Asakusa

雨降りの週末。子どもたちもサッカーの試合が中止となって、めずらしく父と子がともに過ごせる休日に。
一緒に観たい映画もなく、かといってゲーセンも空気が悪くて落ち着かないし、といろいろ考えた末、浅草に行くことにした。嵐山光三郎の道楽人生 東奔西走を読んで、国立の朝顔市に下駄を履いて行ってみたいとなんとなく思っていたのと、古くからの友人の奥さんの実家が浅草で履物店だったこともある。せっかく購入するのであれば、浅草 辻屋本店と決めていた。ついでに花やしきもあるし。ということで、子どもたちには、日本で現存最古の遊園地、くらいの予備知識だけ与えておいて出かけた。盛り上げても実際のセットアップとのギャップがあるはずなので。

軽く流すつもりの花やしき、雨で空いていたこともあり、子どもたちはけっこう盛り上がって、こちらは腹が空いてそろそろ退却と思っていたのに、まだまだ物足りないとの弁。そこを再入場の印を手首に押してもらって、なんとか抜け出した。

飲み屋には困らないエリアではあるが、週末の書き入れ時でもあるせいか、子供連れと分かると、あからさまに嫌な顔を見せて、予約で一杯だからと断られたりしながら、テキトーな店に転がり込んで、渇きを癒し、腹を満たすと、辻屋さんへ一目散。スタンダードな下駄を選んで、好みの鼻緒を挿げてもらう。職人さんは思ったより若くて、途中でトイレを借りたりしながら出来上がりを待つ。

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手仕事

んで、アンジェラスでお土産買って、銀座線から井の頭線、中央線と乗り継いで帰宅。贅沢な週末でした。