった。いいのか悪いのか・・・
そして、扁桃腺除去の効果はヨダレが減った、いびきがなくなったなど、といった面にあらわれているが、一番大きいのは気温が急に低くなると、以前はすぐに扁桃腺が腫れて熱を発していたのが、今回はそういったことが起きないというのが嬉しい。
それにしても、今回お世話になった国立成育医療センターというのは素晴らしいところだった。