“セカオワファンで「電気グルーヴはセカオワのパクリだ!」と言ってる人がいると聞いて「頭おかしいのかな?」って思ったけど、それに対する電気ファンの反応が「25年前からパクってたのがついにバレたか…」や「それはさすがにセカオワに失礼だろ!セカオワに謝れ!」ともっと頭おかしくて安心した。”
? Twitter / YujiKobu (via deli-hell-me)
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そのお姉さんにお兄さんのことを話した時がまじで面白すぎたし、確かに、と思うことが沢山あった。
以下インスタに書いた日記の現文ママ引用します。
「えーそれほんとにキモイよ!そんな、手垢の着いたセリフよく言えるよね。もしかしてこといちゃんってアウトロー好きなの?Kくんもそんな感じだったもんね」とお姉さんに言われました。
Kくん、というのは私が中3の時ありえないぐらい好きだった2個上先輩のことで、高2、大3、と、なんだかんだと連絡をとっていた人のことです。(ちなみにTumblr始めたのもその先輩の影響)
そしてお姉さんは、
「2人とも非モテなんだよなあ」
と言っていました。正解な気がします。
たしかにお兄さんと会った時、K先輩と会った時と似た感覚がしました。K先輩とはじめて会った中三の時も、わたしはなぜか心をぶち抜かれた感覚だった。その時はまだ15とかで若かったので、だいぶ引きずったし拗らせた。まあそんな話は良くて、確かに、よく考えるとお兄さんとK先輩の二人はそっくりだった。
会ってる時はスカした態度、スカしたセリフしか言わなくて、本音なんてどこにも見えないくせに、文章だけはやさしかったり、ちょっと病んだりしていて、どうしようもなく気になる人で、そしてモテるはずなのに、なんだかんだとモテず、わたしみたいな女の子をひっかけて寂しい感じを持て余して、でも決して振り向かない、そういう感じの、まじで似てる。
そう思った瞬間、わたしは、この前のご飯はただただ遊び相手として呼び出されたのか、と思いました。分からないけど、多分合ってる。
「そもそも10個も下の女の子にわざわざ声をかける時点で、おかしかった、、、、、、、、」と、この時ようやく私は気づきます。
Tumblrには、散々誰とやっただのを書き連ねていたので、ちょうどいいと思われたのかなって。
なのに、まんまと、ブランディング(お姉さんが言ってた)にハマり、楽しく話してしまってホイホイホテルまでついて行ってしまって、ほんとに夜景を楽しんで、ほんとに何もせずにいた私はなんてばかなんだろう。。。。。。。
ちなみに、お姉さんの言っているモテない、というのは、ホテルまで付いてきた女の子に結局手を出さないところにもあると思っている。出さない、ではなく、出せないか。
仲良くしたいと思ってた人から向けられていたものが性欲だったのか、と思うと、本当に絶望した。
最近そういうことが無かったので、友達と上手く行きすぎていて、男女とか下心とか忘れてたけど、自分は女だったと、久しぶりに思いました。
でも、それでも、確かにキモいんだけど!でも、お兄さんへの憧れや悔しさが消える訳じゃなく、モヤモヤして、何とかこの人と上手く仲良くなれないかな、とずっと考えていました。
8月の1ヶ月間は、そのお兄さんの過去のいいつけ(?)とおりに、上司のお姉さんにめちゃくちゃ「ありがとう」を言うようにしたし、前よりもヨガに通って運動を習慣にしたし、とにかくお兄さんみたいになりたい、近づきたい一心で、モヤモヤした気持ちも抱えながらも頑張ってた。そのおかげか、辛かったけど、上司ともちょっと仲良くなれたし、案件は引き継ぐことになったけど、新しい案件は結構規模が大きいものを任せて貰えるようになった。
でも、K先輩とは仲良くなれなかったように、結局お兄さんとも私は仲良くなれない気がする、と何となく思っていた。分からないけど、結局お兄さんは自分から好きになった人とは上手くいかなくて、私みたいに適当に引っ掛けたやつが何を言おうが好きにならない、となんとなく経験上思っていた。
だから後日DMで連絡先聞いても教えてくれなかったのも、次いつ会ってくれますか?ってきいて「気が向いたら」っていうのも腑に落ちた。もしかしたらもう会ってくれないかもな、と思っていた。でもそれでも良かった、また会いたいし、色々話したいけど、ずっとモヤモヤしていたし、しつこく連絡するのも(まあ結構DM送ってたけど)違うかも、みたいな。
でも、今週の木曜日、なぜか会えることになって、会えることがわかった私は家の中を飛び跳ねてた(まじ)
前日合コンで知り合っていい感じだった人のことなんか全部忘れてな、何着てこうかずっと悩んでた、可愛いね。
thecollectibles: Art by Ungfio
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で、木曜日お兄さんとご飯を食べました。大雨、大雷の日です。その日も馬鹿みたいに楽しかったです、少なくとも私は。お兄さんは変なとこでいじってくるし、ほんと何言ってんの、という部分もあるけど、私はとにかく嬉しくて、というかお兄さん好き過ぎて、この日も調子に乗ってたくさんお酒を飲んだ。
ちなみにいちばん面白かったのは、最後の方私の席の上の天井から雨漏り?してて、でも私は「まあいいか」と思ってたら、店員さんがすみません、、って謝りに来た。そのとき「目薬みたいな落ち方してたもんね」と言ってたことです。面白すぎる。とにかく楽しく飲んで、電車も止まってて帰れなかったので、途中まで歩くことにしました。(ちなみにこちらもご馳走していただきました。ありがとうございます。)
でも酔ってて帰りたくないし、真剣に付き合える人でもないと思ってたから、もう一軒いこ、と駄々を捏ねていたら、
「俺、既婚者だよ」と言われました。
は?????????ほんとーーーーーーーーに意味がわからなくて、「嘘でしょ」って5回くらい言った気がします。本当に。
酔っててあんまり覚えてないけど、確か一緒には住んでないけど結婚はしてて?30過ぎたくらいに?結婚した?とか?言ってた気がします。
意味わかんなすぎて、持ってたペットボトルでお兄さんの膝のあたりぶん殴った気がします。許されるよね。
まず、この前、会った時「結婚は興味無い」とか言ってたし、Tumblrの記事に一切女の話出てこなかったし、まじで絶対嘘だと思ってる。私が駄々こねてめんどくさかったからついた嘘だと思ってる。そうだとしても嘘のセンスが無さすぎるし、仮に本当だったとしたら最悪すぎませんか?
まず、既婚者が、SNSで、10個も下の女をご飯に誘う時点でキモいし、ホテルに泊まってって良いのキモいし、よく分かんない理由でハグしてくるのもキモいし、全部意味わからない。
それで結婚しているとしたら、あまりにも最悪すぎるし、あまりにも意味がなくて、寂しくないですか?知らんけど。
今はこんな大量の悪口言ってるけど、その時はショックすぎたので、とりあえずタクシーに乗って大人しく帰った。次の日仕事がほとんど手につかなくて、マストタスクだけ終わらせて、不倫したことある友達に電話した。ちなみに別の女の先輩と、合コンで仲良くなった女の子達にもそれぞれ連絡した。
まあ結局、私のメリットがないし、というか、お兄さんもなんなのか意味がわからなくて、その、「行動の意味がわからない」ということにメンタルが削られてしまうので、ブロックした。
そして色々考えて、今この文章を書いている。
お兄さんが何の目的で私に2回も会ったのか、結婚してるのかしてないのか、わからないけど、今私の中で思っているのは、お兄さんは結局自分に自信がなくて、コンプレックスが色々ある、それをこういう形で解消していたのではないか、ということ。
なんか歩いてる時に「自信があるように見えて自信が無いやつが大半だろ」と言ってたし、なんなら私が「こんな10個も下の子に色々言ってて楽しいんですか?」と聞いた時も、飄々と「楽しいよ」と言ってたけど、そんなもんじゃない、と思ってる。
でも、ここから私がいくら考察を書いたってしょうがないし、そういう物語に回収されないのが本物の、本来の人間だと思う。
私にお兄さんを理解する、というか、なんだろう、理解するって上からみたいだから嫌なんだけど、立ち向かう(?)キャパが無かっただけなんだけど。わからないけど、この前の感じならまた会ってくれてた気がするから、そうやって仲良くしていくのも1個道としてあったかもしれないけど、それにしてはお兄さんさ掴めなさすぎるし、私に対する誠実さも感じないし、自分が傷つく未来しか見えなかった。
結構辛かった。そういう部分も含めてその人だし、矛盾して当然、見えなかった部分があるのも当然、勝手に期待していたものと違ったって、傲慢に思うのも私の勝手。
でも、こんなに分からない、というのは、人間関係として不健全だと思いませんか。
お兄さんのことを考えていて、たいちのことを思い出した。たいちもなんか「俺そんな良い奴じゃない」って私に言ってきて、私はびっくりして泣いてたことがあった(超色々省略してるけど)
たいちもめちゃくちゃ良い人で大好きな友達だし、なんならお兄さんの話もめっちゃしたし。でも、あいつも、掴めなくて、そして意外と平気で人のことを傷つけると思っている。
お兄さんは、きっとわたしとTumblrで出会ってなくて、仕事で出会っていたら、きっともっと厳しくて、そして誠実でやさしい部分を見れたかもしれない。でも、私がわたしであって、そして出会い方や色んな要素から、こういう感じになっちゃったのかなって。
散々悪口言ってるけど、こんだけ悪口いうくらいにはだいぶ好きだったってことなんです。だから、そのくらい好きだったから、傷も深くなりそうだったので、もう関わるのをやめたってことなんだけどね。
つらいなあ、けっこう。かなり。とても。
既婚者だったら最悪だよ、かなり最悪。でも、それでも嫌いになりきれない、きもいんだけど、それすらもなんか好きかもって思っちゃうんだよね。孤独の匂いがする。
でも、つらくても、自分でさよなら出来る強さがあって良かった。前より成長ですね。
そして、人生ではじめてTumblrが嫌になってしまったので(Tumblr自体は悪くないし、別にお兄さんも悪くない)記事も消したし、やめることにした。わかんない、私のことなので全然すぐ帰ってくるとかもあるんだけど。
でも、たのしかったな。いろんな好きが自分の中にあることが分かった。そしてその中でも憧れの要素で好きなった時の熱は、やっぱり異常だということも。
とっても好きだし、今でも好きなんですけどね。かなり。でももう辞めておきます。いつかどこかで、一緒に仕事がしたいな。なんて聞いたか忘れちゃったけど、お兄さんは「そんなことしたら俺の中で戦争しちゃう、自分同士が」みたいなことを言ってた気がする。色んな自分がいるんだと思う。私もだけど。お兄さんは今のままで楽しそうだし、私がキーキーいってもしょうがない。なんも言わない、好きということだけ。楽しかったな。不思議な経験だった。ありがとうございます。ました、って言わないでおく。一応ね。
おやすみなさい。
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anon
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