夜勤明けの帰り道。雨なので電車。神田駅前のいずみ書店にて「暮らしの手帖」秋 36号と「考える人」秋号を購入。青山真治の「サッド・バケーションヴァケイション」を読むつもりが、けっきょく最後まで堀江敏幸のフランス人作家取材記事に没入してしまった。青山の本はすぐ読み終わりそうだったので、いちおう「バスクとわたし」という薄い本もカバンに入れてたのに。それにしても獅子文六の「娘と私」は本当に良かった。こんなにひとつのテーマで長いエッセイ(小説なのか?)なのに、子を持つ男親必読ではなかろうか。わたしの2008年に読んだ本ベスト5に「巨匠とマルガリータ」とともにランクイン。