あんだけ奮闘してnoteに記事書いてみた翌日にTumblrが恋しくなって戻ってくる女、それが私。

myxxx19:

あんだけ奮闘してnoteに記事書いてみた翌日にTumblrが恋しくなって戻ってくる女、それが私。

4月、転職した。以前の職場、コロナでだいぶ傾いているのが分かってきていたので、とにかくバンバン面接を入れまくり、2月中には転職活動を終了させた。ほとんどがオンラインだったので、思っていたよりもスムーズに決まったような気がする。最終以外の対面ってほんとうに時間と交通費の無駄だったんだな。コロナ明けてもオンラインの方が絶対いい、こちら側にはメリットしかない。まぁそんなことはどうでもよくて。私以外にも今後を危惧して辞めることになっていた先輩が2人いて、3月は有休消化でごちゃごちゃになったシフトの擦り合わせをしたり、お互い目の前で色紙のメッセージを書き合ったりするという特殊な日々を過ごした。

最後の日は、花束のかたちをしたアイシングクッキーとオーガニックコスメの詰め合わせ、皆の写真や私の好きな俳優や漫画のキャラ(これは見た瞬間涙が引っ込むくらい面白かった)がたくさん貼ってある大きな色紙をいただいた。備品のティッシュが空になるくらい、皆でたくさん泣いた。今後ほとんど来なくなるであろう渋谷を目に焼き付けてから乗り込んだ電車に揺られながらも少し泣いた。辞めたくて辞めたわけではなかったし、コロナがなかったらまだまだ続けていたかった。最終出勤から数日は、身体の一部がすぽっとなくなってしまったような感覚に陥るほどに、私はあの場所が、あの場所にいる人たちが大好きだった。でも自分で選んだ退職だ。判断は正しかったと思いたい。だから頑張っている、いま。相変わらず中央線混んでるけど、研修だらけでへろへろだけど、このあいだ会社でコロナ陽性者出たけど、頑張っている。次に会うとき、私は元気でしたよ!と笑顔で言えるように。

この世に生きたすべての人の、言語化も記録もされない、本人すら忘れてしまっているような些細な記憶。そういうものが、その人の退場とともに失われてしまうということが、私には苦しくて仕方がない。どこかの誰かがさ…

yamatake0928:

この世に生きたすべての人の、言語化も記録もされない、本人すら忘れてしまっているような些細な記憶。そういうものが、その人の退場とともに失われてしまうということが、私には苦しくて仕方がない。どこかの誰かがさっき食べたフライドポテトが美味しかったことも、道端で見た花をきれいだと思ったことも、ぜんぶ宇宙のどこかに保存されていてほしい。

「死ぬまでに行きたい海」

岸本佐知子著