2025/8/11

hlk-94:

2025/8/11

小学1年生〜中学3年生まで、ヤマハでピアノを習わせてもらった。物凄く一生懸命やってたとは言えないのに、9年間、月謝を払ってくれた両親には本当に感謝してる。実家には多分20万円くらいしたであろう、ちゃんとした電子ピアノがあって、当時は「電子じゃなくてアップライトピアノが良かった!」なんて生意気なことを言ってしまったけれど、今思うと子供にそんな高価な楽器を買ってくれたことに感謝以外ない。

きっと両親は、「9年間も習わせたのに、ピアニストにも、ピアノの先生にも、幼稚園の先生にもなるわけでもなく無駄だったなぁ」と思ってるかもしれない。でもね、大人になった今、私のしんどい時を助けてくれてるのはピアノだった。

仕事が忙しかった時、毎日22時まで追われるように働いて、土日も休日出勤して、家にいる時も仕事の事で頭いっぱいで・・・ このままじゃ絶対体調崩す!!って感じた時に、何か仕事の事を全く忘れる時間を作らないと!と思って、毎晩、夜な夜なピアノ(今の私の相棒は、12年前に中古で買ったシンセサイザーなんだけれど)を弾いた。頭も身体も疲れ切っていたけど、本当にその時間があったから、なんとか乗り切れた。

もう30歳だけど、最近なってやっとね、9年間もピアノを習わせてくれたことを心から感謝したし、そのおかげで今生きられてると思った。センスがないというか、ピアノ得意じゃないから、もうやめたいって気持ちとずっと戦いながら、ずるずると続けて、今もバンドでキーボードやったりしてるんだけど・・・ でも、実はピアノが自分を支えてくれる時もあるんだって事には最近気付いたし、それは本当に両親に感謝だし、ピアノがあって本当に良かった。

(両親からは、今もバンドやってること言うと、「まだそんなことやってるの・・・?」と言われるので言わないけど・・・)

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