8年前の夏。父が自死を選び何も遺さず逝ってしまった。初七日、この辛さをいつか忘れる日が来るだろうかと思った。一周忌、忘れることはないと知った。いつか乗り越える日が来るだろうかと思った。三年経った。乗り越えられない辛さがあることを知った。乗り越えられないとしたらどうするんだ。そうか、抱えて生きていくんだ、この辛さを、死ぬまで。そんな体力がわたしにあるのか。そう思った日、街ですれ違うたくさんの人の顔を見た。あの人も、この人も、抱えて生きている。誰の辛さとも違う自分だけの辛さを抱えて。あなたの辛さを私はわからない。ただあなたが辛さを抱えて生きていることをわかる。突然、風景が変わった。愛が降ってきた。忘れられなくても乗り越えられなくても笑う日は来る。
って二日ほどぐずぐずと書きなおしてたら、ダッシュボードにこんなの流れてきた。
“父の人生の最期が悲しいものだったからって父の人生全部が悲惨だったわけじゃない。ほとんどは馬鹿で愉快な人生だったんだ。僕の知る限りは。”
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“希望はある。生きてりゃ。”
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2011-04-08 – Everything You’ve Ever Dreamedまいったなぁもぉ。これだからTumblrやめられない
