no ride

rey

7月に入って梅雨らしい天気が続いて、自転車通勤から遠ざかっている。ただ夜勤の場合、電車通勤はラッシュ時と重ならないのが救い。やはり電車は速い。最近、武蔵小金井駅下りホームが高架化されて、初めて降り立った。ちょっと町の印象が変わって見えた。視点の高さが変わっただけで、なんとなくグレードアップした感じになるのは不思議。

職場の最寄り駅、JR神田駅の改札そばにある「いずみ書店」は、帰り道につい寄って立ち読みしてしまう昔ながらの本屋さんなのだが、きょうは駅からはちょっと離れた場所に「Book 1st」を発見。ちょっと覗いてみようと足を踏み入れたら、結構大きな店舗で「いずみ」が霞む品揃え。

残念ながら立ち読みしようと思っていた「河口慧海日記 ヒマラヤ・チベットの旅」は在庫切れだったけれど、「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」を衝動買いする。ただ帰りの電車は松浦寿輝「半島」。普段書いているこむずかしい評論や、この本のこじゃれた装丁のわりに、イージーなストーリー展開が、夜勤明けの朦朧とした頭にはちょうど良い。エンデの「自由の牢獄」を読んだあとだからそんな印象を受けるのかな。

午後、長男の歯科医院付き添いの帰り道にスクラッチ宝くじとロト6を買う。ロト6はいつもインターネットなどで当選番号を調べて、一瞬でハズレと分かるのが味気ないなあと思っていたので、今日は長男と一緒に公式サイトで配信されている抽選の模様を動画で見た。初めてだったせいもあるが、意外に面白い。透明なプラスチックでできた特別な抽選マシーンの中を43個のボールがぐるぐる回って、ひとつずつ取り出し口に押し出されて来たのを女性がいちいち取り上げて数字を読み上げる。なんだかビンゴ大会みたいだ。結局、すべてハズレだったが、いつもよりは少し楽しめた。

宝くじドリームステーション

newly-hatched

egg

いま子どもの頭の中ではゴダイゴのガンダーラがずっと回っているみたい。次男は幼稚園のみんなの前で歌ったらしい。先生が驚いて、わたしに語っていたのが印象的。写真は水に漬けておくと、中から殻を破って恐竜が出てくるおもちゃ。