“日本でだけハロウィンがいい大人が騒ぐ祭りみたいになっちゃったの、ちらほら指摘してる人がいるけど都市部に「地縁関係なく大人がああいう風に気軽に参加して騒いで楽しめるイベント(=祭り)」がないのと、オタク層以外の「潜在コスプレ願望層」に刺さった、この2つが原因だと思う。 コスプレって楽しいんですよ。特に若い人だとまだルックスもいいから結婚式や会社の余興とかに気合入れる人種多いじゃないですか。でも日本はコスプレ=オタク層のもので、そうでないリア充のための「カジュアルなコスプレの場」がない。ディズニーハロウィンももはやディープなオタのためのものでDオタ、自作や海外輸入とか当たり前で乗り込むから「ドンキでコス調達しちゃった♪」みたいなノリでもはや参加できるものではないし。 週末会社帰りに渋谷行こうよ、衣装Amazonでポチれば間に合うんじゃね? そんな圧倒的一般人のノリでも楽しめる「祭り」が渋谷のハロウィンだったんだと思う。 ちなみに私は幼児の親となり、今年人生で初めて「正しいハロウィン」を経験した気がします。
(地元のイベントでトリックオアトリート言いながらお店回って歩いた) あと、息子に仮装させて歩いてしみじみと思ったんだけど。これはコミケ勢とかは既知のことなんだけど、仮装(コスプレ)ってコミュニケーションの形を圧倒的に変える。格好1つで知らない人とガンガン喋れるようになる。「渋谷に集まる人達が求めているもの」を紐解くと結局これじゃないかと思う。 だから「ウェイ層が飲んで暴れるために集まるんだろ」くらいの解像度で渋谷の件を見るの、いろいろもったいないなと思う次第。”