“ぼくは、たとえインスタント・ラーメンであっても、龍の模様なんかがついた中華丼で食べたいし、一本五百円の安ワインでも、コップではなくて、ワイングラスで飲みたいと思う。そういう風にして、食べたり、飲んだりした方がおいしい、というのは一つの大切な真実ではないだろうか。合理的な考え方からすれば、容器によって味が変わるはずもないのだから、おいしい、と思うぼくは幻影を食べたり飲んだりしているのかも知れない。しかし、そうした幻影を一つ一つ否定していったら、ぼくたちの生活に何が残るだろう。”
?
渡辺武信「収納」『住まい方の思想』中公新書 (via poroporoaomushi)
「最後の一文に向かってすべてが流れ込んでいく方式」みたいな文章。いい。
(via toukubo)
nozacs: “ペットショップで、大きな鳥が突然「俺はペットじゃない!」って喋りだして通りかかったお婆さんが「あらそうなの」って返事しててシュールだった” ? シュール – 続・妄想的日常…
“ペットショップで、大きな鳥が突然「俺はペットじゃない!」って喋りだして通りかかったお婆さんが「あらそうなの」って返事しててシュールだった”
? シュール – 続・妄想的日常 (via darylfranz)
eldstorm: “■妹と私 ■妹にまつわることを思い付くまま箇条書きしてみる。 ■妹は15才年下。…
“■妹と私 ■妹にまつわることを思い付くまま箇条書きしてみる。 ■妹は15才年下。 ■妹ができたことはうれしかったけど、40代で子供をつくった両親の「頑張り」が、当時は何とも気恥ずかしかった。 ■私は大学進学と同時に一人暮らしを始めたので、妹と一緒に暮らしてたのは4年足らず。 ■私が実家を出た時、妹はまだ3才。 ■妹の赤ちゃん時代の可愛さは異常。なんだあれは。毎日、学校から帰ってくると、とてつもなく可愛い存在が家で待ってた。あの日々!奇跡! ■おかげで私は反抗期というものを経てない。妹をかわいがっているうちにその時期をみすみす逃してしまった。くやしい。父親に悪態をついたりしてみたかった。 ■上京してからは、妹と会うのはお盆と年末年始だけになった。会う度に彼女の成長ぶりに驚かされた。 ■妹が小6の時、母から電話で苦笑まじりに言われた。 ■「あの子、あんたのせいで大変よ。変なものにかぶれちゃって。大丈夫かしら、今からあんなにマニアックになって….」 ■実家では妹が私の部屋を受け継いでた。部屋には私の本やCDやDVDが大量にあった。妹はそれらにひたすら耽溺していたようだ。 ■実際は少しもマニアックではないんだけど、母にはそう見えたんだろう。まあ、なんと言っても私と妹は年齢差が15もあるのだ。母の心配もわからなくはない。 ■中1になると、すでに妹はかなり仕上がってた。好きなバンドはジザメリ、グレイプバイン。好きな作家は倉橋由美子、多和田葉子。好きな映画監督はクロード・シャブロル、ウディ・アレン。 ■大丈夫か、妹よ。クラスのみんなと話は合うのか? 友達はいるのか? ■当時、実家に帰ると、妹はとりつかれたように本や映画や音楽の話をしてきた。もはや私より詳しくなってた。子供の吸収力、おそるべし。 ■中3に進級してすぐ、妹に危機が訪れた。不登校になってしまったのだ。またしても電話で母から伝えられた。理由は母にもわからなかった。 ■結局、妹は1学期、最初の数日しか登校しなかった。そのまま夏休みに突入。 ■ついでにいうと、当時は私もピンチだった。ろくに先のことも考えず、勢いで会社を辞めてしまったのだ。 ■私は30才になろうとしてた。ちょうど妹の倍だ。倍なのに、やってることはそう変わらない。反省。 ■無職&不登校。最低な姉妹の誕生。とりあえず何か記念が欲しいと思った。 ■不登校真っ盛りの妹をサマソニに誘ってみた。出演者のラインナップがかなり私好みだった。そして私好みということは、妹にとってもストライクなはず。 ■案の定、妹は私の誘いに飛びつき、前日に上京。私のアパートに宿泊。 ■夜、私は妹と布団を並べて寝た。ついこないだまで赤ちゃんだったのに、もうあまり背丈が変わらない! ■お互いに心細い身の上だった。姉は無職で、半年先の家賃も危うい。妹は中3という大事な時期に不登校。泣ける….。 ■にもかかわらず、2人でサマソニ!そのボンクラ加減がなんか笑えた。 何とかなるんじゃね?という謎の開き直り。 ■妹はフェスどころかライブ自体が初めてだった。しかも、いちばん好きなジザメリが出るのだ! ■当日、お昼前に会場入り。妹は、はしゃぐのを通り越して、なんだかずっと茫然としてた。「大丈夫、疲れた?」と聞くと、「全然平気、なんか楽しすぎて….」と夢遊病者のようにつぶやく妹。最高!連れてきた甲斐ありまくり! ■妹はジザメリが出てきた瞬間に泣き出し、ライブ中もずっと泣いて、帰りは放心状態だった。「人生でいちばん楽しかった」というので「大げさ!」とつっこんだ。 ■とりあえず、15才の妹に何か特別な経験が刻まれたのを、姉はしっかりと見届けた! ■妹はそれから2日間、私の家に滞在した。一緒にとしまえんプールに行ったりした。 ■妹は大いに楽しんで帰郷。そういえば、不登校の話とか、姉としてのアドバイスとか、一切しなかった。そもそも学校の話をしなかった。でも楽しんでたし、まあいいかとむりやり納得。 ■2学期、妹が学校に通い出した!母が電話で泣きながら喜んでた。 ■私もどうにか転職に成功。そこで今の夫と出会う。ちなみに妹は私の夫をふざけてカスガさんと呼ぶ。オードリーの春日に似てるからとのこと。夫は本気で嫌がってる。 ■妹が大学に受かって上京。同じ年の夏に私が娘を出産。 ■娘かわいい! ■でも、今度は自分が母親。可愛いだけじゃ済まなかった。めちゃくちゃ大変な日々だった。 ■妹が赤ちゃんだった時、もっと色々と家の事を手伝うべきだったと本気で反省。 ■娘が4才になる頃まで、妹がまめにうちに来て育児の手伝いをしてくれてた。本当に助かった。感謝してもしきれない。 ■そんな妹が、来月、結婚するんです!”
Photo
takashiyasui: Tokyo station
Tokyo station
highlandvalley:彼氏の車が◯◯でした。死にたいくらい恥ずかしくて惨めな思いのデートでした。https://moto-…
彼氏の車が◯◯でした。死にたいくらい恥ずかしくて惨めな思いのデートでした。
https://moto-neta.com/net/karesinokurumaga/
takashiyasui: Everyday life in Tokyo
Everyday life in Tokyo