フレッシュマン

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昨日の夜、友人に本を貸した。以前、バイト中におすすめの本はないかと聞かれ、薬丸岳の友罪を薦めた。薦めた小説は、タイの一人旅に持っていったようで、プール付きのホテルで読んでいる写真を送ってくれた。彼は、私より3つか4つほど年上で、これまでに何度か年齢を聞いたことがあるのだけれどいつも忘れしまう。家の前に着いたという連絡をうけて、玄関から小説を二冊抱えて出る。そういえば、私の部屋に薬丸岳の友罪というミステリー小説が二冊ある。全く同じ本が。既に読んだことを忘れて年始に二冊目を買ってしまったみたいだ。一昨日本棚を整頓していて気づいた。それなら、薦めるのではなく、あげてしまえばよかったが、もう気づいたときには彼も同じ小説を買っていたから、貰ってくれる人はいないだろうか。と考えている。バイトを卒業し、この春から就職で、働き出して2週間ほど経ったようだ。最近の仕事の話や青い髪の毛の彼女の話をひとしきり聞いて、また読み終わったら返すねと決め、帰って行った。仕事の話を聞いていて思った。社会に出たら、仕事以外のことを大切にしよう。仕事とお金の関係について喫茶店で話した友人がいる。彼女は、美味しいカレー屋さんを営む夫がいて、カレーと美味しい珈琲を提供するだけの人生が欲しいと言った。家は別に大きくなくて良くて、狭くても、横にはとても好きだと思える人がいて、好きな家具に囲まれて過ごしたいと言った。確かに、私から見て彼女にはそんな未来が見える。毎日が、薄っぺらい言葉だけど、ただ楽しいと言える生活について彼女と私で話をした。彼女はカレー屋さんが良いらしいけど、私はなんだろう。タコス屋さんがいいかななんて思います。セットのドリンクは、珈琲でも良いけど、チャイでも良いかな。

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