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学生の時に好きだった同級生のヌードを撮った
lpop:
先日写真展の会期中に好きだった元同級生から連絡があって会う事になった。 学生の時に1~2回食事に誘ったけど断られて、まあ美人で可愛いから引く手数多なんだろ、と諦めていたのに。
突然の事だったので用事が何なのか予想がつかずもやもやしたまま昼食を一緒にとった。
ただこちらは去年離婚して自暴自棄がいつもかよって位に酷い心境の毎日で今や人を好きになれる様な状況じゃなかった。 そんなお互いの近況を話し終わった辺りで「お願いがあるんだ、私のヌードを撮って欲しいの」と言われた。
??あーなんだこれ??と一瞬分からなくなって、でも決心した事を大事そうに口にした様子の彼女を前にして、こういう時はしっかりしなきゃと思って、「わかった撮るよ」と返事した。
なんで撮って欲しいのかと尋ねると、自分という存在と向き合う事や年齢による身体の衰えなどを真剣に考えた結果で、今の自分を残しておきたいという事だった。
わりと重要な役目きたなと思った。今まで美術とか写真とか自分なりに頑張ってきた成果をこの人の為に発揮したいと思った。自分以外の人を喜ばせたいと思って力を出そうと思ったのは初めてだと思う。テスト撮影と本番の日にちを決めた。
女性のヌードを撮るのは初めてではないが人間の裸というのは威力のあるものだから本番の前に慣れておかないと絶対に失敗する。それでテストでも脱いでもらう事にした。
テストではお互いに緊張してしまい会話も少なく表情もこわばったカットが多かったが、何とか終えて近所で飯食ってばいばいした。本番ではうまく撮れるだろうか。心配ばかりして日がどんどん過ぎて行き焦燥感が極まった辺りで、とにかく楽しんで撮ろうと、この人に喜んでもらうのが第一優先でおれの心配などしている場合ではないと思い至り本番の日を迎えた。不思議とテストの時よりもお互いリラックスしていた。屈託ない笑顔でさらりと服を脱いでレンズに微笑みかけた彼女は昔のままとてもかわいくてきれいだった。ただそれは俺個人に向けられたものでは無く記録の為の笑顔だと理解はしているが勘違いしそうになった。撮影は終始賑やかに穏やかに進みお互いに納得のいく写真が何枚も撮れて無事終えた。写真の印刷も終えラッピングも思いつく中で最高の物にして発送した。受け取った彼女からのメッセージはラッピングがとてもよくわかってくれてる!よい記録になったという喜びと撮影中の俺の眼が素敵だったという事などが書いてあった。
結局何が何をしたのかさっぱりわからず、終わってみて茫漠としてしまったが、大事な仕事を一つやり遂げたという事だろうと思った。
lukamuller via instagram
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By Robert Mapplethorpe, 1982.
By Robert Mapplethorpe, 1982.
Photo


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Hoisting the enormous golden face of the Tower of the Sun on it’s place. Early 1970, Osaka. Around…
Hoisting the enormous golden face of the Tower of the Sun on it’s place. Early 1970, Osaka. Around the same time, the ‘space frame’ was constructed around it.










