ストロース大先生の悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)。まるでピンチョンの小説みたいです。ル・クレジオの悪魔祓い (岩波文庫)、ドアノーの不完全なレンズで―回想と肖像など、最近読んだフランスの作家たちの文章はどれもまるで詩のよう。レダのパリの廃墟などもそうだけど、堀江敏幸の翻訳が素敵です。
仲正昌樹の解説本はどれもすばらしいけれど、今回のヴァルター・ベンヤミン――「危機」の時代の思想家を読むも同様。これは購入してじっくり読まないとね。
タツラーとしては養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)は巻末の対談が短くて残念。通勤時に読み終わってしまったので、14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)を買って読む。ふむふむ、勉強になります。
基礎から始める 渓流釣り入門 (つり情報BOOKS)。これを眺めながら奥多摩へ夢を馳せる。まずは上州屋に行かないと。