アリのDVD鑑賞。64年のリストン戦、74年フォアマン、75年フレイジャーと3大タイトルマッチが収録されている。残念ながら現在日本発売はなし、しかたなくアマゾンUSでリージョン1を注文。ニュージャージーのレバノンからあっという間に届いた。送料込みで30ドル足らず。
試合前のセレモニーから、試合後のアリのコメントまで完全収録されていて、むしろその部分のほうが実際の試合より面白かったりする。64年のリストン戦の後、大混乱のインタビュー中には、観戦に訪れていたサム・クックまで登場している。
それにしても、ライセンス関係で縛りが多いのか、こういう素晴らしい記録が広く出回ってないのは本当にもったいない。アリの伝記は何種類か日本語版が出回っているので、あわせて読むと最高。おまけで入っているアリのキャリアをダイジェストで紹介するドキュメンタリーは貴重な映像も満載で必見でしょう。
キンシャサのマッチを中心にまとめた「When We Were Kings」も素晴らしいけど、60年代のアリは別格だと思った。